2012/11/25
香港マカオ旅行3日目。
お昼ごはんを求めて、路線バスでタイパ島へやって参りました。
氹仔漁村
ポークチョップバーガーで有名なお店「大利來記」の隣にある、割と観光客向けの海鮮レストランです。
お客さんは他に騒がしい中国人団体客が1組。
かなり酔っ払ってウルサイです。
少し離れたところに着席。
店員のじいさんに、まずはべいざう(ビール)を発注。
昼間から飲むビールは格別である。
ビールを飲みながらメニューを吟味していると、店員のじいさんが「どうする?どうする、アー?」みたいな感じで擦り寄ってきます。
食べたい海鮮類は、メニュー表記上すべて「時価」になっているので、いちいち価格を問い合わせます。
私 「(メニューを指差しながら)ハウマッチ?」
おじ 「アアァーン?」
私 「ゲイドーチン(幾多銭?) ドゥオシャオチェン(多少銭?)」
おじ 「#”&%’&#”」
私 「???」
私が中途半端に中国語を挟むので、店員のおじさんも私がどこの国の人間か分からなくなっている様子。
私が日本人だとわかると、カタコトの日本語交えて応対してくれました。
すったもんだの末、なんとかマテ貝と中型蝦(じょんはー)の発注に成功。
こちらが先に登場したマテ貝(蒜蓉粉絲蒸聖子)
2個で75MOP。
1個が大きいので、2個でも十分食べ応えがありました。
ニンニク風味と貝のうまみが春雨に吸い込まれてウマイです。
ビールにもよく合います。
あまり味が濃すぎないのも好感が持てました。
マテ貝に舌鼓を打っていると、件の騒がしい中国人団体客がお会計を巡ってもめ始めました。
酔っ払った声のデカイおやじたちが、「俺に払わせろ!」「いや、俺が払う!」的な押し問答。
お店の爺さんも巻き込んで、押し問答を繰り返しています。
最終的には、お店の店長っぽい爺さんが「いい加減にしろ!」的な一喝を加えて、シーンとなりました。
さて、騒がしい団体がいなくなって落ち着いたところで、メイン料理が到着。
避風塘中蝦 128MOP
「避風塘」というのは、スパイシーなニンニク揚げ、みたいな感じです。
殻の薄い蝦なので、殻ごとバクバク食べられます。
唐辛子が効いていて、かなり辛いですが、それがまたビールとよく合います。
辛さが効いている割には、あまり旨みが少なかったような気がします。
まあでも、ビールのお供としてはなかなかよかったです。