香港食その190 功夫點心で朝飲茶@深水埗・福榮街

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2017/01/02
香港旅2日目の朝。
朝ごはんを頂くべく、深水埗の街中をウロウロしてやってきたのは、こちらのお店。

「功夫點心」
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カンフー点心?
NTR深水埗駅の北側にある、ニューウェーブ系の點心のお店です。
お腹が空いたので、早速店内へ突撃。

店員のおばさん 「ヤッワイ?(一位?=1名ですか?)」
私 「イエス、ワンパーソン(1名です)」

定番の「げいわいや~(何名様?)」ではなくて、「1名ですか?」と訊かれましたが、落ち着いて対応できました。
お店の奥の方の席に促されて着席します。

店内は地元の人々で混み合っており・・・。
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なんと4人席に4人で相席になりました。

正面には、なぜかポケモンのTシャツを着用した、声の大きな仲良しお婆さんが2人。
左隣には新聞を読んでいるオヤジ。
窮屈です・・・。

店員 「やむめーちゃー?(何茶にしますか?)」
私 「ぽーれい(プーアル茶で)」

テーブルの上の紙にお茶の種類が書かれていました。
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紙によると・・・

  • 普洱(広東語:ぽーれい 北京語:ぷーある 日本語:プーアル茶)
  • 白牡丹(広東語:ぱっまうたーん 北京語:ぱいむーたん 日本語:しろぼたん)
  • 鉄観音(広東語:てぃっぐんやむ 北京語:てぃえぐゎんいん 日本語:てっかんのん)
  • 香片(広東語:ひょんびん 北京語:もーりーほゎ(茉莉花) 日本語:ジャスミン茶)

の4種類とのこと。
筆者の好きな「サウメイ茶」の表記は無く、その代わり、同じ「白茶」の「白牡丹」がありました。
当時は「白牡丹」の広東語読みが分からなかったため、今回は「普洱」にしたのでした・・・。

お茶と一緒に洗杯用の器が配布されたので・・・。
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厳かに「洗杯の儀(お茶を使って器やレンゲ・箸を洗うこと)」を執り行います。
洗うのに使ったお茶の入った容器は、店員さんがすぐに片づけてくれます。
ちなみに、お茶(茶位)は4HKD。

注文は、オーダーシート方式(クリックで拡大)
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一部写真つきなので、分かり易いです。
欲しいメニューにチェックをつけて、店員さんに渡せばOKなので簡単です。

まず1品目は「功夫蝦餃皇」 27HKD。
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いわゆる「蒸しタイプのエビ餃子」です。
中華圏の餃子は、焼きタイプではなくて、蒸しタイプなのが一般的です。
皮は薄くて、中身にはエビがたっぷりです。
やや薄味でしたが、優しい味で毎日食べられそうです。

2品目は「蒜香鮮蝦長春巻」 22HKD
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ニンニク風味のエビ春巻。
細長~い春巻が、グラスに入れられて出てきました。
なるほど、これなら狭いテーブルの上でも場所をとらないわけです。
白い、甘めのマヨネーズにつけて頂きます。
カリカリした食感と、エビ・ニンニク風味で美味しゅうございました。

3品目は「蛤螺片滑鶏粥」 25HKD
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貝柱のようなものと鶏肉が入ったお粥です。

レンゲで底の方をすくってみると・・・。
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鶏肉などの具材が沈んでいて、ゴロゴロ発掘できます。
鶏肉は骨付きなので、食べにくいですが、味が良く染みていて美味。
香港のお粥は、味がしっかりしていて、日本のお粥よりも美味しいです。
結構ボリュウムがあり、お腹いっぱいになりました。

というわけで、お会計は合計78HKDでした。
店内が狭くてお客さんの出入りが多いため、伝統的な飲茶店のようにあまり長居はできませんが、そこそこリーズナブルに朝飲茶を堪能できて満足の朝食となりました。