2015/10/23
香港マカオ旅初日の深夜25時ごろ。
羽田空港国際線から香港にむかうべく、香港ドラゴン航空の深夜便KA397便に搭乗する時間がやってきました。
目指す搭乗口は「134番」
ボーディングブリッジではなくて、バスで行く沖止めの駐機場です。
制限エリア内のエスカレータを降りて、バス乗り場へ。
羽田空港国際線で、バスで駐機場に向かうのはこれが初めてです。
既に多くの人々が集まって搭乗待ち中。
香港のエアラインなだけあって、8割ぐらい香港人?
定刻通り、バスへの乗車開始。
JGC会員の端くれですので、エコノミー利用でもビジネスクラス側の列から優先搭乗させていただきまする。
お隣は春秋航空。
上海のLCC(格安航空会社)で、2015年の8月から羽田の深夜便に参入してきました。
機内へ搭乗開始。
羽田国際線でタラップから乗るのは初めてです。
機材はエアバスA320-200 (B-HSL)。
飛行機の入口に「HONGKONG ASIA’S WORLD CITY」の文字。
ASIA CITYなのかWORLD CITYなのか不明。
機内はもう香港の雰囲気です。
機内のシート配置は、真ん中に通路一本のみの3-3。
A320は、180人乗り程度の小型機ですので機内は狭いです。
国際線でもシートテレビはありません。
深夜便で寝るだけなので問題なしですが、まるでLCCのような・・・。
一応まくらとブランケットが支給されます。
まくらは邪魔なのでいつもCA様に返却してしまいますが・・・。
シートピッチはやや狭いです。
膝から前のシートまで約3~5センチ。
本などをシートポケットに入れると、膝との間が窮屈になります。
着席するやいなや、香港人女性グループの一人から、席を変わってくれないか、とお申し出がありました。
どこの席?と聞くと、(窓側でも通路側でもない)真ん中座席とのこと。
えっ?私は通路側席なんだけど・・・。
その女性は、私の隣の女性と隣同士になりたいようです。
折角ゲットした通路側席を手放すわけにはいかないので、丁重にお断りさせていただきました。
残念ながら、そんな不平等条約に従うわけにはいきません。
離陸後、機内誌を精読開始。
「蘭桂坊復興」とのこと。
蘭桂坊(ランカイフォン)は香港中環にある繁華街。
復興ということは、今まで衰退していたということなのかどうかは不明。
中秋節の中国人旅行者数の推移の記事がありました。
2014年は、4億7500万人が中秋節の間旅行したとのこと。
途方もない数です。
最も訪問者数が多かった省は「山東省」とのこと。
ちょっと意外です。
みんなで青島ビールでも飲みに行ったのでしょうかね。
香港ドラゴン航空の就航路線図を激しく確認。
プーケットやバリ島にも飛んでいるようです。
香港を経由して、色々なところに行けるんだなー。
と、路線図を眺めているだけで、いつもワクワクしてしまいます。
やがて夜の2時半ごろ。
皆様がすやすやと寝静まった頃・・・。
容赦なく機内食の時間がやってきました。
いきなり照明が点灯し、半ば強制的に全員起床。
以下から料理を選びます。
- 和風チキンカレー ライス
- たらとホタテの蒸し煮 プロバンスソースを添えて リングイネパスタ ブロッコリー
カレーだと何でも同じになってしまいそうなので、2を選択。
深夜で眠いというのに、ガッツリ食が出てきました。
他の乗客の皆さまも、やおら起床して眠そうに食べています。
半分寝ながら食べたせいか、パスタは味があまりない・・・。
白ワインをゲット。
酔っ払ってまた寝よう。
香港人CA様の応対はすべて英語だったのが印象的でした。
たとえ相手が香港人と分かっていても、広東語ではなく英語で対応。
なにか決まりでもあるんでしょうかねえ。
お食事サービス中によく「ワサビ、ワサビ」という単語を耳にしました。
寿司なんかナイのに何でワサビなんだよ、とよくよく聞いてみると「アサヒ」と言っていることと判明。
香港人旅客の皆さまには、アサヒのビール(スーパードライ)が人気なのでした。
ハーゲンダッツはバニラ味。
JALを真似て?香港ドラゴン航空・エコノミークラスでもハーゲンダッツを無料配布。
アイスを頂いたあとは、バツンと急に照明が落とされて真っ暗に。
ANAやJALのように、徐々に暗くなっていくわけではなくて、いきなり真っ暗になるところが香港っぽいです。
そして眠りへと落ちていきました・・・。
朝の5時55分ごろ(日本時間)。
機内が明るくなるやいなや、いきなりシートベルトサイン点灯。
ANAやJALのように、先にトイレに行っておけ、という前触れがないあたりも香港っぽいです。
降下を開始するにつれて気圧が上がっていき・・・。
ペットボトルが凹むのを楽しみながら着陸。
現地時間AM5:30ごろ。
まだ夜が明けていない香港国際空港に到着。
気温は26度で、ちょうどよい気候。
沖止めのため、バスでイミグレのあるターミナルへ移動します。
エミレーツの機体を目の前に見ながら、空港内をバスで疾走します。
あー眠いわー。
ターミナルに到着。
さすがに朝早いだけに、イミグレもガラガラです。
そしてAM5:45ごろ、久しぶりの香港に入境。
というわけで、香港ドラゴン航空の深夜便エコノミークラス搭乗機でした。
次回は、久しぶりの香港空港を軽くウロウロするの編