2018/03/24
香港マカオ旅4日目の朝。
九龍半島の土瓜湾にて朝飲茶して、海心公園を散歩して、土瓜湾のローカルゾーンをウロウロ。
この古い街並みがタマランです。
朝飲茶を少な目に抑えたせいか、またお腹が空いてきました。
軽くお粥でも食べよう・・・
竹の足場で屋号が見えにくいですが「強記粥店」という地元系のお粥屋さんを発見。
お粥なら、お昼までにまたお腹が空いてくるはず。
取りあえず、店内へ突撃してみます。
地元の女性が一人でお粥をおすすりになっておられました。
壁メニューもあり（クリックで拡大）。
お粥類の他、豆乳、油条（揚げパン）、炒麵、腸粉などもあるようです。
昔ながらのお粥屋さん的な雰囲気がイイです。
こちらはテーブル上のお粥メニューの一部（クリックで拡大）。
お粥が約20種類ラインナップされています。
壁メニューには、これ以外にも沢山の種類のお粥がありました。
上のお粥メニューは定番のお粥のみ掲載したものと思われます。
では早速店員さんを呼んで・・・
私「ぺいだーんさう（皮蛋痩）・・・」
店員さん「OK（退却）」
本当は「ぺいだーん・さうよっぢょ！（皮蛋痩肉粥）」と言おうとしたのですが、途中まで言ったところで、店員さんはお店の奥へと消えていきました。
どんだけせっかちやねん（笑）。
客の言うことを最後まで聞いてくれないザッパなところが、いかにも香港という感じです。
おもてなしよりも、合理性を重んじる人々。
というわけで、すぐに皮蛋痩肉粥（17HKD）登場。
湯気は立っていませんが、めちゃめちゃアツアツですので、ヤケド注意。
「皮蛋痩肉粥＝ぺいだーん・さうよっぢょ！」は・・・
香港やマカオの殆んどのお粥屋さんにある、定番のお粥メニューの一つ。
ピータン（皮蛋）とお肉の細切り（痩肉）の2種類の具材が入ったお粥です。
日本人好みの味なので、覚えておくと便利な広東語です。
具材はお粥の底の方に沈んでおり・・・。
レンゲですくい上げてみると、お肉の細切りとピータンがゴロゴロと姿を現します。
ヤケドしないように、最初は表面をすくうようにして頂きましょう。
お味のほうは・・・
かなり美味しい！
米粒がほとんど残らないぐらいにトロトロになったお粥は、ごま油のような香りがして、しっかりと味がついています。
ピータンも香ばしくて、お粥によく合います。
日本で病気の時に食べるお粥とは別物と言っていいぐらい美味しい。
お粥と點心とマンゴーデザートは、日本よりも香港の方が格段にレベルが高いです。
お会計用紙はこちら。
解読不能な謎文字と「17」の数字。
風で飛ばされないための木製の洗濯ばさみがイイ味を出してます。
この紙を持って、入口付近のレジへ行ってお金を払えばＯＫです。
レジの店員「さっぷ・ちゃっ！（「十七」の広東語）」
古き良き時代のお粥屋さんを体験できて、思い出に残る朝ごはんとなりました。
お店の場所はこちら。