2015/12/29
インドネシア旅5日目の夕方。
ジャカルタのホテルにチェックイン後、晩御飯を求めてジャカルタ中心部の巨大ショッピング・モール「グランドインドネシア」へ。
宿泊ホテルグランドメルキュールハーモニー(楽天トラベル)で、安心と信頼のブルーバード・タクシーを呼んでもらいました。
この「グランドインドネシア」は、ジャカルタの超有名・超巨大ショッピング・モールですので、タクシーの運ちゃんが迷うことはありません。
モール内には、きらびやかな飾りつけがお出迎え。
「GOLDEN CHRISTMAS」とのこと。
そっか、クリスマスだったか。
12月でも真夏の暑さなので、クリスマスの実感はありません。
今回の目的地は、この巨大モールにある「Tim Ho Wan」というお店。
が、このモールはメチャクチャ広いので、お店がどこにあるのか見つけるのが大変です。
おっ。
タッチパネル式の案内板を発見。
メニューから「Tim Ho Wan」を選ぶと・・・。
現在地からの行き方を教えてもらえます。
ZARAの近くのエスカレータを降りて・・・云々。
ふむふむ、これはかなり便利です。
タッチパネル君の指示に従って、無事お店に到達。
「Tim Ho Wan」は、漢字表記では「添好運」。
ミシュランで1つ星を獲得した、香港の大人気點心店「添好運點心専門店」のジャカルタ支店です。
最近は台北にも進出しているのだとか。
ジャカルタで味わう香港の味とは、一体どんなものなのであろーか。
香港では行列が絶えないお店ですが・・・。
このジャカルタのお店は普通に入れました。
まだディナーには早めの時間(17:00ごろ)ということもありますが。
やたらフレンドリーな店員さんに促されて着席します。
店員さん 「%!&”E!”??」
私 「ソーリー、アイム・ジャパニーズ」
店員さん「OK, ドリンク?(飲み物は?)」
私 「チャイニーズ、ティー、プリーズ(中国茶でお願いします)」
Chinese Tea 12800ルピア(128円)が登場。
鉄観音っぽいです。
さすがに香港のようにお茶の種類までは選べません。
急須ではなく、湯飲みに注がれてきました。
これでは「洗杯の儀」(お茶で食器を洗う香港の慣習)を執り行うことはできないので、やめておきます。
ちなみに、お茶は「おかわり」できることを後で知りました。
テーブル上のメニュー(クリックで拡大)
インドネシア語と英語の2カ国語表記ですが、写真付きなので分かりやすいです。
お馴染みの大根餅、燒賣、ハーガウ(蝦餃子)、叉焼包もあり。
ビールなどの酒類はありません。
香港のお店のようなオーダーシートはなく、店員さんに指さしで発注します。
まずは、お店の名物の叉焼まん 43800ルピア(438円)。
「叉焼包」は、インドネシア語で「Bakpau Isi Babi BBQ」とのこと。
- Bakpau = 饅頭
- Isi = ~入りの
- Babi = 豚
- BBQ = バーベキュー
「Babi」=「豚」と表記されているので、豚肉が使われているようです。
ムスリムの方は食べられないので、中華系のお客さんを想定していると思われます。
パクッとかじってみる。
カリッと揚げられた甘い外身に、甘いチャーシューのあんが入っていて美味。
濃厚な風味で、お茶が進みます。
ただ味が濃いので、「3個」はおひとり様にはややキツいです。
お次は春巻 29800ルピア(298円)。
インドネシア語では「Lumpia Goreng Isi Putih Telur」。
- Lumpia = 春巻
- Goreng = 揚げる
- Isi = ~入りの
- Putih = 白い
- Telur = 卵
総合すると「卵の白身入りの揚げ春巻」?
中身を覗いてみます。
白い卵?的なものと、ニンジン的なものが少々。
出来立てでアツアツです。
エビが入っているのかどうかはよく分からず。
んー、なんか味が足りないような。
でも、本場さながらのパリッとした春巻の食感は存分に楽しめました。
そんなときのために、テーブル上には各種調味料があります。
手前(右)から順に・・・。
- SOY SAUSE (醤油)
- PEPPER (コショウ)
- L&P SAUCE (ウスターソース)
- SAMBAL (サンバル)=オレンジ色のやつ
があり。
「サンバル」があるのはインドネシアならではです。
こいつをつけ過ぎると、メチャ辛いうえに、何もかもが同じサンバルの味になってしまうので大変危険です。
気を付けましょう。
最後の3品目は、エビ燒賣 38800ルピア(388円)
インドネシア語では「Siumai Babi Isi Udang」
- Siumai = シュウマイ(そのまんま)
- Babi = 豚
- Isi =~入りの
- Udang =エビ
総合すると「蝦入りの豚肉シュウマイ」。
プリプリの蝦と豚肉の肉汁の風味が感じられて、香港で頂く燒賣と遜色ないです。
ジャカルタに居ながらにして、本場の香港のものに近い點心を頂くことができて、満足の晩餐となりました。
お店の詳細はこちら
Tim Ho Wan Grand Indonesia
(TripAdvisor)