2021/11
大分旅3日目最終日の午後。
大分駅から特急列車と路線バスを乗り継いで、豊前国一の宮・宇佐神宮にやってきました。
橋を渡って境内へと進みます。
まるで伊勢神宮のような造りです。
寄藻川(よりもがわ)を渡っていきます。
日常の世界から神聖な世界へ。
伊勢神宮でいうところの五十鈴川のような趣です。
境内はメチャクチャ広いです。
参道脇の樹木が紅葉していて綺麗でした。
宇佐神宮のご祭神は八幡大神さま(応神天皇)。
全国に4万社以上ある「八幡宮」の総本宮です。
昨日訪問した大分の「柞原(ゆすはら)八幡宮」も、この宇佐神宮から分社したものなのだそうな。
3棟あるご本殿は国宝に指定されています。
そんな御由緒の宇佐神宮なので・・・。
鳥居も大きくて立派です。
この日は人はそんなに多くはなく、静かで落ち着いた雰囲気。
まっずぐな砂利道を直進。
境内はかなり広いので、ご本殿までは結構歩きます。
特急列車の車内で頂いた牛肉弁当のエネルギーを振り絞って歩行。
参道の左側には・・・。
美しく手入れが行き届いた池や庭園があり。
風光明媚な場所があちらこちらにあります。
当時(2021年11月)は手水舎は閉鎖されており・・・。
こんなような流水式の臨時手水所が設けられていました。
コロナが落ち着いた今は元に戻ったのだろうか。
宇佐神宮の境内図を発見(クリックで拡大できる予定)
地図下の橋からまっずぐ上に10分ほど歩いてきたところです。
いよいよこれから、地図上の「下宮」と「上宮」へと向かいます。
その前に・・・。
先に御朱印を頂いておきました。
境内が広く、またここに戻ってくるのがタイヘンそうなので。
先に進むと、左右に2つの鳥居があり。
左に進むと上宮、右に進むと下宮に行けます。
まずは右の下宮へ。
こちらが下宮の拝殿。
ご本殿は拝殿の裏手にあるので、ここからは見えません。
ご本殿は3つあるので、礼拝する場所も3か所あります。
はやくコロナが落ち着きますように、パンパン(2011/11当時)。
では先に進みます。
先ほどの左側の鳥居方面へ。
深い森の中を進んでいきます。
上宮は小高い山の上にあるため・・・。
石段を上ってきます。
が、そんなに段数はありません。
上宮の入口の鳥居に到着。
要所要所に立派な鳥居がありますねえ。
チラホラと紅葉していて美しいです。
上宮に至る門(西大門)は工事中でした。
老朽化により、将来的には倒壊する恐れありとのことで、緊急の修復作業が行われているとのこと。
無事に修復されますことをお祈りいたします。
西大門を抜けると・・・。
いよいよクライマックスの上宮のお社が見えてきました。
だんだんと参拝客の姿も増えて参りました。
ようやく上宮の拝殿に到着。
威厳が感じられる朱色の立派な拝殿。
こちらも礼拝するところが3か所あります。
さすがにこの一帯は人が多かったです。
下宮も同様でしたが「2拝4拍手1拝」でお祈りを捧げます。
はやくコロナが落ち着きますように、パンパンパンパン。
無事にメインイベントの上宮の参拝を終えた後は、広大な境内をウロウロ。
お?
夫婦石?
パワーストーンマニヤには気になる立札を発見。
どれどれ?
こちらがその「夫婦石」。
この石畳に埋め込まれた2つの大きな三角形の石が「夫婦石」とのこと。
「一人の方は両足で、カップルの方は手をつないで一緒に踏むと幸せになれる」と言われているのだそうな。
両足でしっかりと踏まさせて頂きました。
境内には色々なお末社・お摂社があり。
境内が広すぎて、かなり疲れてきましたが。
はあはあ。
またもや風光明媚な池(菱形池)を発見。
水面が鏡のように反射して美しいです。
この湖を左に見ながら道を進むと・・・。
「御霊水」があり。
八幡大神さまのご顕現の聖地なのだそうな。
具体的にどんなことがあったのかはよく分かりませんが、昔ここで凄い事があったようです(漠然)。
鳥居の先には井戸のようなものが3か所あり。
蓋を開けるとご聖水が溜まっていました。
近くには「ひしゃく」や「ろうと」があり、ご霊水のお持ち帰りが出来るようです。
しかしながら、水質は飲用の基準を満たしていないとのことですのでご注意ください。
さらに境内をウロウロ。
境内の庭園は手入れが行き届いていて、非常に美しかったです。
心が洗われます。
こちらは県指定の有形文化財「呉橋」。
宇佐神宮境内に通じる別の出入口になります。
境内は一通り見て回ったので、ここから神社の外へ出ました。
宇佐神宮周辺のお店をウロウロ。
人は少ないものの、営業しているお店が結構あり。
コロナが終われば、きっともっと多くの参拝客で賑わうことでしょう。
というわけで。
別の宇佐神宮の入口に戻って参りました。
立派な神社で非常に見ごたえがありました。
これで大分県内の3か所の一の宮巡りを完遂いたしました。
それにしても今日は一体何キロ歩いたのだろう・・・。
次の目的地に向かうべく、宇佐神宮仲見世を通ってバス停へ。
魅力的な売店や飲食店があり。
この時、急ににわか雨が降ってきたので、しばし雨宿り。
雨が止んで、駐車場の方を眺めると・・・。
虹だ!
クッキリとフルスペックの(?)虹が現れました。
二重になっている部分も見えて感動しました。
八幡の神様が私のために虹をかけてくれたのでしょうかねえ(自意識過剰)。
こういう神秘的な光景に遭遇すると、本当に神様が存在しているかのように感じてしまいます。
次回は、さらに大分県内をバス移動してウロウロするの編へと続く。