ハンガリー旅2018/GW ブダペストのルカーチ温泉に潜入するの編

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2018/05/02
ハンガリー旅4日目の午後。
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またしても、デアーク広場から「9番バス」に乗って、ドナウ川の西側へやってきました。

午後の温泉は「ルカーチ温泉」。
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緑に囲まれた伝統的な建物です。

入口らしきところから、内部へと突撃します。
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温泉というよりは、お役所の建物のような佇まいですが。

例によって、まずは受付で入場料を支払ってリストバンドを貰います。
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んが、その前に各種掲示物に目を通しておきましょう。

お値段を確認(クリックで拡大)
lucaprice
通常の1日利用料(Dairy Ticket)のお値段は・・・

  • ロッカー(平日)3700 HUF (約1850円)
  • ロッカー(休日)3900 HUF (約1950円)
  • キャビン(平日)4100 HUF (約2050円)
  • キャビン(休日)4300 HUF (約2150円)

とのこと。
追加料金で入れる「サウナ・ワールド」は、この日は工事中でした。
この時は、キャビン(個室)の平日料金4100 HUF(約2050円)を支払って、鍵付きのリストバンドをゲットしました。

受付スタッフ曰く「11番」のキャビンとのこと。
リストバンドでゲートを通過して「11番キャビン」を発見したものの、何故か鍵がかかりません。
ヽ(`Д´)ノ

近くにいたスタッフのおじさんに、カタコト英語で
「ソーリー、アイキャント・ロック!(すんません、ロックできません!)」
と、必死の形相で訴えかけます。

おじさんは、リストバンドを近くの機械のセンサーにかざして、画面の表示を冷静に確認。
別の区画(Welness)にある11番キャビンだよ、とその場所まで案内してくれました。
あ、どうもありがとうございます。

ようやく鍵をかけられる我がキャビンを無事発見。
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ここで水着に着替え、持参してきたサンダルに履き替えます。
オートロックではないので、出るときにキャビンの鍵をかけ忘れないように気を付けましょう。

んで。
次はバスタオルを借りたい。
受付スタッフによると、バスタオルは館内で借りられる、とのこと。

受付近くにあった館内マップを激しく確認します(クリックで拡大)。BUD2018MAYF278R
どこまでが屋内なのか分からない、非常に分かりにくいマップですが。
「19番」に「Rental」なる場所があり。
そこでバスタオルを借りられました。

各種レンタル品のお値段はこちら(クリックで拡大)
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バスタオルを借りるには・・・

  • レンタル料 1600 HUF (約800円)
  • デポジット(預り金)2000HUF(約1000円)

の合計3600HUFをレンタル窓口にて現金で払います。
デポジットは、バスタオルを無事返却したときに返金してもらえますので、無くさないようにしましょう。

もろもろの準備が整ったところで、いよいよ温泉へ。
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建物に囲まれる形で、3か所ほど屋外プールがあります。
そこそこ広い。
この、ひょうたん型のプールのお湯は33℃でぬるめです。

「セーチェニ温泉」よりも、観光客が少なくて落ち着いた雰囲気。
この「ルカーチ温泉」は、病院も併設されているようで、温泉療養している方の宿泊施設もあるようでした。

屋外には、ガッツリと泳ぐ系のスイミングプールが2か所あり。
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こちらは水温22度~26度で、まさに「プール」です。
スイミングキャップをかぶっていないと、係員に激しく叱責されます。
キャップを持っていない&寒いので、こちらには一度も入らず。

上記の他に、屋内にもいくつかお風呂がありました。
屋内には40℃の小さな浴槽もあり、温まることができます。

温泉成分分析書(クリックで拡大)を発見。
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ハンガリー語のみですが。

主な成分は、

  • 遊離二酸化炭素 (szabad szen dioxiddal) 205mg/l
  • 硫酸塩 (Szulfát) 139mg/l
  • カルシウム (Kalcium) 104mg/l

などなどで、pH = 6.88。

溶存物質増量が 1000mg/l 以下の、比較的薄いお湯です。
日本でいう所の「単純温泉」ですが、源泉温度が25℃以下なので、日本の温泉法では「温泉」に該当しないかもしれません。

基本的にお湯は無味無臭ではありますが、屋内のぬるい浴槽では、肌に二酸化炭素の気泡がつき、それなりに温泉感がありました。

お風呂で温まって、外のリクライニングチェアでダラダラ。
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人が少なくて落ち着きます。

・・・と。
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建物の一角に、屋上へと登る階段を発見(黄色い楕円内)。
屋上に人影らしきものも見えます(赤矢印)。
あそこに登れるのかな?

登れました。
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屋上には、こんなような謎のトレーニング器具があり。

リクライニング・チェアもありました。
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大きな木々に囲まれて、開放的な感じでイイです。
日中、ここで日光浴するためのものと思われます。
地元のおばさんが昼寝していましたが、既に陽が傾いており、肌寒くなっていました。
おばさん、風邪ひくでー

夜になると・・・。
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屋外プールがこんなようにライトアップされて、幻想的な雰囲気に。
寒くなってきたので、そろそろ帰るか・・・。

バスタオルを返却して、デポジットを取り返し・・・。
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ルカーチ温泉を後にしました。

あまり濃い温泉ではありませんでしたが、観光名所と化している「セーチェニ温泉」に比べると、観光客が少なくて落ち着ける温泉でした。

ルカーチ温泉の場所はこちら。

デアーク広場からは、9番バスでマルギット橋を渡ってすぐです。

TripAdvisorの口コミはこちら。
Lukacs Thermal Bath and Swimming Pool

ちなみに、ルカーチ温泉には、療養施設も併設されているので・・・。
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大声で騒いだりはせず、静かにしましょう。

ルカーチ温泉近くからは・・・。
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近代的なトラム19番とバスを乗り継いで、デアーク広場のホテルに戻ります。

その途中・・・。
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ドナウ川の対岸に、黄金色にライトアップされた国会議事堂が見えました。
おお~キレイ。
(*゚∀゚)=3

次回はブダペスト名物(?)「廃墟バー」に突撃の編。