2012/08/14
香港マカオ3日目の夕方。
軽めの夕食を求めて、水坑尾街付近にあるとびっきりのローカル店を訪ねてみました。
威記珈琲美食
ちょっと薄汚れた感じのこの佇まい。
観光客向けじゃねえぞオーラ全開です。
そんなオーラに臆することなく、突撃。
いつものごとく
「げいわい?(何名?)」
「ワン(1名)」
で、着席します。
店内は、晩御飯には少し早い時間帯であるにも関わらず常に地元客で満席に近い状況です。
地元客の皆様はテレビに釘付け。
皆さん、小ぶりな麺を食している模様なので、私も麺にしようかな・・・。
メニュー表面?(クリックで拡大)
飲み物、サンドイッチ、麺類、パン類など。
そしてなぜか雪だるまが「いらっしゃいませ」と心の中で呟いています。
メニューを決めたら、戦闘開始。
店員さんを呼んでメニューを指差しながら、
「がーりー・あうなむ・とんみん(咖哩牛腩湯麺=カレー牛ばら肉麺)」
えっ、という感じの店員さんに対して、
「ディス・ワン。がーりー・あうなむ・とんみん!」
と力強く念押しします。
ここで怯んではいけません。
あと英語をちょいちょい挟むことによって、自分は中国人ではなく日本人であることもアッピールします。
なんとか食べ物オーダーも理解して頂けた様子。
・・・あ、そうだ。
私 「ちょっちん・やってぃん!(出前一丁!)」
店員「がーりー・あうなむ・とんみん、ちょっちん・やってぃん(カレー牛ばら肉麺の出前一丁ね)」
私 「イエース」
ということで麺の種類を出前一丁に変更してみました。
(3MOP追加)
しかし、まだ続きます。
店員「やむめいあー?」
私 「えーと・・・、ドン・ないちゃー(凍奶茶~アイスミルクティー)」
店員(退却)
「やむめいちゃー?」が「何茶を飲みますか?」だから、「やむめいあー?」は「何を飲みますか?」と推測して的中した様子。
こうして少しずつ広東語フレーズを覚えていきますが、日常会話ができるようになるにはあと50年ぐらいかかりそうです。
満を持して、咖哩牛腩湯麺・改出前一丁 (22MOP)の登場。
やや小ぶりですが、ちょうどよい量です。
やさしい辛さで、なかなかおいしいです。
お肉も柔らかくていい感じです。
出前一丁の茹で加減も丁度よい感じで、カレースープとよく馴染んでいました。
ローカルな雰囲気と、チープな地元系B級グルメを満喫できて満足です。
ただ、後でメチャクチャ喉が渇きました・・・。