2016/11/05
一夜明けて、香港マカオ旅3日目の朝。
滞在ホテル「カーサ レアル ホテル(TripAdvisor)」にて、7:00AMごろ起床します。
今日はマカオから香港に移動する予定。
自室のテレビをつけて、香港のTVB「翡翠台」のニュース番組をチェック。
インドネシアで何かあったらしいけど、広東語でよく分からず・・・。
身なりを整えて、ホテルをチェックアウトし、徒歩で外港フェリーターミナルへ。
改装工事中のハイアライ(回力)娯楽場。
工事が進んで、結構キレイな感じにリニューアルされるようです。
以前の薄汚い怪しい雰囲気も、味があって良かったのですが・・・。
徒歩10分少々で外港フェリーターミナルに到着。
香港に向かう前に、ターミナルの3Fにある食堂で朝ごはんにすることにします。
3Fにあるマクドナルトの更に奥のほうに・・・。
以前から気になっていたお食事処があります。
こちらが目的地の「華哥厨房」。
数年前にターミナルがキレイに改装されたときに出来たお店です。
ターミナルの端っこにある、ローカル感漂う庶民派食堂。
旅客向けというよりは、従業員向けの食堂っぽい雰囲気に興味深々です。
では、内部へ突撃。
庶民派とは言っても、最近できたばかりなので、店内はキレイです。
やはりお客さんは、ガードマンっぽい方やターミナルの関係者っぽい方が多かったです。
お店の店員さんとも顔馴染みの様子。
そんな中、やや場違いな日本人旅客が店内に出現、というわけです。
着席して、メニューの解読作業に着手します。
これが通常メニュー。
麺類、サンドイッチ、パン類と飲み物類のみで、レパートリーは少な目です。
車仔麵(お好み麺)は10:00-18:00の間のみ提供、とのこと。
現在時刻は8:20ごろなので、おとなしくモーニング・セット(早餐)から選ぶことにします。
選択肢は以下の4種類。
- A餐:スクランブルエッグ・サンドセット : 25MOP
- B餐:通粉(クタクタのマカロニ)セット:32MOP
- C餐:ポークチョップ(またはチキン)バーガーセット:32MOP
- D餐:車仔麵(お好み麺)セット:35MOP
セットメニューなので、各メニューには「熱飲(ホットコーヒーかミルクティー)」がついてきます。
なので、これらを注文した場合、必ず飲み物は何にするかを訊かれますので、備えてきましょう。
で、どれにしようか。うーむ。
そんなに空腹でもないし、美味しいかどうかも不明のお店なので、大人しく「A餐」にしよう・・・。
そのA餐の詳細はこちら。
「蛋治」は「鶏蛋三文治」の省略形で、スクランブルエッグのサンドのこと。
つまり「A餐」は、スクランブルエッグ・サンドと飲み物のセットで25MOP。
さらに「火腿(ハム)」「芝士(チーズ」)「餐肉(ランチョンミート)」を追加すると、それぞれ5MOP追加されるというシステムとなっております。
システムを理解したところで、店員さんを呼んで発注開始。
私 「Aつぁん、がー・ふぉーとい(A餐、加火腿=Aセット、ハム追加で)」
店員 「OK, ヤムメーアー?(飲み物は?)」
私 「いっ・ないちゃー(熱奶茶=ホットミルクティ)」
店員 「OK」
ここで、一度やってみたかった事にチャレンジしてみます。
私 「ホンダーイ!(烘底=パンを焼いて下さい!)」
店員 「アハハ、ホンダーイ、OK」
おお、通じた!。
初めて「ホンダーイ(烘底)」の実用化に成功してウレシイです。
香港マカオで、普通にサンドイッチを注文した場合、パンがトーストされておらず、冷たいパンに挟まってくる場合が多いです。
パンをカリッと焼いて欲しい場合に、追加料金で「烘底(ホンダーイ)」オプションを指定可能となっています。
このお店の場合、通常メニューの方に・・・。
とあるので、たったの1MOP追加で、パンを焼いて貰えるというわけです。
注文終了後、まずはセットのホットミルクティー登場。
濃厚。
落ち着くわー。
砂糖は入っておらず、甘くないです。
甘くしたい場合は・・・。
テーブルにある調味料をご自由にどうぞ。
ホンダーイ・オプションを指定したので、パンを焼き上げるのに時間がかかります。
サンドイッチが来るまでの間、店内に備え付けのテレビを見てダラダラ。
窓の外には、金沙娯楽場方面と海が見えて、眺めが良いです。
朝からローカルな食堂でのんびりと過ごす、という幸せの時間。
注文してから、8分少々。
スクランブルエッグ&ハムサンド+ホンダーイ(烘底)登場。
オーダーどおり、パンが若干キツネ色になる程度に焼かれてきました。
生まれて初めて「ホンダーイ」に成功して感無量です。
お味の方は・・・。
中身の具材のスクランブルエッグとハムは、まあ、普通。
でもパンがカリッと焼かれていて、ホカホカで美味。
冷えたフニャフニャのパンよりも数倍美味しいです。
たった1MOPの追加で、これだけ美味しくなるとは、かなり画期的。
これから、サンドイッチを注文するときは、必ず「烘底(ホンダーイ)」することにしよう、と心に決めたのでした。
次回、香港へ移動の編