ドイツ旅2013/08 ダルムシュタットのスパ施設・ユーゲントスティルバートでダラダラするの編

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2013/08/18
ドイツ旅行4日目の午後。
ダルムシュタットの中心地・マルクト広場から東へ少し歩いたところに、城壁のようなものがある公園を発見。
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第二次大戦のときの大空襲でほとんどが破壊されてしまったのだとか。

この公園の隣に、ユーゲントスティルバートJugendstilbadというスパ施設があります。
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今日は日曜日ということもあって、スポーツバッグみたいなのを持った地元の人々がどんどん中へと入っていきます。
いろいろ歩いて疲れた体を癒すべく、中へと突撃します。

要するにドイツ式の健康ランドなわけで、室内プールや各種サウナ風呂などがある温浴施設です。
営業時間は10:00-22:00とのこと。

入り口にあったパンフレット。
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プールなどは水着着用。
サウナは男女混浴で水着不可ですので、ご注意ください。
私のような失うものはなにもないオッサンは特に問題ありません。

料金システムが書かれたパンフレット。
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すべてドイツ語なので詳細はよく分かりませんが・・・
大きく分けて
「bad(温泉)のみ利用」
「badを含むSPA利用」
「badとSPAを含むSauna利用」
の3種類のがあって、それぞれ2時間、4時間、1日で料金が設定されているようです。
たとえばサウナを2時間利用した場合は、13.1ユーロ。
サウナ料金だけ子供料金が設定されていないということは、サウナゾーンに子供は進入不可ということでしょう。
料金は帰るときに後払いです。

で、受付にて。

私 「This is first time to come here. I’d like to use Sauna. 初めてなんですけどぉ、サウナ入りたいねん」
受付「OK」

なにやら英語でぺらぺらと説明してくれますが、半分ぐらい分かりません。
例によって、ロッカーキーがついた腕にはめるバンドを渡されます。
サウナ風呂に入るときには、お尻の下に敷くためにバスタオルが必須ですので、

私 「Can I rent a big towel ? デカいタオル借りれますか?」

などと聞いて、バスタオルもレンタルすることに成功 (4ユーロ)。
バスタオルとロッカーキーを持って、自動改札を通り、2Fのロッカールームへと進みます。
ロッカー室は男女共用かと思われます。(男女分かれていないので)

ただ・・・。
どんなに探しても自分の番号のロッカーが見つかりません・・・。

アレ?

でも、ここしかロッカールームないよなあ・・・。
ロッカールームで一人、ウロウロ迷っていると、地元の人々に奇異な目で見られます。
クッソー。

もう分からん!ということで、再び受付に戻ってスタッフー!に質問してみます。

私  「I can’t find my locker number! (自分の番号のロッカーが見つからないんですど・・・)」
スタ 「Oh・・・」

ロッカーキーを見せると、はいはい、よくあることだね、という感じで説明してくれました。

スタ 「階段登ると、ロッカールームがあるっしょ?それで、右側のドアから小さいロッカールームに入って、そこを通り抜けて(go through)ください。(の英語)」
私 「Go through ? (通り抜け?)」
スタ「Yes! 」
私 「I see. I will try. (わかった、頑張ってみるよ・・・)」

確かに小さいロッカールームの向こうに通り抜けるドアがありました。
が、そのドアには「Sauna」と書いてあったので、その向こうはサウナルームになっているものと思い込んでおりました。
実はそうではなくて、そのドアの向こうにもさらにロッカーが並んでいて、そこに私の番号のロッカーがあったのでした。
なんという分かりにくい造りじゃ・・・。
よくよく見ると、私のを含む番号のロッカーは向こう側にあります、的な貼り紙もあったのですが、いかんせんドイツ語ですので意味がワカリマセン。

ロッカーで服を全部脱いで、タオルを腰に巻きます。
サンダルは、このときのために日本の100円ショップで購入したものを持参してきました。
館内はすべる上に、小石とか踏んづけると痛いし怪我をしますので、サンダルは必須です。
しかし・・・
水着をホテルに忘れてきてしまった。
うーむ、これだとプールとか温泉に入れない・・・。
館内に水着を売っているお店もあるけど、わざわざ買いに戻るのも面倒。
ま、サウナだけでいっか、というわけで、いざ、館内へ。

中は、結構広いです。
ロッカールームがある階のほかにも、2つくらい階があって、色々な温度、湿度のサウナやシャワー、リクライニングチェアのある休憩室、カフェっぽいお店などがありました。
屋外チェアもあって、天気がよい日は快適そうです。
ただ、冒頭で紹介した城壁に上った人々からは丸見えですが・・・。

館内には、案内図みたいのはあるものの、ドイツ語のみなので、いまいちよく分からない・・・。
「Damenなんとか」とか書いてあるのはたぶん女性専用ってことだろうから、近づかないようにします。
あと、水着着用エリアに全裸で突入しないように注意が必要です。
地元の人々をよく観察して、不用意に全裸のまま温水プールとかに近づかないように気をつけます。

日曜日ということもあって、サウナは結構多くのダルムシュタット市民で賑わっていました。
カップルとか、女性グループ、老夫婦・・・。
まさに老若男女、入り混じって皆さん全裸でサウナを楽しんでおられます。
丸出しのまま、リクライニングチェアに寝そべって本を読んでいるオヤジもいます。
この手の施設に来るのはもう4回目ぐらいですので、だんだん慣れてきましたが、日本ではありえないシチュエーションにいつもカルチャーショックを受けます・・・。

その他雑多なTIPSは下記の通り。
・サウナゾーンは基本的には水着不可。
・サウナ風呂内は、サンダルを脱いで、お尻の下にバスタオルを敷くのがマナー。
・サウナ風呂間は、バスタオルを体に巻いて移動もOK。
・湯船はあるものの、ぬるい(冷たい)のしかありません(基本、サウナで体を温めるようです)。
・プールゾーンとか温泉ゾーンは水着着用が必要っぽい(水着を忘れたので今回は利用せず)。
・1時間おきぐらいにロウリュウ(アウフグース)をやっているサウナもあります。

サウナで温まって、水風呂に入って、リクライニングチェアでゴロゴロしたり・・・。
いやー、なんか落ち着くなー。
夕方までダラダラしてしまいました。

英語案内がなくて分かりにくいのが難点ですが、 日本とは違ったドイツサウナ。
皆様も、勇気をもって一度体験してみてはいかがでしょうか?