2017/12/29
一夜明けて、台南高雄旅3日目の朝がやって来ました。
朝7時ごろ。
朝ごはんを頂くべく、早起きして滞在ホテル「シャングリラ・ファーイースタンプラザホテル台南(楽天トラベル)」付近を散歩開始。
朝の台南は涼しくて清々しいです。
目的地は、某歩き方に掲載されているこちらの「勝利早點」なるお店。
成功大学の近くにある、ローカル感満載の朝食店なのだとか。
これは行ってみるしかない!
ホテルから東の方に向かってテクテクと歩いていくと・・・。
成功大学の正門っぽい雰囲気を醸し出している場所を通りがかりました。
朝早いせいか、通学する学生さんの姿はまだ見えず。
某ネット情報によると、この成功大学は、台湾大学(台北)、清華大学(新竹)、交通大学(新竹)に次ぐ、台湾で4番目の国立大学なのだとか。
日本でいうところの大阪大学ぐらい?
成功大学正門を通り過ぎて右に曲がった「勝利路」に、お目当ての「勝利早點」を見つけました。
ローカル感溢れる、大きな「勝利」の看板が目印です。
まずは、恐る恐るお店の入口に接近。
地元の人々がひっきりなしに訪れていて、かなりの繁盛ぶりです。
台南初心者には敷居が高いシチュエーションですが、是非ともここでローカル朝ごはんを食べてみたい!
(↑香港マニヤの意地)
地元の人々は、早口な中国語でオーダーして、お店の中で食べたりお持ち帰りしたり。
お店の外の棚にもパン類などが陳列されていて、そこから選んで買っていく人の姿もあり。
しばらく様子を見て、どうやってオーダーしようか作戦を考えます。
お店の前でマゴマゴしていると・・・。
お店のオバちゃんから、こんなようなオーダー用紙を手渡されました。
おお!
これなら日本人でも簡単にオーダーできそうです。
オバちゃんに謝謝。
ガイドブックのおすすめに従い「猪肉蛋餅」と「冰豆漿」にチェックを入れて、先にお会計を済ませます。
オバちゃん「%!”$&%$」
私「???」
オバちゃん「ワイダイ?ネイヨン?(外帯?内用?=持ち帰りか?ここで食べるか?)」
私「ネイヨン、でお願いします」
オバちゃん「すーしーうー(四十五=45NTD=約180円)」
私「OK」
てな具合で、なんとかお会計をクリアしました。
今改めてオーダー用紙をよーく見てみると、右の端っこのほうに「外帯 内用」欄があるのが分かります。
お店で食べる場合は「内用」にチェックを入れて「桌號」の下にテーブル番号を記入するのが、本来のオーダー方法と思われます。
お会計した後は、店内のテーブルへ。
朝練の前に、朝ごはんを買っていく台南一中の学生さんの姿を眺めながらお料理の到着を待ちます。
このローカル感がタマラン。
(*゚∀゚)=3
すぐに「猪肉蛋餅」と「冰豆漿」が到着。
「猪肉蛋餅」が35NTD, 「冰豆漿」が15NTDなので、単純合計では50NTDのはず。
でもお会計は何故か45NTDでした。
セットメニューでお安くなったのか、単なる計算間違いだったのかは謎・・・。
こちらが「猪肉蛋餅」。
「猪肉」は豚肉のこと。
「蛋」はタマゴで「餅」はケーキやパンのようなものの意味。
たっぷりキャベツ、マヨネーズと豚肉のあんが、クレープのような生地に包まれているという一品です。
やや冷えてはいたものの、お好み焼きのようなお味で美味。
大阪の道頓堀でも売ってそうな感じのB級グルメ感がとてもイイ感じです。
こちらが「冰豆漿」こと冷たい豆乳
お椀に入って出てきますが、ストローでいただきます。
大豆の豊かな香りがする甘めの豆乳に癒されます。
「蛋餅」との相性も抜群。
これで200円しないとは、メチャお買い得です。
まさに「台南の庶民の朝ごはん」を満喫することができて、大・大満足の朝ごはんとなりました。
ちなみにレジのある空間のお隣にも・・・。
「内用座位(イートイン・コーナー)」がありました。
ここで食べても良いみたいです。
外が明るくなってくるに連れて・・・。
バイクで乗り付けてくるお客さんが増えていきます。
ガスボンベが醸し出すローカル感が何とも言えません。
お店のすぐ近くには、商売敵のセブンイレブンがあるものの・・・。
そんなことはお構いなしに、手作り朝ごはんで圧倒的な繁盛ぶりを見せているという、頼もしいローカル朝ごはん店なのでした。
次回は、朝の成功大学付近をお散歩の編。