2017/05/01
さて、日付は変わってユーラシア大陸横断ウルトラ旅行(香港経由ドイツ・ポルトガル旅)2日目。
深夜0時ごろの第2チェックポイント「香港国際空港」にて。
第3チェックポイントは「杜塞爾多夫」と書いて「デュッセルドルフ」。
いよいよ「楽しいデュッセルドルフ行き」キャセイパシフィック CX379便の出発時刻が迫ってきましたので、搭乗ゲートにやってきました。
こちらの図にありますように・・・。
香港から一気にドイツ・デュッセルドルフへと向かいます。
機材はエアバスA350-900(B-LRK)。
3カ月前に納品されたばかりの最新機材です。
A350に乗るのはこれが人生初なのでワクワク。
優先搭乗で、真っ先に機内へと押し入り・・・。
写真を撮りまくり。
座席配置は3-3-3です。
エコノミークラスでも、大画面の液晶タッチパネルがあり快適そうです。
新型のピカピカの機材はいいですねえ。
座席の上には、ブランケットとふっくら枕が置かれています。
でも、枕は使わない派なので、CA様にご返却。
シートピッチは広めな印象。
ヘッドレストには、しっかりと「耳」がついています。
座ってみると・・・。
膝先と前シートポケットとの間は10センチ少々。
まあまあ広いです。
シートポケットが大きいので、本やノートPCなど色々なものを持ち込めるのがウレシイです。
やがて機内はほぼ満席に。
半分以上はドイツ人旅客でした。
日本人の姿はほどんと無し・・・てそりゃそうか。
大画面液晶はタッチパネル式。
タッチですべての操作ができるため、コントローラーはついに省略されてしまいました。
写真では見にくいですが、液晶モニタ下部にはUSB Standard-Aポートがあり、ケーブルを持ち込めばスマホ充電ができます。
さすが新型。
さらに、座席の下には・・・。
電源コンセントあり。
ただし狭くて使いにくいのと、コンセントを差してもガバガバですぐに抜けてしまうため、あまり使えませんでした。
では、機内誌を精読開始。
キャセイの機内誌は「DISCOVERY」。
これから滞在予定のポルトガル・リスボンの記事を発見。
記事は中国語(繁体字)と英語の2カ国語表記。
ポルトガルの本場のエッグタルト(パステル・デ・ナタ)絶対食べに行こう。
そして、お約束の就航路線図を激しくチェック。
次は香港経由でどこに行こうかなーなどと、妄想を膨らませます。
やがて、飛行機は深夜の香港空港を離陸・・・。
水平飛行に移行後、機内ペーパークイズではなくて、エコノミー機内食メニュー配布。
お食事メニューが配られると、なぜか高級感を感じてしまいます。
香港ーデュッセルドルフ便に日本語メニューはありませんので悪しからず。
機内食が配られるまでの間、キャセイのエンタテインメントシステムをいじり倒しましょう。
先進的なタイル状のユーザーインターフェイス。
タイル状に映画などの色々なコンテンツが画像入りで紹介されています。
電子雑誌も読み放題。
でも日本語の雑誌はなさそう・・・。
映画の種類は豊富。
お、ヴィッキーチャオ様の映画もあるけど、日本語字幕なし。
メジャーなハリウッド映画は日本語対応のものもありますが少数派です。
座席の使い方説明もあり。
機能が沢山あって、いぢり倒し甲斐があります。
機内販売もあり。
世界Wifiルーター「SmartGo Pokefi」もラインナップされていました(在庫しているかどうかは不明)。
でももう香港空港で購入済。
あと、このシステムでどうやって購入するのかは試していないので不明・・・。
フライトマップも先進的です。
両方の指を使って、スマホのように拡大・縮小・回転が思いのままに可能。
香港空港を拡大してみる。
かなり詳細な地形データを持っているようです。
なかなかスゴイです。
香港の観光名所をタッチすると・・・。
こんなように解説まで表示されます。
色々な場所の解説を読み漁るのも楽しいです。
そして機内食の時間。
チキンのご飯をチョイスするも、お味のほうはイマイチ・・・。
ビールを注文したら「VB」が出て来ました。
でも疲れていて飲む気になれず、ビールはCA様に返却・・・。
あと、たまたまかもしれませんが、今回乗ったA350はよく小刻みに横に揺れました。
熱い飲み物を飲むときに、こぼれそうになって怖かったです。
機外カメラの映像に切り替え。
機外の映像がメチャキレイで鮮明。
広大な雲海が広がっている様子に見とれてしまいました。
この機能、かなりワクワクしますね。
これなら窓際席に座らなくても、外の景色を楽しむことができます。
さすが新型。
日系エアライン様にも是非導入して頂きたいシステムです。
これは垂直尾翼の先から機首に向かって取り付けられたカメラの映像。
広角レンズのため変な感じがしますが。
さらにフライトマップでは「コクピット・ビュー」も表示可能。
こちらはCG。
JALの「SS2」に搭載されていた「MAGIC VI」と同様な機能です。
さすが新型。
そういうしているうちに、機内の照明が落とされて就寝の時間となりました。
最初はA350のワクワク感で眠れませんでしたが、徐々に眠りに落ちていくのでした。
んが、香港からデュッセルドルフまでのフライト時間はおよそ10時間もあります。
眠りから覚めても、まだ残りフライト時間は5時間以上。
やはりヨーロッパは遠いなあ・・・。
後ろのギャレーでデカイ声でずっとしゃべっているドイツ人がうるさかったです。
ヒマなので、最新A350型機ご自慢の機内Wi-Fiに接続してみる。
ただし接続は有料。
- 1時間:9.95 USD
- フルフライト:19.95 USD
とややお高いです。
奮発して「フルフライト」を購入してみました。
お支払いはカードで可能。
通信速度はあまり速くないですが、これから訪問するドイツ・ポルトガルの情報を調べることができて便利でした。
ネットを見たり、寝たり起きたりを繰り返している間に・・・。
バルト海上空にやってきました。
あと一息です。
朝ご飯?のお時間となりました。
時差ボケで朝なのか夜なのかよく分かりません。
牛肉粥とソーセージが選択可能で、ソーセージを選びました。
ソーセージにポテト、スクランブルエッグ、プチトマトにフルーツ、ヨーグルトがついてきます。
さすがに、安心と信頼のソーセージは美味でした。
ドイツではソーセージと一緒にビール飲むんだぜー。
やがて機体は降下開始。
高画質な機外カメラ映像で、美しいヨーロッパの田園風景を見ることができました。
ホントこの機能すばらしいです。
そして、現地時間の7:00AMごろ。
無事第3チェックポイント「デュッセルドルフ空港」に到着。
今は朝なのか・・・。
日本を出発してからほとんど寝ていないので、時差ボケでメチャ眠いです。
ドイツのイミグレでは、
- ビジネスかバケーションか? => 「Vacation !」
- 何日間滞在するのよ? => 「This is transit to ポルトガル」
といった英語のやりとりがありました。
よく訊かれる質問ですので、慣れていない方は事前に英語回答を準備しておきましょう。
最近テロが多いので、もっと根掘り葉掘り聞かれるかとおもいきや、そうでもなかったです。
さて、ここからはさらにユーロウイングのリスボン行き EW9602便に乗り換えます。
現在時刻7:00AMに対して、出発時刻は14:55。
まだ8時間近くあります。
さあ、どうして過ごそうか・・・。
というわけで、次回は束の間のデュッセルドルフ滞在記の編