2017/01/03
香港旅3日目・最終日の夜。
またまたやって来ました、この界隈。
上環のイビス・ホテル隣にある「皇后街熱食中心」です。
ここに入居している人気店にて、今回の香港滞在の最後のディナーを頂こう、というわけです。
昔ながらの熱食中心スタイルの空間の一角にあるのが・・・。
「ABCキッチン」
イタリア国旗が見える店舗がソレです。
今まで何度がトライしようとしたものの、土・日曜日は昼間営業のみとのことで、うまく時間が合わなかったのです。
今回、平日の夜というこで、ようやく訪問する機会に恵まれました。
赤いチェックの柄のテーブルが、ABCキッチンの領土。
店員さんに「ABC?」と訊かれて、「イエス!」と答えると、小さなテーブルに案内して頂けました。
時刻は18:30ごろ。
ディナータイムとしてはまだ早い時間、ということで、まだお客さんの数はまばらです。
お1人様トラベラーとしては、この時間帯を逃すわけにはいきません。
ちなみに、上の写真の奥の方に見えるお店は「陳財記」。
以前に炒出前一丁を食したことがあります。
香港食その166 陳財記で炒出前一丁@上環・皇后街熱食市場
「こんな庶民的な場所のお店で本当に美味しいものにありつけるの?」
「いやいや奥さん、こうは見えても、本格的なイタリアンを提供することで人気のお店なんですよ」
などと、1人で脳内会話を交わしながら(←おかしな人)、メニューを選びます。
ただしそのメニューのデータを記録できなかったのが痛恨の極み。
どのお料理も、お値段はそれなりにお高く(200HKD前後だった記憶)高級レストラン並みの価格設定となっています。
オーダーはカタコト英語とメニュー指さしでOK。
お料理を待っている間にも、どんどんお客さんが入ってきて、席が埋まっていきます。
まずは赤ワインを頂きまっす。
お肉の料理を選んだので、ビールではなくて赤ワインにしてみました。
まろやかな味わい。
今日一日歩き回った疲れを癒します。
セットでついてくる食前のパン。
外はカリッと、中はモチッとしていてホカホカです。
これだけでワインがどんどん進みます。
パンのクォリティの高さから、メインディッシュへの期待がより一層膨らみます。
そして、メインディッシュ登場。
豚のすね肉のワイン煮的なお料理。
骨付きの豚肉がトロトロになるまで煮込まれていて柔らか。
豚肉が口の中で溶けていき、感動的な美味しさです。
マッシュポテトも、ポタージュスープのような甘味があって上品なお味。
口休めのアスパラもシャキシャキで美味。
素材1つ1つにこだわりが感じられ、まるでビジネスクラスの機内食並みのクオリティでした。
こんな庶民的な場所で、こんなにクオリティの高いお料理が!というギャップが楽しいお店です。
まさに香港滞在最後のディナーを飾るに相応しい、素晴らしいお食事となりました。
お店の営業時間は下記のとおり。
お1人様や予約なしの場合は、早めの時間帯に訪問することをオススメします。
Openrice(香港版ぐるなび)の情報はこちら
ABC Kitchen (Openrice)
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ABC Kitchen (Officical)
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ABC Kitchen (TripAdvisor)
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