2016/11/03
香港マカオ旅初日の夜8時半ごろ。
ホテルにチェックインを済ませた後は・・・。
ホテル近くのバス停「高美士/馬六甲街」から、關閘行きの10番バスに乗車。
晩御飯を求めて、マカオ半島北部にある地元系飲食店を目指します。
数年前に購入したマカオパス（マカオ的Suica）を今だにに使いまわしています。
マカオパスの場合。マカオ半島内の路線ならたったの2MOP。
チャージした100MOPをなかなか使い切ることができません。
10番バスはフェリーターミナル前を素通りして、夜のマカオの住宅地を軽快に走行。
モンハの砦近くの「慕拉士馬路/望廈」で下車しました。
うーむ、暗い。
普通の住宅地のようです。
工事中の広場の向こうには・・・。
高層マンションの摩天楼が広がります。
ここから先は、Google Mapを頼りに徒歩で移動。
徒歩10分ほどでやってきたのは、こちらの庶民的食堂「新益美食」。
ネットで調べて、評判がよさげだったので。
店頭には水槽があり。
色々な海鮮たちが泳いでいます。
でも今はシーフードが食いたい感じでもない・・・。
「朋自遠方来（遠方から来た友人）」
人気のお店的なアピールもあり。
わ、ワシも、日本からはるばる来たで～。
その写真の中の1枚。
真ん中がお店のご主人っぽいですが、この日は出会えず。
両脇の男女は、香港で夜中にやっているグルメ・バラエティ番組で見たことがあるレポーターさんです。
結構話題のお店なんですねえ。
では店内に突入。
小さな空きテーブルに促されました。
店内は地元の人々で賑わっています。
- 青島ビールを数本空けて談笑中の地元系サラリーマン軍団
- 鍋を囲んで一家団欒の地元系ファミリー
- 「7up」を片手にガッツリお食事中の地元系学生軍団
あらゆる客層に受け入れられている、まさに庶民の台所です。
そんな中、ジャージを着たおばちゃんの店員さんが忙しく動き回っています。
このローカルな雰囲気がたまりません。
店員 「やっわいあ～？（一名ですか？）」
私 「イエス」
店員 「！？」
私が外国人であることに気付いたのか、テーブルの上の食器類をその場でお湯で洗ってくれました。
多謝です。
とりあえずビールが飲みたいので・・・。
私 「ちんどう・べいざう、プリーズ！（青島ビール下さい！）」
店員 「べいざうあ～？（ビールですか？）」
私 「イエス、イエス」
変なお客が来たよ、韓国人かな日本人かな、みたいな感じで店員さん同士で何やらヒソヒソ話し合っています。
というわけで、青島ビール・大瓶をゲット。
ぶふぁ～。
今日一日の労をねぎらいます。
オツマミは何にしようかな～（クリックで拡大）
あまり空腹ではないので、ちょっとつまむ感じの一品料理が欲しいところ。
でも、どれもお値段が高め＝量が多そうです。
こういうお店にお一人様で来る人は少ないでしょうからね・・・。
店員さんにはメニュー指さしで注文。
ビールを飲みながら、お料理ができるのを待ちます。
店内をキョロキョロしていると・・・
お店のオバチャンが「Wi-Fiのパスワードはコレよ！（の広東語）」と教えてくれました。
いやいや、別にWifiのアクセスポイントを探していたわけではないですけど・・・でも笑顔で感謝の意を伝えます。
そして、オツマミ「特式醸鴛鴦豬扒 88MOP」 がドーン。
顔ぐらいの大きさのある巨大なトンカツが2切れも登場。
暴力的な大きさです。
うう、やっぱり量が多かった・・・。
右側のトンカツには、内部にさらに濃厚なチーズが挟まっています（少し白いのがハミ出しているのがソレです）。
左側のは、コショウ風味のニンニクがたっぷりと挟まっています。
2種類のトンカツが出てくるから「鴛鴦」だったんですね・・・。
ビールが進んで美味ではありますが、かなり味が濃い＆脂っこいので、ひとりで完食はキビシイです。
1/4ほど残してしまいました・・・。
他にも気になるメニューが色々あったので、次回はもっと目一杯お腹を空かせてから来ることにしよう。
気さくな店員さんの庶民的な飲み屋？さんを堪能できて、満足の晩酌となりました。
うう、食べ過ぎて気持ちが悪い・・・。
このローカル食堂「新益美食」の場所はこちら。
テキトーなバスに乗って、マカオの中心部に戻ります。
バスに揺られている間に体調が回復。
マカオ中心部「亞馬喇前地」にて下車。
グランドリスボアのギラギラが今夜も絶好調です。
マカオにキター感が盛り上がります。
この後はカジノでちまちまと賭け事したり、ショーを見たりしてマカオの夜が更けてゆくのでした。
明日へつづく。