2015/09/21
ドイツ旅3日目の午後。
本場ミュンヘンの元祖オクトーバーフェスト2015を堪能中。
そんな中、目に止まったのはこちらの見るからに甘ったるい感じのテント。
子供のころに夢見た「お菓子でできたお城」のような・・・。
是非とも内部の様子を若干激しめに調査させて頂きたい。
中は子供を連れたファミリーでいっぱい・・・かと思いきや。
意外や意外、ご高齢なおじいさまやおばあさまが沢山でした。
「ビールを飲んで騒ぐのは、若者にまかせて、わしらはケーキとコーヒーでまったりするのじゃよ」
（勝手に想像）
「わざわざミュンヘンのオクトーバーフェストまで来て、ビールじゃなくてケーキ？ハア？」
と言われそうですが（誰に？）、あえてビール以外のものも体験してみることに。
お一人様で突撃して着席。
老夫婦と相席になりました。
香港のローカル店で、訳の分からない地元常連客と相席になったことに比べれば、なんて事はありません。
王冠のような紙を開くとメニューになっています。（クリックで拡大）
パフェのようなデザート類、アイス類と各種コーヒーあり。
アルコール類はない模様。
オクトーバーフェストとは言ってもビールだけではなくて、いろいろあるんですねえ。
厨房の近くのショウウインドウにあったケーキが食べたい。
でも、メニューに載っていない様子。
うーむ、どうやってオーダーすればよいのか。
店員さんを捕まえて、ショウウインドウまで一緒に行って指さし注文するしかないな・・・。
私「キャナイ・チューズ・ケイク？(ケーキ選んでいいっすか？）
店員 「OK!」
作戦どおり、店員さんと共にショウウインドウへ。
メガ・カロリー級の高カロリーなケーキが沢山あります。
以前から食べてみたかったのが、右から2番目の茶色いケーキ。
オーガニック・ホットコーヒー(5.95ユーロ)と共に指さしオーダーで獲得に成功しました。
Schwarzwälder Schnitte(シュヴァルツヴェルダー・シュニッテ）4.95ユーロ。
チェリーが配合されているチョコレートケーキで、ドイツを代表するケーキの一つなのだとか。
思ったよりも甘くなくて、マイルドな風味です。
土台はサクサク生地の甘いビスケット。
チョコとチェリーの組み合わせがいい感じです。
質実剛健なチキンを食べたあとだけに、優しい甘さに癒されました。
マカオの「セラドゥーラ」と同じぐらいイイかも。
「シュヴァルツヴェルダー・シュニッテ」という名前が長すぎて覚えられないのが難点です。
香り高いホットコーヒー（生クリームつき）も、落ち着きます。
ビールだけじゃなくて、デザート類まで楽しめてしまうのも、本場オクトーバーフェストの奥深いところです。
決まった時間になると？イベント的なことが行われます。
司会者が何やら説明していますが、ドイツ語なので分からず・・・。
途端に、相席のオバさんが血相を変えて、会場の中央へ走っていきます。
「？？？」
無料でケーキが配られ始めました。
あっという間に列ができて、すぐに無料ケーキは無くなりました。
なんのこっちゃ・・・。
ケーキもボリュウムがあって、もう結構おなかいっぱいです。
今日は朝早くから活発に活動しているので、なんだか眠くなってきたー。
というわけで、次回はオクトーバーフェストで昼寝？の編