2016/11/03
9:30AMごろの羽田空港国際線にて。
いよいよ香港行きJL029便に搭乗開始。
機材はボーイング777-200ER(JA711J)。
JAL SKY SUITE 777(SS2)仕様に改装したての機材です。
エコノミークラスではありますが、足元広々の「新間隔エコノミー(JAL SKY WIDER)」なので楽しみです。
いよいよ機内へ突入。
エコノミーのシート配置は、3-4-2という左右非対称な配置です。
でもこれなら、3名のファミリーでも2名のアベック(死語)でも柔軟に対応可能、というわけです。
こちらは2人席側の窓際席。
進行方向右側が2人席になります。
先代の古い777は年季が入っていただけに、ピカピカの新しい内装にテンションが上がります。
そして、エコノミーでも足元広々・・・と
エコノミークラスの一番前の座席だったため、膝の先には無限の空間が広がります。
メチャ快適でしたが、CA様と向かい合わせは緊張する・・・。
非常扉近くですので・・・。
離陸後は、ドアの小窓から外を眺めることが可能。
緊急時にはお手伝い頂くことになります、的な説明を受けました。
そのような事態にならないことを祈ります。
(-人-)
一番前の座席なので・・・。
シートテレビは、ひじ掛けの下に収納されています。
離着陸時は収納しておかねばならないので、テレビが見れないのが難点・・・。
コントローラもひじ掛けにあるのも、最前列仕様です。
(通常座席は前シートについています)
充電できるUSBコネクタが肘掛にあるのも変則的。
前の座席のシートポケットがないので・・・。
機内誌は壁側に。
通路側だと手が届かないのが難点です。
その代わり、足元が超広々なのでイイですけど。
では、早速機内誌「SKY WORD」の精読開始。
今回の特集は「ボストン」「上海」「熊本県」とのこと。
上海の河辺のカフェの魅力的な写真あり。
ガチ中国にも、久しぶりに行ってみたくなりました。
機内誌の他にも・・・。
香港人訪日客向けの「日本達人」なるガイドブックもありました。
中国語(繁体字)で書かれていました。
どんどん日本に来て頂きましょう。
離陸してしばらくすると「右手に富士山をご覧いただけます!」のアナウンスあり。
非常扉の小窓から、頂上付近をうっすらと雪化粧した富士山を見ることができました。
素晴らしいよフジヤマ。
では、肘掛に格納されていたエンタテイメント・システムを展開。
大画面で見やすい「MAGIC VI」。
最新型のエンタテイメント・システムです。
タッチパネルなので、コントローラを使わなくても操作可能。
フライトマップは、このように3D表示となっています。
このフライトマップの機能が色々あって秀逸です。
メニューの一部。
3Dグラフィックスなので、コクピットからの眺めなど、様々な視点に変更が可能。
これは楽しい♪
コクピット・ビューに切り替えてみます。
高度計や速度計、方位計も表示されて、パイロット気分が味わえます。
ただし、旋回しても水平線が傾くことはなく、水平状態のまま方向が変わるだけですが。
長さの単位は「メートル法」と「帝国単位(フィート)」を切り替え可能。
こ、こまかい・・・。
スマホのように2本指を使って、ピンチイン・ピンチアウトで地図の拡大・縮小・回転・視点変更が自由自在。
操作説明もありますので、熟読してから色々いぢり倒しましょう。
2本指でうまく操作すると、従来のように真上からの地図を表示することもできます。
プロセッサの処理能力が高く、スクロールもスムーズです。
素晴らしい。
そうやって夢中で遊んでいる間に、エコノミー機内食登場。
メニューはホワイトカレー。
香ばしいカレー風味で美味しゅうございました。
ANAだと大抵チキン or フィッシュ?みたいな感じで聞かれますが、最近のJALは1種類のみです。
特に好き嫌いはないので、お料理を選べなくても全く問題ない派です。
却って選べないほうが、アレコレ迷うこともないし、欲しいメニューが品切れで残念な思いをすることもないのでイイかも、と思いました。
機内食を頂きながら、何見よっかな。
おっ。
「From Vegas to Macau 3」なる映画を発見。
以前に1作目を機内で見たことがあります。
なんともう3作目までリリースされているとは・・・。
これは見ないわけにはいきません。
映画の劇中にて、マカオ登場。
最近オープンしたばかりの「STUDIO CITY」。
今回のマカオ訪問時には、是非行ってみることにしよう。
香港も登場。
おそらく赤柱(スタンレー)の監獄と思われます。
ストーリーは、相変わらず香港映画的ハチャメチャな展開で楽しめました。
食後のハーゲンダッツは「カスタード・プディング」でした。
濃厚でウマし。
食後は成層圏でなくてもプレイできる「成層圏麻雀」。
負けたくないので、コンピュータの難易度は最低レベルに設定してプレイします。
麻雀では首尾よく大勝したものの・・・。
香港上空混雑のため、香港の東方海上でホールド(上空待機)となりました。
香港空港の周辺空域の過密具合は、羽田よりも深刻な感じです。
着陸態勢に入るまでの間「YOUは何しに日本へ」を鑑賞。
ラーメン大好きのYOUが、旭川の「らーめん山頭火・本店」までヒッチハイクする話。
不覚にも感動してしまい、涙・・・。
そして、現地時間14:00ごろ・・・。
上空ホールドを喰らったものの、ほぼ予定どおりに香港空港に到着しました。
最新のエンタテイメント・システム「MAGIC VI」と、足元広々エコノミー最前列で快適な空の旅でした。
次回もこの最新機材で香港に来たいものです。
というわけで、次回は香港の街中へGOの編。