2015/05/06
インドネシア旅7日目・最終日の午後4時半ごろ。
ジャカルタから、無事に成田空港に戻って参りました。
で、今回の注目はこちら。
「成田空港第3ターミナル」。
LCC専用のターミナルビルとして、2015年4月に開館したばかりの新しい施設です。
特に今回、用があるわけではありませんが、まだ見に行ったことが無かったので、ついでにじっくりと偵察させて頂くことに。
第3ターミナルへは、第2ターミナル(JALなどワンワールド陣営が主)から徒歩で行けます。
鉄道駅はありません。
結構距離があるので、空港内の循環バスに乗っていくという手もあります。
今回は、第2ターミナルから歩いていくことにします。
陸上のトラックみたいなのが地面に描かれていて、これに従って歩いていけばよいので分かりやすいです。
第2ターミナルの端っこからは、残り490メートル。
インドネシア旅のスーツケースを引っ張りながらなので、結構長く感じます。
長~い通路は続く。
屋根があるので、雨の日も(吹き込まなければ)安心。
途中、横断歩道あり。
この部分は屋根がありません。
やっと半分。
まだまだ通路は続く。 ハアハア。
途中、休憩所があります。
ベンチに座って、ゆっくり飲み物でも・・・
などとやっている場合ではないので、先に進みます。
あと少し。
残りの距離が短くなっていくのにモチベーションを感じながら黙々と歩きましょう。
ついたどー。
エスカレータを登って・・・
また通路!?
この突き当りに建物の入口があります。
今度こそ着いたー
第2ターミナルからの歩行時間は10分少々でした。
第1~第3ターミナルの位置関係の説明図あり(クリックで拡大)
成田は羽田に比べるとかなり広いので、ターミナル間の移動がタイヘンです。
第3ターミナルの出国前エリアの案内図。(クリ拡)
第1、第2ターミナルに比べると、かなり狭いです。
扱っているのはLCCのみで、便数が少ないですからねえ。
(2015/05当時は、ジェットスタージャパン、春秋航空日本、バニラエア、チェジュエアの4社のみ)
今後は、もっと拡張していくことになるかもしれません。
で、第3ターミナル内部に突入。
ターミナル内も、陸上トラックが敷設されています。
天井の配管や配線が丸見えで、プレハブ小屋のような簡素な造りですが、出来たばかりなのでキレイです。
海外から戻って、格安航空会社(LCC)の国内線に乗り継ぐお客さんが多く見受けられます。
自分で荷物を運ぶのがメンドイですが、その分お安い、というわけです。
チェジュ航空のカウンター。
成田~ソウル仁川行きを1日2便運航中。
春秋航空日本は既に搭乗手続き終了の模様。
成田~武漢、成田~広島、成田~佐賀というマニヤックな路線を運航中(2016/03)
ジェットスターのカウンター。
ジェットスター航空(国際線/JQ)は、メルボルン・ケアンズ・ゴールドコースト便を運航。
ジェットスタージャパン(国内・近距離国際線/GK)は、マニラ・台北・香港の他、那覇・新千歳・関空・福岡・松山・鹿児島・高松・大分・熊本便を運航(2016/03)。
就航便数は4社の中で一番多く、1日35便以上。
お客さんも一番多いです。
こちらはバニラエアのカウンター。
国際線は、台北・高雄・香港。
国内線は、那覇、新千歳、奄美大島に就航中(2016/03)。
合計して1日15便程度で、2番目の規模です。
ターミナル内の店舗は・・・。
コンビニの他、旅行用品店、土産物屋、本屋などあり。
コンパクトな造りではありますが、品揃えは結構充実しています。
外貨両替もあり。
「モバイルWifiレンタル」の案内もあるところが、今風な感じです。
奥の方には・・・。
ターミナル3の開業を記念した看板がありました。
開業おめでとうございまする。
カバン・雑貨屋もあり。
出発前に家に忘れてきたものなどを揃えることが可能。
やがて陸上トラックが右にカーブして・・・。
右側には物販店。
左側にはフードコートが広がっています。
突き当りで、左右2手に分かれます。
左が国内線出発、右が国際線出発とのこと。
右側の国際線出発の保安エリア入口。
今回は飛行機に乗るわけではないので、ここからは先には進めません。
左側に広がるフードコートでゴハンにしよう。
1週間の間、ずっとインドネシア食だったので、日本食が恋しいです。
讃岐うどん屋や、リンガーハット、フレッシュネスバーガーなど。
日本を代表する魅力的なお店がいろいろです。
入居している飲食店は7店舗。
どのお店にしようか迷う・・・。
お寿司が食べたい。
海外から戻ってきた時は、やはり本物のお寿司に限るね。うん。
握り寿司の盛り合わせ1500円。
あーうまい。
日本のお寿司は落ち着くな~。
無事に日本に帰って来た感を実感します。
天井を見上げると・・・。
工事費用削減のため、ダクトやパイプが剥き出しの状態。
これはこれで、アートな感じがしてアリです。
テーブルの他にも、ゴロンと横になれそうなソファもあり。
このソファ、羽田にも置いてほしいなー。
壁には、コンセントあり。
深夜早朝になると、出発待ちのお客さんのスマホの充電に使われそうな予感。
到着口からは、荷物を持ったお客さんが次々と出てきます。
思った以上にたくさんの旅客が利用している様子。
一通り堪能したので、無料連絡バスで第2ターミナルに戻ります。
帰りも歩くのはダルいので、バスに乗りたし。
おおっと、バスが出発した後だったか・・・。
物々しい警備のゲートを開閉して、循環バスが出発していきました。
バス乗り場。
制限エリア内にあるため、周囲は激しく囲われています。
まるで牢屋のようです。
空調はなく「扇風機」が活躍中。
いかにも急ごしらえといった感じです。
無料循環バス到着。
制限エリア内に勝手に入っていく人がいないよう、各出入り口には警備員が配備されています。
この後、第2ターミナルから帰宅の途につきました。
というわけで、インドネシアから帰国後の成田空港第3ターミナルの見学記でした。
関西空港のLCCターミナルと同様、簡素な造りでありながら、必要な機能がコンパクトにまとまっている印象です。
出来たばかりの物珍しさもあって、旅行者の他にも見学に来ている人々の姿も目立ちました。
今後の発展が期待されます。