2015/12/25
クリスマスの成田空港第2ターミナル・JALの出発カウンターにて。
JAL係員様 「申し訳ございません。本日のジャカルタ行きは出発が遅れることが決まっておりまして・・・」
私 「エ”ッ (汗)」
JAL係員様 「定刻10:55発のJL725便ですが、使用機材の不具合のため、16:50発に遅延の見込みでございます」
私 「あら～」
JAL係員様 「お乗り継ぎのご予定などありますか？」
私 「はい。ジャカルタで21:40発のでデンパサール(バリ島)行きのエアアジアに乗り継ぐ予定なんですが・・・」
JAL係員様 「ジャカルタには22:50ごろ着になりますね・・・」
私 「絶対に間に合いませんね・・・」
波乱の幕開けとなった、2015年12月のインドネシア旅。
今回はジャカルタ経由で暖かいバリ島に向かい、そこで年末を過ごそうという計画です。
本来ならジャカルタに16:55に到着し、21:40発のエアアジアのバリ島行きにラクラク乗り継げる予定だったのが、いきなり頓挫しました・・・。
こういうトラブルに遭遇するのは初なので、かなり動揺。
JALの係員様は、
「どうしてもお急ぎでしたら、ガルーダ航空のデン・パサール行きで直行する手もありますが、他社便で振替はできませんので、通常運賃でのお支払いになってしまいます」
など、色々と代案を提案してくれました。
まあ、ただのお気楽な観光なんで、そこまでしなくてもいいんですけど・・・。
まずはベンチに座って、落ち着いて考えよう。
幸いにも「16:50発」と遅延予定時刻が決まっているので、代わりの計画を立てることができます。
「いつ出発できるか分かりません」よりはマシな状況。
持参してきたノートPCを空港の無料Wi-Fiに接続して・・・
- エアアジアのジャカルタ発バリ島行きを翌日の朝発の便に変更
- バリ島のホテルに到着が翌日に遅れる旨を連絡
- ジャカルタ空港付近のお安いホテルをエクスペディアで予約
の3つの手続きを済ませました。
スマホでこれらの手続きをするのはタイヘンなので、PCを持ってきていて良かった・・・。
1.は、エアアジアの予約サイトで変更できましたが、搭乗前日購入のお高いチケットになるため、差額の約1万円をクレジットカードで決済する必要がありました。
このWeb決済システムがイマイチ。
何度トライしても、エラー画面になってしまいます。
しゃあないので、予備で持ってきていた三井住友銀行発行のVISAカードで支払いしてみたら、なぜか決済成功。
これだけで1時間ほどかかりました・・・。
LCCはこういう不測の事態の時に色々タイヘンです。
2.は、一応ホテルに電話はしてみたものの、初日の宿泊費は戻らないよ、とのつれない返事。
いろいろ反論してみたかったけど、当方英語がプアなので、それもできず。
ああ、初日のホテル宿泊費約1万5000円が・・・。
3.は、特に何もないジャカルタ空港で一夜を過ごすのは、危ない＆疲れるので、空港近くのテキトーなホテルを探しました。
エクスペディアで検索して、安心と信頼のアコーホテル・グループの「イビス・バジェット・ジャカルタエアポート」に決定。
宿泊費の総額約5000円をカードで決済します。
一通り手続きを終えて、ほっと一息。
初日ホテル代1万5000円と、エアアジアの追加料金1万円の合計2万5000円を喪失。
ツイてないな～。
エアアジアのチケットはJALとは別に購入しているので、JALの責任の範囲外なわけです。
あと、JAL Global Clubの付帯保険にも、搭乗便の遅延に伴う損失の補てんについては特に記載なしでした。
もちろんカウンターでゴネれば補てんしてくれる可能性もアリですが、そういうのはあまり好きではないので・・・。
初手からかなり心が折れましたが、気を取り直して旅行を開始することにします。
JALのカウンターには、私と同様にお困りになっている乗客の方が数名。
旅行ならまだしも、仕事などで遅れるわけにいかない方々はタイヘンな思いをされたことでしょう。
改めてJALのカウンターに向かい、JL725便のチェックイン手続きを行います。
するとなんと、何故かビジネスクラスに温情（？）アップグレードして頂きました。
JL725便は、最新機材のJAL SKY SUITE 777。
あのフルフラットになる最新ビジネスクラスに搭乗出来るとは、ありがたいです。
JAL様に感謝・・・。
出発までまだあと6時間ぐらいありますが、このまま旅行は続行可能なので出国！
サクララウンジでお昼ごはんをガツガツ食べて、昼飯代を浮かせよう。
というわけで、次回は成田空港第2ターミナル・ラウンジざんまいの編。