2020/06/11
海外の名物料理を自炊して、自宅に居ながらにして海外旅行気分に浸るシリーズ第4弾です。
今回は、中国・四川省名物の「陳麻婆豆腐」にトライしてみました。
見本はこちら。
↑の写真は、2016~2017年の年末年始に中国・成都へ旅行したときに頂いた陳麻婆豆腐本店の麻婆豆腐です。
容赦のない強烈な辛さとシビレの中にも、確かな旨味が感じられ、クセになる美味しさでした。
まさに激辛好きにはタマラナイ一品です。
で、今回購入したのは、こちら。
「ヤマムロ 陳麻婆豆腐 調味料」です。
大き目のスーパーなら、取り扱っていることが多いです。
ガチの激辛ですので、小さなお子様や、辛いのが苦手な方はご注意ください。
やや割高ですが、Amazonで取り寄せたい場合はこちらをどうぞ。
箱の中には・・・。
激辛担当の「陳麻婆豆腐調味料 50g」と、シビレ担当の「花椒」が3袋づつ入っています。
もう、色がヤバいですね。
1袋(50g)で、3~4人前作れるとのこと。
メチャメチャ辛いので、味見するときはご注意ください。
箱の裏面の「作り方」をチェック。
この調味料以外に必要になる、以下の材料も用意しました(3~4人前)
- 木綿豆腐一丁(400gぐらい)
- 牛または豚のひき肉120~150g
- カット済の長ネギ 1袋(50gぐらい)。
- 片栗粉または、とろみ調味料
- 食用油(別のお料理で購入済のオリーブオイルを使用)
- ご飯 1合(150g)
- マギーの無添加コンソメ粉末顆粒スティック(1/2袋)
ポイントは最後のコンソメ(または、鶏がらダシの素、マギーブイヨン)を加えること。
最初、コンソメを入れず、パッケージの説明通りに作ってみたところ、
「メチャ辛いだけで、何か味が足りない・・・」
という感じになりました。
パッケージ裏面の「作り方」には書かれていませんが、コンソメを入れるかどうかで雲泥の差になります。
あと、上記で「3~4人前」とありますが、辛さに耐性があれば2人で完食できる量です。
1人でも完食できなくはないですが、塩分の量を考えると、2食に分けたほうがよいかと思います。
まずはご飯を炊く
辛い麻婆豆腐だけを頂くのは拷問なので、ご飯を炊きます。
「炊飯器」などというハイテク製品は持っていないので、片手鍋で炊きました。
- 片手鍋に無洗米150gと水200gを入れて、30分以上吸水させる
- 蓋をして中火で加熱し沸騰させる(4~5分ぐらい)
- 大きな泡が蓋まで来そうになったら、弱火にして6分加熱。
- 火を消して6分ほど蒸らす。
で炊けます。
最後まで蓋は開けないこと。
この炊き方を知っていれば、停電になっても、ガスコンロさえあればご飯が炊けます。
練習しておくと、非常時に役立つかも?
ご飯を炊いている間に・・・。
木綿豆腐をサイコロ状にカット。
「まな板」や「包丁」などという文明の利器は持っていないので、サランラップを敷いて、お肉を食べる用のナイフでカットしました。
木綿豆腐を茹でる
ご飯を別皿に退避して、片手鍋を洗い・・・。
弱中火で木綿豆腐を茹でます。
激しく沸騰させると、お豆腐が壊れるのでご注意。
お豆腐が浮いてきたら、ザルで湯切りします。
ザルの豆腐が冷えてくると、だんだん豆腐同士がくっついてくるので、速やかに以下の調理を行えるように準備しておきましょう。
いよいよ最終段階
片手鍋を軽く水で洗って、油大さじ1をひいて・・・。
豚ひき肉とカット済の長ネギを投入。
お肉の色が変わるまで、よく炒めます。
マギーブイヨン1/2袋を溶かした水50g, 陳麻婆豆腐の調味料1袋を入れて・・・。
先ほどのお豆腐で爆撃!
お豆腐が崩れないように、そっと混ぜ合わせ、中火で5分以上煮込みます。
水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ・・・
付属の「花椒」を(お好みで)全投入して出来上がり。
うわー辛そう~。
(*゚∀゚)=3
では、白飯と共に頂きま~す。
麻婆豆腐は量が多いので半分だけ食べます。
残りは明日の朝食に・・・。
アツアツの麻婆豆腐はメチャ辛!
白いご飯をガッとかきこんで、中和する幸せ。
辛いのは水を飲んでもダメです。
ご飯で中和しましょう。
辛さジャンキーな方は、追加用の「花椒」を用意しておくとよかです。
今回は入手できませんでしたが、「青島ビール」と一緒にいただけば、さらに中国感が盛り上がることでしょう。
自宅に居ながらにして、本場の辛さの激辛麻婆豆腐を味わってみたい方は是非どうぞ。