2016/07/16
香港マカオ旅初日の朝7時ごろ。
香港空港からA11バスで、ヴィクトリア・パークのお隣の「電気道」にやってきました。
歩道の手すりに触れても、ビリビリしたりはしません。
まだ朝早いので・・・。
かの牛バラ肉麺で有名な「華姐清湯腩」はまだ営業時間外。
やってきたのは、電気道を挟んで反対側にある「御名軒」
いわゆる「朝飲茶(早茶)やってる系」のレストランです。
「Open Rice(香港的ぐるなび)」で検索すれば、この手のお店はザクザク見つかります。
朝飲茶が楽しみで、わざわざ羽田から夜行便でやってきたようなもの。
お店の前の飲茶看板。
朝飲茶タイムは
- 月から金はAM7:00-AM11:30
- 土日はAM7:00-AM11:00
とのこと。
朝飲茶タイムが終わっても、お値段が変わるだけで、點心の提供は夕方の4時まで続く模様。
わくわくしながら階段を上り・・・。
開店間もない店内へと突撃します。
店内はクーラーがガンガンに効いていてメチャ涼しい(寒い)です。
早朝にも関らず、早くも新聞を持った地元のオヤジ達が集結していて賑やか。
お店に入っても、店員さんがなかなか私に気付いてくれません。
暫くキョロキョロしていると・・・。
店員のオバサン 「やむめーちゃー?(何茶を飲みますか?)」
私 「サウメイ!(サウメイ茶で!)」
店員のオバサン 「げいわい?(何名?)」
私 「ワン・パーソン(1名っす!)」
と、定番のやりとりを交わして、指定された席に着席。
ただし、人数を訊かれるよりも先に、お茶の種類を訊かれたのは初のケースです。
着席後、新聞を持参したメガネの香港人オバサンと相席になるも、テーブルが広いので、特に気になりませんでした。
というわけで、紅茶のようなスッキリ風味のサウメイ茶(壽眉茶)登場。
お楽しみの「洗杯の儀」の時間がやってきました。
ワタシ的な手順は下記。
- まず湯飲みに1杯お茶を注ぐ(上の写真の状態)
- 湯飲みからお皿に少しお茶を注いで、表面上を少し泳がせて、ガラスのボールにお茶を捨てる
- レンゲを置いた茶碗に、湯飲みからお茶を全て注ぐ。このとき、お箸の先も一緒に洗う。
- 茶碗にたまったお茶を、ガラスのボールに捨てる
- ガラスのボールは、そのうち店員さんが片づけてくれます。
私の場合、湯飲み1杯分だけ使って洗うことにしていますが、もちろん洗い方は自由ですので、お好きなようにどうぞ。
香港の地元の人々のお茶の洗い方は、各人色々。
容器にお茶を張って、その中で茶碗をクルクルと回転させて洗ったり、など。
観察していると楽しいです。
こちらが朝メニュー(早市)専用のオーダー用紙(クリックで拡大)
この用紙を使って注文したほうが、何かとおトクです。
一番安い品物は 7.8HKD (約120円)と、かなりお安いです。
こちらが通常メニュー(クリ拡)
朝メニューの時間帯に、こちらからもオーダーできるのかどうかは不明。
何かと話がこじれることが多いので、先ほどの朝メニューから選んだほうがスムーズです。
まずは定番の「鮮蝦炸春巻」 15.8HKD。
春巻き3本入りです。
アツアツでは無かったので、歯茎のヤケドは免れました。
外身はサクサクで、中身の具材にはエビのうまみが凝縮されています。
お茶にもよく合います。
日本人には大人気の「春巻」ですが、何故か香港の人々で注文している人は少ないです。
2品目は「蜜汁叉焼飽」 9.8HKD。
こちらも定番の「チャーシューまん」です。
甘辛いチャーシューのあんが香ばしくて美味。
でも、一人で3個は多い・・・。
3品目は「潮州糯米巻」 7.8HKD
今回初トライの「糯米巻」。
甘めの味付けのもち米が内蔵されていて、外側は肉まんの外皮のようなもので包まれています。
炭水化物を、炭水化物で包みますか・・・。
かなりボリュウミーです。
これはデザートなのか?いまいちコンセプトがよく分かりませんでした。
冷えると固くなるので、温かいうちに食べましょう。
以上3品でかなり満腹となりました。
店員さんが置いてくれる、このような紙をレジに持っていってお会計しましょう。
お支払いは、お茶代などコミで48HKDでした。
まさに安ウマの香港朝飲茶を体験できて、満足の朝ごはんとなりました。
TripAdvisorの口コミはこちら
御名軒 Royal Legend
Open Riceの口コミはこちら (こちらの方が内容充実)
御名軒 Royal Legend