2012/07/15
香港マカオ旅行2日目の朝。
朝の飲茶を求めて、ホテルから少し歩いたところのバス停(治安警察局/CPSP)から南方向へ向かう3番バスに乗車。
外は暑いので、できるだけバス移動です。
マカオの3番バスは、フェリーターミナル~セナド広場~クワンザップを結ぶ、多頻度運行の幹線バスですので要チェックです。
「新馬路」で下車。
セナド広場近くの福隆新街にやってきました。
以前に訪れた「沸笑楼」の近くです。
お目当てはこちら「陶陶居海鮮酒家」の飲茶。
しかしながら、お店の前には人々がたむろしており、入店待ちが必要な様子。
観光地に近いので、観光客がたくさんいるわけですね。
なにやら整理券っぽいものを持って待つ必要があるような雰囲気でした。
うー、なんかメンドクサイ。
というわけで、Bプランに変更。
2番バスに乗って、水坑尾街へ移動します。
マカオパスの残額が少なくなってきたので、セブンイレブンで充値しました。
マカオパス見せて、リチャージ・プリーズで、分かってもらえました。
北のほうへ向かって少し歩いたところに、目的地「名門居海鮮食府」を発見。
店内は結構広く、地元のお客さんでほどよく賑わっています。
店員さんが奥のほうに少しだけいましたが、私に気づいてくれないので、勝手に空き席に着席。
小奇麗な感じですので、入りやすいです。
メニューを見ていると、店員のじいさんが登場。
私 「ハロー」
おじ 「げいわい?(何人?)」
私 「1・・・」
もう着席してるし、どうみても激しく1名なんですけど・・・
おじ 「やむめいちゃー?(何茶にしますか?)」
私 「さ、サウメイ」
おじ (うなずいて退却)
このあたりの広東語のやりとりも、なんとかスムーズにできるようになってきました。
まずはサウメイ茶登場。
すっきりして、ほんのり甘い、紅茶のような味わいです。
ホント、落ち着くわ~。
さて、ここの飲茶はオーダーシート形式です。(クリックで拡大)
よくよく見ると、修正液であちこち消してあります。
一度使ったオーダーシートを再利用しているんでしょうかね。
なんてケチエコなんでしょう、
で、オーダーシートに食べたいものをチェックして、お店の人に渡します。
ゆっくりとテレビを見ながら、料理が来るのを持ちます。
香港のテレビ局で、朝から日本のテレビドラマをやっていました。
皮蛋砕肉粥 20MOP 登場。
う、うまい・・・。
下のほうに、ピータンとか、砕いたお肉がたっぷりと入っています。
ほどよくダシが効いていて、どんどん食べられます。
お粥をすすっていると、嵐の二宮君に似た茶髪の若者の店員が話しかけてきました、
若者 「#%$&?」
私 「??? ソーリー、イングリッシュ・プリーズ」
若者 「Where are you from ?」
私 「フロム・ジャパーン」
若者 「ア~、日本ノカタデスカ」
私 「!!!」
これはビックリでした。
英語すらほとんど通用しない地元系のお店で、まさかニホンゴを話す若者に遭遇するとは!
若者 「ワタシハ ライネン 日本ニ留学スルコトニナッテイマス」
私 「日本語、お上手ですね!」
若者 「イエイエ、トンデモナイデス。何カアリマシタラ、遠慮ナク、オッシャッテクダサイ」
発音はたどたどしいものの、助詞・助動詞が正しく使われているので、学校できちんと勉強した日本語なんでしょう。。
中国や韓国が台頭する昨今において、まだ日本をめざしてくれる若者がいることに少し感動してしまいました。
お次は、菜肉煎餃子 15MOP
やや大ぶりの餃子です。
ちょっと薄味で物足りない感じです。
雪菜小龍包 17MOP
これは、アツアツでおいしいです。
中のお出汁がサッパリとしていながら、味わい深いです。
一皿あたりの個数が少ないので、いろいろ食べられます。
蟹子燒賣皇 15MOP
プリプリの蟹シュウマイがやってきました。
これもおいしいです。
4個なので、これも一人でも余裕で完食可能。
醤油が欲しくなってきたので、さっきのニホンゴが分かる若者に持ってきてもらいました。
これで、さっきの薄味の餃子もおいしく食べられました。
お会計のときに、さっきの若者をつかまえて少々雑談。
私 「来年のいつから日本に行くんですか?」
若者 「来年ノ4月カラデス。日本ノ学校ハ9月ジャナクテ、4月カラデスカラネ」
私 「日本のどこに留学するんですか?」
若者 「埼玉ノ大学デス。関西弁ハ苦手デス。」
私 (笑)
お会計は、お茶代など占めて75MOP。
これだけ色々食べて、安っ!
来年の3月までは、日本語が通用する若者がいるし、お安くおいしい飲茶がいただけるのでオススメのお店です。