2020/08/04
海外の名物料理を自炊して、自宅に居ながらにして海外旅行気分に浸るシリーズ第9弾。
今回の見本はこちら。
↑は、シンガポール旅2020/01において、ラングーン・ロードの黄亞細肉骨茶餐室で頂いたバクテー(肉骨茶)です。
あのアツアツの漢方スープでホロホロになるまで煮込まれた豚の骨付き肉のお味を、自宅で再現してみたい。
そんな折・・・。
カルディコーヒーファーム様で「dfe バクテーの素」を発見。
原産国はシンガポールとのことで、購入してみました。
袋の裏の説明書きによると・・・。
これ一袋で「水800g、骨付き肉 800g」ものバクテーが作れるとのこと。
お1人様だと多いので、まずは半分の量だけ作ってみます。
(説明書では「1回で使い切って下さい」とのことですが・・・。)
骨付き肉は・・・。
お肉専門店にて、豚肉の骨付きバックリブを購入。
10本入りですが、半分の5本だけ使ってみます。
結論的には、食べられる部分が少なかった・・・。
そしてニンニク。
皮をむいて、ハサミでチョキチョキして、1センチ角ぐらいに切ってみました。
これによって、より短い時間でスープに溶け込ませることができます。
では、いつもの片手鍋に水400gを沸騰させて・・・。
お肉、ニンニク、バクテーの素(半分)を投入!
漢方の独特の香りが辺りにたちこめます。
すぐに大量のアクが出て来るので・・・。
アクを除去しながら、弱火で煮込みます。
ちょっと味見してみると、結構ピリリッと辛くていい感じでした。
だんだん水分が蒸発して水位が下がってくるので、適宜水を追加します。
アクを取り過ぎると、スープが薄くなってしまうのが悩ましかったです。
頑張って、1時間半ほど煮込みました。
ニンニクがトロトロに溶けていい感じのスープに。
仕上げに、塩少々と黒胡椒をたっぷりと振りかけました。
シンガポールで頂いたバクテーは、コショウの味が強めだった記憶があるので。
では、ご飯と一緒にいただきまーす。
お肉は、骨が多くて食べられるところが少なかった・・・。
シンガポールで頂いたバクテ-ほど味は染みてはいなかったものの、ほろほろに柔らかくて美味。
夢中で骨にむしゃぶりつきました。
1時間半煮込んで、まだこれぐらいということは、シンガポールのお店のバクテーは、一体どれだけ手間をかけているのだろうか・・・。
一方で、ニンニクと漢方スパイスが溶け込んだスープはメチャうま。
体がポカポカと温まります。
その効果なのか、夜中に汗びっしょりになって寝られませんでした(笑)。
漢方の独特な香りとコショウ風味のおかげで、シンガポール気分に浸ることができました。
次回はもっと食べられるお肉成分が多くなるように作ってみたいと思います。