シンガポール食その8 聯合本記煲飯@チャイナタウン・コンプレックス

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2013/01/13
シンガポール旅2日目の夕方。
夕ご飯を求めて、路線バスで再びチャイナタウンにやって参りました。
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来月の春節に向けての飾りがあちこちに見られます。

スーパーの入り口のようなところでは、春節の飾りつけが絶賛販売中でした。
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日本の師走のような雰囲気ですが、一年中夏のシンガポール。
半袖・半ズボンで年越しの準備です。

チャイナタウンにある、チャイナタウン・コンプレックスというホーカーズ街へ。
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夕方5時半ごろですが、既にかなり賑わっています。
もうこのゴチャゴチャ感が溜まりません。

今回の目的地はこちらの、クレイポット・ライス屋さん「聯合本記煲飯」
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某歩き方にも載っている有名店です。
クレイポット・ライスとは、香港でいうところのポウチャイ飯(煲仔飯)、つまり土鍋炊き込みご飯です。
香港のポウチャイ飯は何度か食べたことがありますが、シンガポールのは初トライとなります。

ますは発注。
店頭のメニューをよくよく見ます。
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定番は、”MIxed Rice” つまりソーセージ・鶏肉・しいたけなどの具の全部いりの土鍋ご飯のようです。
特定の具のみのメニューもあります。
量が5段階で選べて、お値段は5SGD~20SGD。
一人前なら、一番小さい5SGDので十分でしょう。
サイドメニューとしては、各種スープ類や油菜(茹でた野菜)もあります。

とりあえず、お店のオバちゃんに、5ドルのMixed Riceを1つくれ、と発注。
18時20分ごろになるよ、とのこと。
現在時刻は17時30ごろなので、約50分待ちです。
お~結構待ちますなー。
これも想定内ですので、OK、と言って炊き上がりを待つことにしました。

厨房の様子。
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たくさんの大小様々な大きさの土鍋がコンロにくべられています。
かなり暑そう。

待っている間にも、次々とお客さんがきて、オーダーしていきます。
テーブルの番号をつげて、ここに持ってきて、と言っているお客さんもいました。

私はお店の目の前のテーブルに座っていたところ、後からやってきた地元のオヤジ達と相席になりました。
ここ空いてる?みたいなことを聞いてくるので、OK,というようなやりとりを交わします。

本などを置いて、近くの飲み物屋で買ってきたビールを飲んだりしているうちに、ほぼ時刻どおりクレイポット・ライス到着!
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地元のオッサンたちに見守られながら、香港のポウチャイ飯と同様に机の上の醤油タレをかけて、具材ごとよくよくかき混ぜます。
具は、鳥肉とか、野菜とかいろいろ入っていました。
お味のほうも、なかなかGOOD。
お米はタイ米で、これが醤油タレや鶏肉とよく合って、ビールが進みます。
おコゲの部分が香ばしくて美味しいので、スプーンを使って鍋にこびりついたのをガシガシと削り取っていただきます。
量的には、一人前でちょうどよい量でした。
全体的に香港のポウチャイ飯と酷似していますが、シンガポール版のほうがより洗練されている感じがしました。

・・・
ほどなくして、地元のオッチャンたちにもクレイポットライス到着。
オッチャンたちは皆、クレイポットライスの他に、サイドメニューのスープも頼んでいました。
あと、ご飯をかき混ぜる前に、鶏肉などの具材を別皿に取り分けている様子。
ほー、シンガポール流の食べ方は、香港よりもお上品なのですねえ。

本日のトリビア。

土鍋炊き込みご飯は・・・
・具材ごとかき混ぜるのが香港流ポウチャイ飯
・具材を取り分けてからかき混ぜるのがシンガポール流クレイポット・ライス

食後。
フードセンター内を徘徊します。
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あちこちに、人気店なのか長蛇の列ができているお店がありました。
あ~もっといろいろなお店で食べてみたいー。

外に出て、チャイナタウン・コンプレックス付近を散策します。
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「死人街」・・・。
((((((((;゚Д゚))))))))
なんて不気味な通りなんでしょう。
みやげ物屋で賑わっている通りなのですが。

日本語の説明文もあり。
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その昔、死を覚悟した人々が集まる場所だったそうで、葬儀場が併設されていたのだとか。
なんか、どんよりした気分になってしまいました・・・。

気を取り直して、ホテルに戻ります。
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旅行2日目ではありますが、実は今日の深夜発の便で日本に帰国する予定なのです。

チェックアウトしたときの荷物を取ります。
次回は、シンガポール随一の繁華街オーチャード・ストリートを経由して、チャンギ国際空港へと向かうの編です。