香港食その153 糖葱餅@新界・MTR西鉄線・錦上路駅前市場

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2014/12/27
香港マカオ旅3日目の午後。
MTR錦上路駅前の市場の駄菓子屋さんにて、おやつの時間。
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「糖葱餅」なる、正体不明のお菓子を売っている模様です。
1個5HKD、3個なら10HKDで販売中とのこと。
砂糖なのかネギなのか餅なのか、不明。
甘いのか辛いのか、全く不明。
一体、これは何なのか。
是非とも調査しなければなりません。

お店のおにーちゃんに、「ディスワン、プリーズ」と言って、試しに1個だけ購入してみました。
白くて細い管状の飴のようなものに砂糖を振りかけて、薄いクレープの皮のようなもので包んで出来上がり。

こちらがその「糖葱餅」 5HKD。
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ひんやりとしています。
中の筒状の飴が溶けないように、冷蔵庫で冷やされていたのだと思われます。

茶色い紙の中から、「糖葱餅」 本体を露出させてみます。
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薄い皮の中に、筒状の飴のようなお菓子本体が透けて見えます。

ひと口パクッと、かじってみる。
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バリバリバリっと、皮の中のお菓子が破壊されて、ボロボロと破片が飛び散ります。
服を汚さないように気を付けましょう。
昔、幼いころにお祭りの駄菓子屋で食べたことがあるような、砂糖のお菓子の味がしました。
飴のようなものに、砂糖がかかっている感じなので、かなり甘いです。
でもなんか、懐かしい味。
なんの味だろう?思い出せない・・・。

「糖葱餅」とありますが、ネギは入っていません。
おそらく、中に入っている白い筒状のお菓子の形がネギに似ているから「糖葱」なのでしょう。
グーグル先生で検索してみても、日本語でその薀蓄を語ったページは見当たらず。
中国版ウィキペディアによると、「糖葱餅」は、ここ錦上路の特産というわけではなく、台湾や福建省~広東省で広まっている庶民のお菓子なのだそうな。

何はともあれ、日本ではほとんど知られていないマニヤックなお菓子を味わうことができて満足です。