2021/08
甲府旅2日目のお昼前。
石和温泉駅からタクシーで甲斐国一の宮・浅間神社にやって参りました。
こちらは一の鳥居。
曇っていることもあって、富士山は見えず。
噴火に巻き込まれないように、そもそも富士山が見えないところに建立されたらしい。
一の鳥居から少し歩いたところに・・・。
白い二の鳥居があり。
ここから先が浅間神社の境内になっているようです。
二の鳥居をくぐった先にあるのが・・・。
「随神門」という立派な門。
しめ縄がいい感じです。
境内は平地にあってアップダウンはほとんどありません。
1時間もあれば、境内をじっくりと見て回ることができます。
曇ってきたおかげで、涼しくなってきました。
参道に対して、横向きに拝殿があるという変わった配置。
境内の案内図を発見。
そんなに広くはないものの、あちらこちらに「〇〇石」があり。
地味に見どころが沢山がたくさんあります。
ではまずは手水舎にてお手を清めまして。
例によって感染対策のため、柄杓(ひしゃく)はなく流水式の手水舎。
そして拝殿に参拝。
はやくコロナが落ち着きますように、パンパン。
御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。
つまり富士山です。
拝殿の奥には、威厳が感じられるご本殿がありました。
境内は人が少なくて落ち着いた雰囲気でした。
では境内を散策。
「祓門」という石の門があり。
ここをくぐると、きっと何かご利益があるに違いない、ということで、ありがたくぐらせて頂きます。
その先には・・・。
十二支の石像が並んでいました。
今風の可愛らしいデザインの石像で癒されます。
自分の生まれの干支にお祈りを捧げましょう。
こ、これは・・・。
巳年の「蛇」の石像。
一瞬、〇〇〇かと思いましたが、ヘビです。
そしてこの近くに・・・。
パワーストーンその1「成就石」を発見。
傍らにあるマニュアルに従って、ご本殿に向かってお祈りします。
パワーストーンその2は「富士石」。
その名の通り、富士山の形の石。
三角形にくりぬかれています。
その3「子持石」。
確かに子供を伴っているように見えるような見えないような・・・。
説明書は特に見当たらず。
お稲荷さんの傍らには・・・。
なにやら丸いツルツルした石があり。
特に名前はついていないのかな?
こちらはパワーストーン4個目「陰陽石」。
「子持石」に似た感じの縦長の不思議な形をした石です。
こちらも石に関する説明書は見当たらず・・・。
残念ながら(?)「さざれ石」は発見できませんでした。
この「陰陽石」の傍らには・・・。
「山宮(やまみや)神社」の遥拝所があります。
もともとこの浅間神社は、ここから東南へ2キロほど離れた山の中にある「山宮神社」の場所にあったのだそうな。
山宮神社へは辿り着くのが大変なので、ここからお参りができるようになっているとのこと。
浅間神社は、西暦864年の富士山の貞観大噴火が発生した頃に当地に遷座されたのだとか。
当時は、既に駿河国側に「富士山本宮浅間神社」があったものの、
「駿河だけに任せておけんわい」ということで(?)、朝廷の命により甲斐国側にも浅間神社が建立されたらしい。
境内には「斎田(さいでん)」があり。
稲が順調に育っていました。
毎年11月に行われる「新嘗祭」で新米がお供えされて、実りに感謝をささげるのだそうな。
御朱印も頂きました。
甲斐国一の宮は、ここ浅間神社のみのようですので、これで甲斐国一の宮めぐりは完了。
一通り参拝を終えて。
神社のすぐお隣の「山梨銀行一の宮支店」のバス停にて、帰りのバスを待ちます。
一日に数本しかない貴重なバスなので、乗り過ごさないようにしなければ。
無事、バスに乗れました。
乗客は私一人・・・。
運賃は100円先払いでした。
このバスの情報については「笛吹市 一宮循環バス」などで検索してください。
浅間神社から20分少々で・・・。
石和(いさわ)温泉駅に到着。
無事に戻って来れて良かったです。
そろそろ雲行きが怪しくなってきたので・・・。
雨が降り始める前に東京へ帰ることにします。
次回へと続く。