2019/11/30
台湾旅2日目の午後。
台湾北東部の蘇澳(スーアオ)にやってきました。
人が少なくて、やや寂しい町・・・。
駅から北の方に向かって歩いていくと・・・。
川が流れている公園(蘇澳冷泉公園)があります。
誰もいない・・・。
11月は涼しいからなのか、工事中だからなのかよく分かりませんが。
足湯ができる場所がありました。
水着を着て入れるところもあるようですが、人っ子一人いません。
実は冬季閉鎖中とのことでした(2019/11/30当時)。
Google Mapでも「臨時休業」となっていたので、そんな気はしていましたが。
貼り紙によると・・・。
2019/11/1~2020/4/30の間は閉鎖とのこと。
うーむ、どうしよう。
他の冷泉は営業しているのでこちらをどうぞ、との貼り紙もあり。
おおー、これは助かる!
上の地図によると「個人湯屋」という個室の冷泉は営業しているっぽいです。
ではそこに行ってみよう。
個人湯屋へ行く途中に・・・。
どローカルな市場がありました。
鼻にツーンとくるガチな市場のかほり。
昔ながらの雰囲気が凄い・・・。
(*゚∀゚)=3
公園から歩いて5分ぐらいのところに・・・。
「個人湯屋」の案内の垂れ幕を発見しました。
この近くのようです。
川沿いに・・・。
円錐形の屋根が連なっているのが見えました。
これが「個人湯屋」。
入口に、料金システムの説明があるので精読。
ええと・・・?
- 冬季(10月~4月)は8:30~15:30の営業。木曜日休み。
- 1名40分 150 NTD
- 個人湯屋内は冷泉のみで、温かい浴槽はありません
とのこと。
温かい風呂がないとキビシイかも~と思ったけど、せっかくなので突撃!
受付っぽい建物内に突入すると、経営しているっぽいファミリーが飯を食っていました。
私「いーがれん(一名です)」
店員「ニホンジン?」
私「はい」
おお、カタコト日本語を操ってくるとは・・・。
店員「ツメタイ・・・」
私「はい」
冷たい浴槽しかないよ、ということなのでしょう。
店員「ヨンジュップン、ヒャクゴジュ!」
私「はいはい(笑)」
150 NTDを先払いすると、おばばが個室へと案内してくれました。
おお・・・。
年季の入った小屋 (*゚∀゚)=3
浴槽には、冷たい水がこんこんと循環しています。
水温は20℃ぐらい。
高濃度な炭酸泉とのことですが、見た感じ水泡がシュワシュワしているわけではなく、普通の水に見えます。
あとまあ、なんといいますか、日本の銭湯ほどの清潔感はないです。
某歩き方に載っていたような、温かい湯舟はない模様。
昔はあったような痕跡はありましたが。
こんなような棚とベンチがあるので・・・。
荷物を置いて、衣服を脱いで入水します。
土足で入る感じなので、日本の銭湯に比べると、あまり快適ではありませんが。
あと、備え付けのタオル等は一切ないので、持参してきましょう。
では、入水・・・。
つ、冷たい!
寒い!
アタリマエか。
2分ぐらい肩まで浸かって頑張ってみますが、体の震えが止まらないので、一旦出る。
やっぱり今の季節は無理があるのかな・・・。
タオルで体をよく拭いて、体温が戻って来たところで再トライ。
最初は冷たいけど・・・。
今度はだんだん体がポカポカしてきた!
お~、これはいい感じです。
5分ぐらい入っていると、体の表面に細かい水泡がまとわりついていて、ヒリヒリしてきました!
イテテテテ・・・。
やっぱり大量の炭酸が溶けていたんですね!
40分の制限時間の間、出たり入ったりを繰り返し、天然の高濃度炭酸泉を満喫。
冷たいけどポカポカしてくるという、なんとも不思議な体験でした。
炭酸冷泉マニアな方にオススメです。
施設のおばちゃんにサヨナラして、さらに周囲をウロウロ。
冷泉の水路が流れていて、洗濯が出来る場所もありました。
誰も洗濯していませんでしたが。
「阿里史冷泉公共浴室」なる施設もあり。
ここも冷たい冷泉っぽいです。
今の時期は無料で入れるようでしたが、かなり年季が入っています。
ロッカーが無かったりと、かなりディープなのでパス・・・。
海外の公衆浴場は、日本の銭湯のように「必ずロッカーがある」わけではないのですね・・・。
ぐるっと一周して、公園入口に戻ってきました。
こちらのお土産屋さんで、蘇澳名物を購入。
「弾珠汽水」というラムネ。
「Open ?」と聞かれたので、その場で蓋を開けてもらいました。
ここのお店の人も、カタコト日本語可。
お味の方は・・・。
うん、まさに日本のラムネと同じ懐かしい味がしました。
台湾にもラムネがあるんですね。
というわけで、蘇澳冷泉個人湯屋の場所はこちら。
蘇澳の駅から徒歩15分ぐらいです。
夏に来れば、もっと沢山の人で賑わうのかな~。