2021年5月
静岡旅2日目・最終日の午後。
静岡から「特急ふじかわ」に乗って、富士宮にやってきました。
駿河国一の宮の「富士山本宮浅間(せんげん)大社」にお参りにいきます。
初めてやってきた富士宮の駅前は・・・。
高い建物があって、まあまあ栄えていました。
浅間大社へは歩いていきます。
神社へ向かう途中の通りに商店街がありました。
駅前よりも、古くから神社を中心に栄えた町のようです。
ただ、コロナ禍のせいか人通りは少なく・・・。
営業しているお店も少ないです。
駅から徒歩10分少々で・・・。
浅間大社の赤い鳥居が見えてきました。
駅から徒歩圏なので、アクセスしやすいです。
鳥居の近くには・・・。
魅力的な飲食店がいろいろあり。
この日は休日なのですが、コロナ禍のせいか人通りは少なく・・・。
そして一の鳥居に到着。
立派な赤い一の鳥居に一礼して、境内へと進みます。
ここ「富士山本宮浅間大社」の主祭神は、木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤビメ)別名「浅間大神」。
要するに、富士山をご神体として崇める神社です。
日本全国に約1300社ある「浅間神社」の総本社。
2つめの鳥居に向けて、参道が伸びています。
両脇には立派な石灯篭と、綺麗に手入れされた樹木が並んでいて、参拝者を出迎えてくれます。
結構広い敷地。
ここに加えて、富士山の8合目以上も浅間神社の境内地(富士山頂上奥宮)になっているのだそうな(神社のパンフレットより)。
富士山=浅間神社だったんですねえ。
2つめの鳥居は白色。
一礼して、さらに奥へと進みます。
だんだん御本堂が近づいてクルーというワクワク感が高まって参ります。
拝殿の広場の入口には楼門があるものの・・・。
改修工事中でした。
赤い立派な感じの門。
門の手前には広い通りがあり。
毎年5月に「流鏑馬(やぶさめ)」(馬に乗った鎧を着た人が弓で的を射るやつ)が行われるのだそうな。
境内の案内図。
この楼門から先が、浅間神社のクライマックスとなっております。
見どころは、国指定重要文化財のご本殿と、右側に広がる国の特別天然記念物の「湧玉池」です。
楼門の手前には「鉾立石(ほこたていし)」があり。
昔の神事で鉾を立てるのに使った石とのこと。
パワーストーン・マニアにはたまりません。
では手水舎でお手を清めまして・・・。
楼門の中へと進みましょう。
まずは拝殿に参拝。
早くコロナが収まりますように、パンパン。
手前の拝殿の奥に屋根だけが見えている背の高い建物が、国指定重要文化財のご本殿です。
鮮やかな朱塗りの2階建ての建物で、威厳が感じられました。
御朱印も頂きました。
参拝の記念品も頂きました。
ありがたや。
拝殿の近くには・・・。
「火山弾」があり。
富士山の噴火のときに飛んできたものなのだそうな。
こんなのが飛んで来たら、やはり神様にすがりたくなりますよねえ。
なぜか「南極の石」もあり。
説明書きによると「富士浅間大神の御神霊を奉斎して昭和基地に赴いた砕氷艦「ふじ」の乗組員(富士宮市出身の方)の奉納であります」とのこと。
ふむふむ。
参拝して御朱印を頂いた後は・・・。
国の特別天然記念物「湧玉池」へ。
富士山の雪解け水の湧き水で、水温は年間を通じて「13℃」とのこと。
13℃! (((( ;゚Д゚)))
ドーミーインの強冷水風呂と同じ水温です(サウナ脳)。
これは相当冷たいですね。
手足がキーンと痛くなる温度。
「禊所」を発見。
ここで入水して身を清めるのだそうな。
サウナに入らずに、いきなり13℃の水に入るのは、かなりの苦行であると思われます。
サウナの後に入りたい・・・。
「富士山御霊水」と書かれた場所を発見。
ここで御霊水を頂くことができます。
こんなような感じで・・・。
御霊水がとうとうと流れ出ています。
手で水をすくってみると・・・。
やはりメチャメチャ冷たい!
キンキンに冷えています。
雪解け水だから、水温が低いのですね。
御霊水をお持ち帰りすることも可能。
200円を奉納して、ペットボトルを頂くことができます。
そんな明らさまなビジネスには釣られませんよ。
釣られました(笑)。
冷たくて美味しい御神水。
自宅に持ち帰り、コーヒーを淹れたりしてありがたく頂きました。
というわけで・・・。
富士山本宮浅間神社のお参りを終了。
立派なご本殿と綺麗な富士山の湧き水などなど、見どころ沢山の神社でした。
次回は富士宮焼きそば実食の編へと続きます。