香港食その189 徳豊粉面茶餐庁で夜食@深水埗・桂林街

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2017/01/01
香港旅初日・お正月の夜。
夜食を求めて深水埗市街地を徘徊中。

うっ!「メイソウ」発見。
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日本品質を謳う、ユニクロのようでダイソーでもない謎ショップ。

「無印良品」でもありません。
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アルファベットで「MINISOU」と書いてメイソウ。
中国本土で良く見かけますが、香港にもあるんですね・・・。

などとウロウロしている間に、深夜の0時になってしまいました。

夜食を頂くべくやってきたのは、こちらの「香港徳豊粉面餐庁」。
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24時間営業のお店とのこと。

事前データはないものの、空腹なので取りあえず突撃。
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数少ない深夜営業のお店だからなのか、沢山のお客さんで賑わっていました。

店員 「げいわいあ~(幾位唖?=何名?)」
私 「ワンパーソン、です!」

ハゲの眼鏡のオッサンとの相席になりました。
オッサンはホワイトシチューのようなものがかかったご飯ものを食べておられます。
あまりウマそうに見えません。
と、オッサンは、やおらコップに入ったお湯をご飯の上に投入し始めました。

∑(゜д゜υ)え?
ご飯にお湯入れるの?
しかも、こういう茶餐廳で出される水は、生臭い怪しい水です。
お箸とか洗うのに使ったりするもので、飲む人はあまりいません。
そんなのご飯に入れたら、余計マズくなりそうですけど・・・ぉぇ~。

オッサンが食べている様子はあまり見ないようにして、メニューを解読。
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「炒公仔麵」=インスタント麺の焼きそばを発見。
これにしよう。
店員さんを呼びます。

私 「がむぐーがいすーつぁうごんざいみん(金菇鶏絲炒公仔麵)」
店員 「やむめーあー?(飲み物は?)」
私 「どん・ないちゃー(凍奶茶=アイス・ミルクティで)」
店員 「OK」

毎度おなじみのやり取りを経て、無難に注文完了。
お食事を注文するときの広東語は、想定外の質問が来ると対処不能ですが、型通りならクリアできるようになってきました。

しかーし!
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やってきたのは、ミルクティー(凍奶茶=どん・ないちゃ)ではなくレモンティー(凍檸茶=どん・れいちゃー)でした・・・orz。

今回のように「ないちゃー(奶茶)」が時々「れいちゃー(檸茶)」に誤検知されてしまう事案はしばしば起こります。
まあでも別にレモンティーでも一向に構わないので、そのまま受け入れます。

ちなみにレモンの枚数は・・・。
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やや薄めのレモンが4枚ぐらい?
ストローでガシガシやって頂きます。
お味のほうは・・・メチャ甘っ!
ジュース並みに甘い紅茶と、たっぷりレモンがたまりません。
これぞ香港式レモンティーです。

そしてメインディッシュの「金菇鶏絲炒公仔麵(冷たい飲み物とセットで53HKD)」登場。
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「金菇鶏絲」は「シイタケと鶏肉の細切り」。
「炒公仔麵」は「インスタント麺(公仔麵)を炒めたもの」の意味です。

見た目ほど味は濃くはなく、薄めの醤油味。
日本の焼きそばのようなこってりソース味ではないので、日本人にはやや物足りないかもです。
でもタマネギ、ピーマン、モヤシなどの野菜がたっぷりなのはウレシイです。
ボリュウミーなので、お腹イッパイになりました。
明日は太るでー。

香港的お夜食を堪能して、お会計。
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金菇鶏絲炒公仔麵とドリンクセットで50HKD。
冷たい飲み物にしたので3HKD追加で、合計53HKDでした。

レシートをよーく見てみると・・・。
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「金菇鶏絲炒公面 50.0」は良いとして、「冬OT 3.0」はどういう意味かというと・・・。

  • 「冬」=ドン(「凍」と同じ発音)
  • 「0」 = 零=レイ(レモン(檸檬)の「檸」と同じ発音)
  • 「T]=Tea

以上を総合すると「冬0T」は「ドン・レイチャー(凍檸茶=アイスレモンティー)」の隠語と思われます。
こういう細かいコトを発見するのも、茶餐廳の楽しみの一つだったりします。

というわけで、24時間営業の深水埗の地元系茶餐廳「徳豊粉面茶餐庁」の夜食でした。
深水埗で、深夜にお腹が空いたときにはぜひどうぞ。

場所や営業時間は下記のopenrice(香港的食べログ)からどうぞ。
德豐粉麵茶餐廳