2017/05/01
香港ドイツ経由・ポルトガル旅2日目の午後6時ごろ。
長い旅路の末、ついに本ブログ初登場のポルトガル・リスボンのウンベルト・デルガード空港にやってきました。
ユーロウイングス利用で、この時は「ターミナル1」に到着しました。
何度も増築したせいなのか、あちこちに段差があり。
この「ターミナル1」とは別に、新しい「ターミナル2」もあるようですが、今回は訪問せず。
到着ロビーには、Vodafoneのショップがあり。
現地のSIMカードが買えそうな雰囲気を醸し出しています。
しかし今回は既に香港で、バーチャルSIM対応のWi-Fiルータ「SmartGo Pokefi」を購入&導入済なので、わざわざ現地のSIMカードを買う必要はありません。
リスボン到着後、「SmartGo Pokefi」の電源を入れてしばらく放置している間に、インターネットに接続できる状態になっていました。
やっぱりこれ、便利だわー。
このWi-Fiルーター「SmartGo Pokefi」の詳細は姉妹ブログのこちらの記事をどうぞ。
もう海外でSIM購入不要?V-SIM対応Wi-Fiルーター「SmartGo Pokefi」を香港空港で購入してみたの編
さて、まずは滞在ホテルに向かいたいものの・・・。
タクシーは長蛇の列。
まあ、そもそもタクシーを使うつもりではなかったので構いませんが。
駅の方に向かって歩くと・・・。
こんなような天井の高~いドーム状の空間があり。
エスカレータを上ると出発フロアへと上がれます。
が、ここで油を売っているわけにはいかないので、ホテルへと急ぐことにしましょう。
市街地へは空港バス(AERO BUS)を使う手もありますが、今回は地下鉄(Metro)で行くことにしました。
こちらが地下鉄の入口。
赤地に白の「M]が目印です。
もう午後6時半だというのに、まだまだ外は太陽が出ていて明るいです。
リスボンの交通ICカード「Viva Viagem」の購入方法
で、こちらが地下鉄の各駅に設置されている自動券売機。
まずはここで「ヴィヴァ・ヴィアジェン(Viva Viagem)」なる交通系ICカードを購入します。
東京でいうところのSuicaのようなもので、これがあれば、地下鉄やバス、トラムなどリスボン近郊のほぼすべての乗り物に、カードをタッチするだけで乗れるというスグレモノです。
まさにリスボン観光の必須アイテムなわけですが、「ヴィヴァ・ヴィアジェン」って舌を噛みそうで言いにくい・・・。
画面はタッチパネル式になっていて、こちらが初期画面。
ポルトガル語で何だかよく分からないので、まずは左下のイギリス国旗をタッチして英語にしましょう。
これとても大事。
「英語は苦手なんだけど・・・」という方でも、ポルトガル語のままよりはマシなはず。
次の画面。
すでにICカードを持っているか?という問いかけです。
初リスボンなら、カードを持っていないので、下の「Without a reuseable card. Purchase your card」を選びます。
次は、購入する枚数を選びます。
1枚で良ければ、このまま「Continue(右下の緑色の■)」を選びます。
購入枚数を増減させたい場合は、+と-を使って所望の枚数にしてから「Continue」を選びましょう。
お次は購入するカードの種類を選択。
1日乗車券(Daily Ticket)もあるようですが、お得かどうかよく分からないので「Stored Value」を選びました。
「Stored Value」は、カードにお金をチャージして、乗車する度に運賃が引かれるという通常のオプションです。
チャージ金額を選びます。
最低チャージ金額は3ユーロより。
地下鉄は均一料金で1回1.4ユーロです。
今回は3泊4日の滞在で、15ユーロチャージしてみました。
足りなくなれば、地下鉄各駅の券売機でチャージできますので、あまり沢山チャージしすぎないようにしましょう。
最後はお支払い方法の選択。
「Bank Card」は通常は持っていないと思われるので、現金(Cash)を選びます。
あとは現金を投入すればOK。
チャージ金額15ユーロの他に、カード代0.5ユーロがかかります。
そして念願のヴィヴァなんとかをゲット!
プラスチックのカードかと思いきや、さにあらず。
分厚い紙で出来ていました。
え?ICカードなのに紙製?
これ本物なの?(←本物です)。
リスボンの地下鉄の乗り方は日本と同様
で、こちらが自動改札。
読み取り機にICカードをかざすとゲートが開きます。
降りるときにもかざしますので、無くさないようにしましょう。
路線図はそこかしこにあります(クリックで拡大)
東京の地下鉄ほどカオスではありません。
今回は・・・。
黄色の空港駅(Aeroporto)からレッドラインに乗り、ピンク色のサルダーニャ駅(Saldanha)でイエローラインに乗り換え、ホテルの最寄り駅である水色のマルケス・デ・ポンバル駅を目指します。
レッドラインのマークはこれ。
各線ごとにデザインが異なります。
日本の地下鉄のような「輪」ではなくて、デザインされているところがオシャレなヨーロッパっぽいです。
では、地下鉄に乗りまーす。
構内はやや薄暗い感じでしたが、そんなに治安が悪い印象はありませんでした。
でも油断は禁物。
車内の様子。
空港から地下鉄に乗る人は少ないようで、このときはガラガラでした。
が、リスボンの中心部に近づくにつれて人が増えていき、やがて満員に。
ノリノリのファミリー客が大声で騒いでいてウルさかったです。
車内には電光掲示板があり。
次の停車駅の駅名を表示してくれますので、初心者でも安心。
窓には落書きもあり。
いかにも外国の地下鉄ってカンジがします。
黄色ラインに乗り換えて、無事マルケス・デ・ポンバル駅に到着。
空港からは30分ほどで到着しました。
随所に案内板があるので、乗り換えはそんなに難しくありませんでした。
出口に自動改札がありますので、そこでICカードをタッチして出ればOKです。
宿泊ホテルへ
マルケス・デ・ポンバル駅の階段を上って、地上へ出ると・・・。
おお!
ポンバル侯爵広場に出ました。
抜けるような青空に、芝生の鮮やかな緑色が映えています。
なんて美しい街なんでしょ。
凛々しい佇まいのポンバル侯爵様。
「極東のオヤジよ!よくぞここまでやって来たな!」
はい、今日から4日間、お世話になりまーす。
広場のまわりはロータリーになっていて・・・。
自転車専用道路もあり。
ぼけーとしていると、自転車に轢かれますので気を付けましょう。
そして、歩道にはポルトガル名物のカルサーダス(石畳)。
まるでマカオのようだ・・・(というか、こっちが本家)。
ついに本家本元のカルサーダスを目の当たりにすることができて感無量です。
駅から徒歩5分少々で・・・。
宿泊ホテル「サナ・リスボア・ホテル」に到着。
マカオのリスボアホテルではないので、カジノはありません。
時刻は19:00前なのに、まだこの明るさ・・・。
一体何時になったら日が沈むのだろーか。
というわけで、次回はホテルにチェックインするの編。