2012/02/27
香港マカオ旅行・最終日の朝。
路線バスに乗って、なんとなく福隆新街へ。
まだ朝の9時前でお店が開いていないので、閑散としています。
朝食を求めて付近を彷徨う・・・。
新馬路を渡って、セナド広場近くにある営地街市の裏手の小さな路地「吉慶巷」へ。
前の日にセナド広場付近をウロウロしたときに目をつけていた地元密着型の飯屋へと向かいます。
たまにはガイドブックにも載っていないようなマイナー店を攻めてみましょう。
その名は「好景飯店」
店頭には、おいしそうな各種焼味がぶらさがっております。
地元の爺さん達で賑わっています。
む、これは観光客に知られていない地元では有名な名店に違いない、というわけで突撃。
入店して、テキトーな空き席に着席。
店のオバちゃん 「ヤムメイチャー?(何茶にしますか?)」
私 「えっ・・・」
焼味屋かと思いきや、予想外にも飲茶もやっているお店らしく、突然お茶の種類を聞かれて面食らってしまいました。
私「う、ウーロンチャー(汗)」
店のオバチャン 「ああん??」
だ、ダメだ。通じなかった・・・。orz
まあ、いっか。
出てきたのは、プーアル茶でした。
テキトーに器にお茶を注いで、洗杯の儀を行ったフリをします。
イマイチ手際よく洗えないもので・・・。
お茶は以前に香港の陸羽茶室で味わったのと同じような、ちょっとカビくさい味わい。
特にメニューはなさそうなので、壁に貼ってある写真を指差しながら、「チャーシューファン(叉焼飯)」
というと、オバちゃんもニヤッとして「チャーシューファン!」と分かってもらえました。
周囲の地元の人々を見ていると、朝から叉焼飯食っている人は少数で、ほとんどの人はセイロに入った飲茶メニューを食しているようでした。
やはり皆さん朝は飲茶なんですねえ。
数分後。出てきた叉焼飯。お茶代など込みで26.5MOP
結構ボリュウムがあります。
特に指定がない場合は、上の写真のようにお皿に盛られてくるようです。
ご飯をお碗に盛って少なめにしてもらうには「碗(ウーン)」というようですが、これは次回への課題とします。
で、この叉焼飯、かなりウマいです。
香ばしい豚肉の香りに、甘辛いタレの味わい。
豚肉には骨もないですし、味に特にクセもなくガツガツいけます。
お茶と叉焼飯とは、結構いい組み合わせです。
これは隠れた名店発見。
次回は他の焼味とか飲茶とか試してみよう。