2016/12/30
成都旅初日の夜。
地下鉄1号線に乗って「骡马市(騾馬市)」駅で下車。
夕闇迫る成都市内。
目的地は「E」出口を出て徒歩数分のところにあります。
激辛マニヤの聖地「陳麻婆豆腐」本店にやってきました。
成都に来たからには、一度はここに来ざるを得ません。
激辛大好きな筆者は、赤坂や横浜みなとみらいの陳麻婆豆腐店は既に体験済。
是非とも本店の激辛麻婆豆腐を食べてみたかったのです。
入口に女性の店員さんがいます。
店員「じーうぇい?(几位?=何名様?)」
私「いーがれん!(一个人!=1人です!)」
広東語で言うところの「幾位呀 げいわいあ~?(何名様?)」は、普通語では「几位 じーうぇい?」。
NHK教育の「テレビで中国語」で学習した通りのやりとりをクリアして、店内へ案内されます。
店内は天井が高くて開放的。
いかにも中国風な感じの内装。
かなり広々していて、観光客っぽい人々で賑わっていました。
2階席もあるらしい。
お一人様なので、小さなテーブル席へと通されました。
着席した後も、「几位?几位?」と何度も聞かれ・・・。
1セットを残して、他の食器が片づけられました。
この辺りのせわしなさが、いかにもガチ中国といった感じです。
一応、メニューを見てはみるものの・・・。
色々な料理がありましたが、注文するものは麻婆豆腐に決まっています。
麻婆豆腐はサイズが、「大 だー」と「小 しあお」があり。
お一人様なので、「小」を選択しました。
そして、まずはビール!
青島ビールの「純生」登場。
生ビールでありながら、瓶ビールという謎な品物です。
歩き疲れた後のビールは最高~。
そしてメインディッシュの陳麻婆豆腐(小)が登場。
小ぶりの鍋に入ってきました。
一人でも食べきれる量です。
お味の方は・・・。
おお~、かなり激辛。 シビレます!
でも日本の赤坂で食べる麻婆豆腐と同じぐらいの辛さのような。
日本人だから、辛さを抑えているのかな。
あと、日本ナイズされた麻婆豆腐のようなトロみはありません。
単に辛いだけでなく、しっかりとした旨味が豆腐とひき肉に感じられます。
ゴハンも到着。
柔らかめのゴハン。
ゴハンは日本のお米のほうが一枚上手です。
ともかく、これで役者が揃ったので・・・。
激辛麻婆豆腐→ゴハンをかき込む→ビールでぶはぁー→激辛麻婆豆腐・・・の無限ループが始まりました。
いやあ、はるばる成都までやって来た甲斐がありました。
ちなみに、口の中の辛さは水を飲んでもほとんど中和されません。
水を飲みすぎるとお腹がダブダブになるので、ゴハンをかきこんで中和することをオススメします。
卓上には「花椒」が無かったので、「麻(シビレ)」の追加投入はできませんでしたが、念願の本場の激辛麻婆豆腐を堪能。
以上で、お会計は27元。
え?なんかやたら安いですけど?
でもよく分からんので、そのままお支払いしました。
ともあれ、人生初の本場の四川麻婆豆腐を体験することに無事成功。
満足の晩御飯となりました。
お店の詳細はこちら(TripAdvisor)
陳麻婆豆腐・老店