2007/10/31
いにしえの旅行記シリーズ第2弾は、今から13年前(2007年)のオーストラリア・パース旅行記をお送りします。
人生初の南半球。
人生初のオーストラリア。
今までオーストラリアに行ったのは、この1回きりです。
ちなみにオーストラリアの「パース(Perth)」の場所はこちら。
オーストラリアの左下のあたりです。
四国に例えると宿毛市のあたりです(余計分かりにくい)。
現地の人々の発音では「パー!」にしか聞こえません。
東京からパースへのフライト時間はおよそ10時間。
東京~ヘルシンキと同じぐらいの距離です。
行先にパースを選んだ理由はというと・・・。
- 南半球に行ってみたかった
- 時差が1時間しかなく、時差ボケにならない
- シドニーよりも近い
- ちょっとマイナーなところに行きたい
- 大橋巨泉の影響で(?)オーストラリアに行ってみたかった
でした。
で、旅立ちは夜の成田空港第2ターミナルから。
当時(2007年)は、羽田の国際線は殆んど無かったので、海外旅行といえば成田でした。
旧塗装(2007年当時は新塗装)のJAL機がいっぱいいます。
搭乗便はこちら。
カンタス航空の成田~パース直行便です。
2007年当時は、こんな路線があったんですね~。
2019年になってANAが成田-パース直行便を運航しはじめていましたが、コロナ影響で運休に・・・。
航空券とホテルは、JTBのお店に行って、パック旅行を手配しました。
お1人様だと「1人部屋追加料金」が加算されるため、パック旅行でもあまりお得ではありません。
夜の成田を出発して、すぐに機内食。
13年も前の旅行なので、味はさっぱり覚えておりません。
写真が残っているということは、エコノミー機内食でもワクワクしていたのでしょう(遠い目)。
朝ご飯の機内食。
お蕎麦の茹で加減がどうだったかは記憶になし・・・。
ほぼ予定通り?、早朝のオーストラリア・パース空港に到着。
で、この後、パース空港の税関(検疫?)でハマりました。
空港の税関(検疫?)で呼び止められる
当時、スーツケースを持っていなかった私の荷物は、スポーツバッグ1個のみ。
荷物が少ないぞ、ということで、空港の係員(もちろんオーストラリア人)に呼び止められました。
しかし、当時の私は、英語が絶望的に出来ない人でした(今もヒドいですが)。
「何日間滞在するのか(英語)」「4デイズ」
「目的は何?(英語)」「サイトシーイング」
あたりは答えらえたものの、その後の質問がよく聞き取れず。
「ええと・・ええと・・・?」
と挙動不審になってしまいました。
すると、さらに怪しまれてしまい、荷物を開けられ・・・。
「4日間にしては荷物が少ないな(英語)」
「デジカメの中の写真を見せろ(英語)」
など、根掘り葉掘り探られました。
怪しいものは持っていないので、特に問題なしでしたが。
荷物が少ないほうが、逆に怪しまれるんですね・・・。
で、最終的には「パースのどこを訪問するのか?」と質問されていることを理解。
「ロットネスト・アイランド!(パースの近海に浮かぶ有名観光地の小島。)」
と答えると、ようやく解放されました。
30分ぐらい捕まってました(笑)
今となっては笑い話ですが、当時は1人旅で、しかも初めての入国ピンチだったので、かなりテンパってしまいました・・・。
空港からホテルへは車で送迎
到着ロビーに出ると、JTBの日本人ガイドの方が待っていてくれました。
こういう時は、ガイドさんがいてくれるとメンタル的にも助かりますね。
ガイドさんに、ホテルまで送ってくれる車の中で。
私「税関で荷物を調べられて、時間かかってしまいましたよ・・」
JTBの人「そーでしたかー、たまにあるんですよねー」
私「カップラーメンを没収されている日本人もいましたよ」
JTBの人「そーなんですよ。カップラーメンの種類にもよるんですが、オーストラリアは独自の生態系を守るため、特に食料品の持ち込みの制約が厳しいんですよね。(2007年当時)」
私「そうなんですか・・・」
JTBの人「あと、この週末は『エアレース』が開催されますんで、交通機関が一部止まります。注意してくださいね」
私「エアレース?」
この時は偶然にも、あのRed Bullエアレース・ワールドシリーズのパース大会が行われる時期だったのでした。
当時は、その「エアレース」が何なのかも知らないまま、パース旅行の初日が始まるのでした。
次回へ続く。