2014/07/21
香港マカオ旅行3日目・最終日の朝8時前。
上環の德輔道にある「新劉記」にて朝ごはんにします。
新劉記は主に香港島に展開する地元系の茶餐廳チェーンの一つです。
入店するや否や、
店員「げいわい?(「幾位」=「何名様ですか?」の広東語)」
とお決まりの質問が来ますので、「ワン・パーソン(1名)」とお決まりの回答をします。
お店の奥の方の席に着席。
皆さん、テレビが見える方向を向いて着席しています。
卓上のメニュー。(クリックで拡大)
麺類、サンドイッチ類、飯類などいろいろあります。
卓上のメニューを凝視していると、店員のオバさんがピンク色の朝メニュ-の紙をポンッと叩いて
「&%&’&$”!!」
と言ってきます。
どうやら「朝だから、こっちの朝メニューから選びなっ!」と言っている様子。
こちらがその朝メニュー。(クリックで拡大)
脳内の広東語メニュー解析班の解析結果によると、AからGまで8種類のモーニングセットがある模様。
この時は、何故かガッツリとサンドイッチを食べたい気分だったので、「D餐」の内容を分析してみます。
<原文>
D餐:三文治餐 毎客$27
自選雙拼
火腿・芝士・鮮茄・餐肉・鶏蛋・牛肉・猪柳漢堡
咖啡 或 奶茶
(凍飲 或 汽水 加3元) 烘底加$1.00
<解析結果>
Dセット:サンドイッチセット、27香港ドル
以下から2つの具を選んでね
ハム・チーズ・トマト・ランチョンミート・タマゴ・牛肉・カツレツバーガー
飲み物は、コーヒー または ミルクティー
(冷たくする場合と、ジュースに変える場合は3HKD追加)
トースト(烘底)にする場合は1元追加
なるほど、飲み物つきで、2種類の具材をはさんだサンドイッチが27HKDなのね。
このコストパフォーマンスは魅力的ではありますが、かなり空腹なのでサンドイッチの王様「公司三文治」が食べたい・・・。
でも、「公司三文治」のセットメニューはない模様。
卓上メニューによると公司三文治は単品で40HKD。
さらにアイスミルクティー=「凍奶茶 どん・ないちゃー」は単品で18HKD。
合計58HKD。
セットメニューではないのでやや割高になります。
サンドイッチは「全日供應」=一日中提供できます、になっているので、朝でも注文できるはず。
ここは奮発して公司三文治+凍奶茶を発注してみることにしました。
たださっき、朝メニューから選べ、とお店のオバちゃんが言っていたので、すったもんだしそうだ・・・。
お店のオバちゃんを呼びます。
私「(卓上のメニューを指さしながら)ゴンスーさんみんちー(公司三文治)(汗)」
オバ「(朝メニューを指さして)’&’&#”%”#!!」
やはり予想通り、「サンドイッチなら朝メニューのDセットだと27HKDでお得だよ!」みたいなことを言っていると思われます。
私は、卓上メニューの「全日供應」を指さして、サンドイッチ類は朝でも発注できるはすだ、と主張します。
この意図が通じたようで、
オバ「フィフティ・エイト、OK?(合計58HKDだけどいいの?)」
私「OK,OK」
というわけで、なんとか商談成立。
まずは、アイスミルクティーこと凍奶茶 18HKD登場。
甘っ!
今まで飲んだ奶茶の中で1,2位を争う甘さです。
単に甘いだけでなく、紅茶成分も濃厚です。
でもこういうカルチャーショックが楽しい♪
さらに10分ほどかかりましたが、念願の公司三文治をゲット。
トーストされたパンに挟まってきました。
出来立てのアツアツで美味しそうです。
「公司三文治」は、写真を見ての通り「全部入りサンド」です。
脳内の食品解析班が、内容物を分析します。
ビックマックのようにパンが3層あり、パンとパンの間にそれぞれ3種類ずつの具材が挟まっております。
===パン===
タマゴ
ランチョンミート
レタス
===パン===
トマト
ハム
チーズ
===パン===
というかなりの具沢山なサンドイッチです。
さすがに高いだけのことはあって、ホカホカのトーストに挟ま
って美味しいです。
ボリュウムも満点。
あと、分厚いサンドイッチがばらけないように爪楊枝が刺さって留められているのですが、この爪楊枝・・・。
日本のものとは違って、両側が尖がっています。
なるほど、どっち側でも使えるようになっているのですね。
便利といえば便利かもですが、両方尖っているというのは、なんか間違って手に刺さりそうでちょっとコワいです。
そこそこお腹を満たしてお会計。
でもまだ胃袋にスペースが空いているので、「第二朝食」を摂取すべくもう1件いってみます。