2010/09/20
今日はアムステルダムからベルギーに日帰りする予定の日となっております。
日本にいるときに、国際特急「タリス」のチケットを購入していました。
なんて用意周到なんでしょう (^o^)
日本では7月ぐらいに、タリスの公式webページからVISAカード払いで購入しました。
1等席・割引運賃で片道77ユーロでした。
決済のときには、カードの裏面にある3ケタのセキュリティコードの入力が必要でした。
しばらくするとメールが来て、QRコードとかバーコードが書かれたチケットを自分で印刷します。
それを持っていき、列車に乗るときに係員に見せればOKでした。
ただこの印刷チケット、オランダ語表記なのですが・・・
・「Rijtuig」の後の数字は乗る車両の番号
・「ZITPLAATZ」の後の数字は座席番号
となっていますので、乗るときに乗り位置が正しいかどうか確認しておくと良いと思います。
さて、今朝もアムステルダム中央駅にやってまいりました。
オレンジ色のオランダ国鉄発見。自転車も搭載可能です。
行き先表示の電光表示板は壊れてました (ノ∀`)アチャー
14a番線にて、午前8時16分発のパリ北駅行のタリスの到着を待ちます。
何番線に到着するかは、駅構内のモニターでチェックしましょう。
タリス キターーーー!
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの車体です。
鼻血でそう。(鉄道マニアではありません)
乗車ドアの前で乗務員がチケットを確認します。
タリスは全席指定席です。
1等車。内部の様子。
座席も、あの消え(中略)ワインレッドです。
ただし、座席は回転できません。
そのため、ずっと進行方向逆向きに座ることになりました・・・。
アムスではあまり人は乗っていませんでしたが、途中スキポール、ロッテルダムから、わらわらと人が乗ってきて、ほぼ満席になりました。
新聞も自由に読めます。
当然、日本語の新聞はありません。
朝食キター。
クロワッサンは良心が許す範囲内で取り放題です。
あとはチーズとか巨大干しぶどうとかフルーツとか。
車窓から風車が見えました。
そういえばまだ風車見てなかったなー。
1時間50分ほどでブリュッセル南駅に到着いたしました。
地下を走るトラムに乗って、グランプラス付近へ向かいます。
切符はクルクル回す自動券売機で1日券を購入。
英語表示だったので、特に難しくなかったです。
グランプラスの最寄駅で下車。
グラン・プラスに到着。
ここは素晴らしい建物に四方を囲まれている上に、晴天にも恵まれて圧倒されてしまいます。
気分爽快な眺めです。
建物は細部まで細かく作りこまれています。
グランプラスにあるカフェで昼からビール。極上♪
メニューがフランス語でよく分からんかったので、適当にサンドイッチっぽいのをオーダー。味はうーむ・・・。
この日は、市庁舎の中庭みたいなところで、何故かテニスの「デニスカップ」の本物が展示されていました。
地元マスコミも取材に来ていました。
小便小僧行きがけにあった変な像・・・と思いきや、人でした。
いわゆる路上パフォーマンスですな・・・。
かの有名な「世界3大がっかり」の1つ、小便小僧をクリア。
数年前にシンガポールのマーライオンは見たので、あとはコペンハーゲンの人魚姫のみ。
身長50センチぐらい?思ったよりも、かなり小さいです。
一応観光名所なので、ごらんのような人だかりです。
さらに石畳の道をてくてく歩きます。
結構坂道
が多いです。
途中にあったバス停。
27系統「アンドロメダ行き」のバスが走っていました。
機械の体をタダで手に入れよう。
貸し自転車駐輪所。けっこうあちこちにあります。
ノートル・ダム・デュ・サブロン教会。坂の上にあります。
プチ・サブロン広場でしばし休憩。
他にもクレープを食べながら休憩している人々多数。
しかしどこでクレープをゲットできるのかは分からず。
さらに歩きまわって、王宮に到着。
衛兵が厳かに銃をもって見張っています。あやしい行動は控えましょう。
王宮の北にあるブリュッセル公園。広い。
売店に併設されたトイレを使用。0.5ユーロ也。
公園の北にある国会議事堂。
ガードマンがジロジロこっちをみてきます。
あ、あやしいものじゃありませんよ。
サン・ミッシェル大聖堂。
んーなんか似たような建物で飽きてきたかも。
で、ほかにもいろいろ回りましたが、バッサリ省略(オイオイ)。
再びグラン・プラス付近に戻ってきました。
エスパーニュ広場にあるお店でベルギーワッホー&コーラを頂きました。
男は黙ってノー・トッピング。
でもふんわり暖かくてメチャウマでした。
ギャラリー・サンチュベール。お土産にチョコを購入(お約束)。
映画館なんぞもありました。
グラン・プラスに戻って、ビール博物館へ。
展示物は正直、地味で小規模です。
ベルギービール1杯飲めます。ウマウマ。
同じくグランプラスにあるレストラン「ケルデルケ」で、少し早めの夕食です。
地下にあります。
日本語のメニューもありますが、雑誌の切り抜きみたいなもので、すべてのメニューを網羅してないように見えました。
またもやベルギービール(本日3杯目)
チキンのワーテルゾーイ。
ゲント地方発祥と言われる郷土料理で、ホワイトシチューのようなものです。
フランスパンつき。
これが激ウマでした。さすがベルギー。食のレベル高いっす。
はるばる日本からやって来て良かった~と思える瞬間です。
ただ・・・
量が多いっす ┐(´ー`)┌.
他にもサーモンステーキとかムール貝とか、食べたいメニューがたくさんあったのですが・・・。
それでもスープにパンをつけて食べたりして、すべて完食。
店員さんも感じがよくて「オイシカッタデスカ?」と日本語で聞いてきたので
「べ、ベリーグッド!」
「メルシー」
みたいなやりとりもありました。
うー満腹。
そろそろアムステルダムに戻る列車の時間が近づいてきたので、もう一度小便小僧君を見に行きました。
服は脱がされていました。
再びトラムでブリュッセル南駅に戻り、タリスでアムステルダムに戻ります。
てなわけで、帰りのタリス車内でまたも食事が。
夕食時間帯なだけに、若干豪華です。
もう満腹なんですけど・・・
まあ、自分で1等車を選んだわけですから、仕方ないんですけど。
チーズとパンはお持ちかえりしてホテルでビール(本日4杯目)とともに頂きました。
他はなにやらニンジンを細く切ったのやら、野菜を細かく切ったのやらでしたが、満腹だっただけにちょっと微妙でした。
やあでも、ベルギーよかったです。フランス語圏ではありますが、建物は美しいし、料理やベルギービールはおいしいし。
またいつか行ってみたいなと思える街でした。
旅は残すところあと2日。
明日はアムステルダム郊外に風車を見に行きます。
そして、コンセルトヘボウには行けるんだろうか?
5日目につづく