2014/07/21
香港マカオ旅行3日目・最終日の午前。
新劉記でサンドイッチを食らったあとも、まだ胃袋にスペースがある状況なので、さらにもう1軒行ってみることにします。
お次は、上環のウエスタンマーケットの隣にある「鳳城酒家」
中はかなり広い様子。
朝の飲茶タイム中らしく、地元の人々で賑わっています。
とりあえず、突撃。
空席になってテーブルのところに、ズカズカと入っていきます。
店員さんからは特にお声がかからないので、近くにいたお店のオバさんに「シットダウン、ヒア、OK?」と言って座ります。
が、オバさんは何も返事をしてくれず・・・。
無視されたのかな・・・。
でも、お構いなく席に座ります。
ほどなく、さっきの無視オバさんが各種食器を持ってきてくれました。
無視されたようでいて、無視されていない。
香港ではよくあることです。
「ヤムメイチャー?(何茶にしますか?)」とお決まりの質問文が来ましたので「サウメイ(壽眉)」と回答。
すぐに壽眉(サウメイ)茶が出てきました。
スッキリ味のサウメイ茶を飲みながら、ゆっくりとくつろぎます。
店内の様子。
店内は、地元の常連客っぽい人々がたくさん。
テレビもあります。
オーダーは紙に書く方式。
各テーブルに注文用紙と鉛筆があるので、欲しいものに数量を記入して店員さんに渡せばOK。
こちらがその注文用紙。 午前11時までのサービス価格とのこと。
漢字からどんな料理かを想像して注文しましょう。
意図したものが出てくるかどうかは、あなた次第・・・。
「香煎蘿蔔糕」 いわゆる大根餅。
写真ではよく分かりませんが、結構量がありました。
でも、もちっとして香ばしい風味が美味だったので余裕で完食。
「鶏絲粉巻」 細切り鶏肉を米の皮(腸粉)で巻いたもの。
こちらも、もちっとした皮に細かく刻まれた鶏肉が巻かれたものです。
甘辛いソースをかけてもらって頂きます。
柔らかい&熱いので、形がすぐに崩れてしまいます。
こちらも鶏肉の風味がお茶によくあって、美味しゅうございました。
本当は、上の緑のオーダーシートの左下の区画「痩肉粥 or 排骨飯」を選ぶと、下の段で合計17.8HKDになる料金システムのようです。
このとき、すでに前のお店の公司三文治でお腹が膨れていたので、 「痩肉粥 or 排骨飯」は選ばず、「香煎蘿蔔糕」のみにしました。
お店のオバさんには、 「痩肉粥 or 排骨飯」は選ばないのー?アア~!?と詰問されましたが・・・。
食後、爪楊枝を頂きました。
きれいな包みに入っています。
使ってしまうのがもったいなかったので、そのまま本のしおりとして使わせていただくことにします。
途中から、常連さんと思われる、少し歩くのが不自由なおじいさんと相席になりました。
テーブルクロスの半分をたくし上げて、おじいさんの側のみ新しいテーブルクロスを敷いていました。
私のほうの半分は、私が食事中なので、交換できません。
私が食べ終わった後に、私の側の半分が撤去されて、テーブル全体が新しいテーブルクロスに置き換わるわけですね。
単純なテクニックですが、妙に感心してしまいました。
で、朝飲茶、美味しかったです。
香港の朝飲茶はどこも外れがないですねえ。
午前9時ごろ、お店を後にして、帰国に向けて香港空港へ移動を開始します・・・。