2017/05/01
ユーラシア大陸横断ウルトラ旅行(香港・ドイツ経由ポルトガル旅)2日目の午後。
経由地の第3チェックポイント「デュッセルドルフ」から、ポルトガル旅がスタートします。
本ブログではこれまで何度もマカオを訪問しています。
マカオはかつてはポルトガルの植民地だった場所。
なので、マカオにはポルトガルの文化が色濃く残る建物が残っていたり、マカオ風ポルトガル料理を頂けるお店がありました。
そんなマカオを何度も訪れる度に「いつかはポルトガル本国にも行ってみたい!」と思うようになったのでした。
そして、いよいよその憧れのポルトガルに向かう時がやってきた、というわけです。
使用機到着遅れのため、定刻よりも30分ほど遅れた15:00頃に搭乗開始。
機材はA320-200(D-AEWU)。
リスボン到着後はホテルに向かうだけなので、少しぐらい遅れても問題なしです。
初めて乗るドイツのLCC「ユーロウイングス」の機体にワクワク。
今回は「SMART」という少しお高い料金のチケットをネットで購入。
5ユーロ追加して、機体前方区画の足元が広い「More Legroom Seat」にしてみました。
チケットの総額は片道153.99ユーロ(約2万円)でした。
LCCとは言っても、色々オプションをつけるとそれなりのお値段になります。
A320なので、座席配置は3-3。
確かにシートピッチは広めの印象。
よっこらしょっと座ってみると・・・。
お~広い。
膝先に20センチぐらいの隙間があって、足を伸ばせます。
これはかなり楽ちん。
リスボンまでの3時間のフライトを快適に過ごせそうです。
しかしながら、シートテレビや充電設備はありませんので悪しからず。
シートポケットには3冊の冊子があり。
機内誌の他、機内お買い物、有料飲食物メニューのご案内となっています。
じっくりと精読させて頂くことにしましょう。
まずは機内誌を広げて、ユーロウイングスの就航先を確認。
欧州全域の他、北アフリカ、北欧、ロシアまでカバーしています。
(共同運航便を含む)
うーん、次は何処にいこうかな~などと妄想を膨らませるのが楽しみです。
ユーロウイングスは長距離路線もあり。
長距離路線は、ケルン・ボン空港がハブ空港になっており、東南アジアはバンコク(ドンムアン)とプーケットに就航しています。
日本からバンコク経由でドイツに行ける、というわけですね。
「LCCだけで世界一周」をいつかやってみたい。
機内誌を熟読している間に、ドアクローズ。
A320は雨のデュッセルドルフ空港を約30分遅れで出発しました。
ちなみにお隣には国籍不明の親子が着席。
じっとしていられない元気な小さなお子様が私の隣に座っていて、やんちゃに動き回ります。
お子様に服を引っ張られたりして、非常に落ち着かない状況となりました。
親が私の隣に座ってほしかった・・・。
うーん、めっちゃ苦手なシチュエーション。
お子様は気にしないようにして、飲食物メニューの冊子を精読(クリックで拡大)
LCCなので飲食物は基本的には有料です。
ドイツビール「ヴァルスタイナー330ml」を3ユーロで販売。
食べ物はサンドイッチなどの軽食が中心です。
こちらはお菓子セットとオツマミセット。
単品で買うよりも、こちらの方が若干お得になっています。
今回購入した「SMART」というチケットは、軽食セットつきなので・・・。
小さな箱に入った食料が配布されました。
お隣のチビッ子が興味深々で、じーっとこっちを見ています。
なんとなく、チビッ子に食べさせてあげないといけないような雰囲気・・・。
や、やだよ~ 自分で食べたい(←けちな大人)。
しばらく寝たふりをして、チビッ子の興味がそれるのを待ちました。
しばらくすると、私の窮状を察したのか、親子連れは別の空き席へと移動していきました。
ふう、助かった・・・。
これでようやく落ち着いてご飯が食べられる状況になりました。
箱の中には、ミネラルウォーター、クッキー、サンドイッチが格納されていました。
サンドイッチは、ハム or チーズでハムを選択。
なかなか美味しゅうございました。
少しお腹が空いていたところなので、助かります。
今回は窓際席を確保したので・・・。
お外の景色を満喫しながら、お食事できて良かったです。
「SMART」のチケットなら、ソフトドリンクも無料。
フルサービスキャリアなみのサービスを受けることができます。
その代わり、お値段もフルサービスキャリア並みになりますが・・・。
初めてのポルトガル・リスボン上陸に備えて・・・。
地球の歩き方を熟読して、ホテルへの移動方法などを研究します。
空港から地下鉄やバスで市内に行けるのか、ふむふむ。
やがてイベリア半島上空を越えて、海岸線が見えてきました。
アトランティック・オーシャン!
人生初の「大西洋」に心が躍ります。
そして現地時刻17:15ごろ。
第4チェックポイントの「リスボン空港」に到着。
めっちゃいい天気です。
青空が澄んでいて空気がキレイ。
ら、楽園じゃ~。
これが私のポルトガルの第1印象となるわけです。
沖止めになったので、バスでターミナルへと移動。
外はカラッと涼しく、メチャ快適な気候。
デュッセルドルフはずっとどんよりとした雨模様だったので、天国に舞い降りたような気分です。
バスに乗ってターミナルに移動中。
ポルトガルのフラッグキャリア、TAPポルトガル航空の機体が沢山見ることができました。
ついにポルトガルにキター感が盛り上がります。
そして5/1の現地時間18:00ごろ。
スーツケースを受け取って、リスボン空港に初上陸。
そこそこキレイな空港です。
自宅を出発してから、42時間かかってようやく最終目的地のリスボンに到着です。
極東から極西へ。
ついにユーラシア大陸横断に成功しました。
香港・デュッセルドルフ経由の長い道のりでした。
というわけで、次回はリスボン空港から街中のホテルへ移動の編