2010/10/30
今日の深夜24:00、いよいよ羽田-ロサンゼルス線(ANA)、羽田-サンフランシスコ線(JAL)等等、各種国際線の新路線が就航開始します。
新国際線ターミナルは10/21にオープンしたものの、今日までは従来通りの上海、北京、ソウル、香港の4路線の定期チャーター便のみでした。
それが本日深夜より本当の意味での羽田の国際化が始まるというわけです。
いろいろな就航イベントを期待して、羽田空港国際線ターミナルへやってまいりました。
まずは出発便の電光掲示板。
おお~、ついに行先案内板に「ロサンゼルス」「サンフランシスコ」「バンコク」「パリ」の文字が。
このあとしばらくして、JL2便サンフランシスコ行きは出発時刻を「0:05」から「0:00」に変更しました。
ANAに先と越されまいとする必死さが伺えます。
折りしもこの日は・・・。
台風が千葉県沖を通過するとのことで、展望デッキは閉鎖。
3F出発カウンターI付近では・・・。
one world のイベントが行われるらしく、舞台の準備が進められていました。
イベントの当日参加枠も200人分あるらしく・・・。
午後4時から列ができました。
私もなんかよく分からないまま並んでみました。
並びならがらwebサイトを調べてみると、どうやらone worldの国際線6路線のペア航空券が当たる抽選会が行われるイベントとのこと。
抽選会は2部構成で、
- 羽田がかつて国際化されていた時代に、サンフランシスコ等の数都市に渡航したことがある人(当時のパスポートの提示が必要)向けに、羽田-パリ線など4路線のペア航空券が当たる抽選
- 当日集まった200名向けに、成田ーヘルシンキ線、成田ーパース線のペア航空券があたるクイズ大会
が行われるとのこと。
私はもちろん年齢的に1に応募できるはずもなく、偶然2のクジをゲット。
イベント開始の18:00まで付近をウロウロすることに・・・。
しばらくすると、イベント会場にちょっとした展示コーナーができました。
昭和29年2月当時の羽田-サンフランシスコ線の時刻表です。
上の写真の時刻表によると・・・
- 沖縄発:月曜16:00→羽田着:同日20:00
- 羽田発:火曜21:30→ウェーキ着:水曜8:00
- ウェーキ発:水曜9:30→ホノルル着:火曜20:40 (日付変更線越え)
- ホノルル発:水曜0:10→サンフランシスコ着:水曜11:30
と、羽田からウェーキ、ホノルルの2箇所に立ち寄ってサンフランシスコまで飛んでいたようです。
うーん、昔は大変だったんですねえ。
その後、下の写真のダグラスDC-7C型機が導入されて・・・。
羽田からホノルルまで直行できるようになったとのこと。
イベントの様子。
羽田・成田に就航しているone world 6社(JAL,キャセイパシフィック、カンタス、フィンランド航空、ブリティッシュエアウェイズ、アメリカン航空)のCA様と偉い人が一堂に会して抽選のくじ引きが行われました。
私はもちろんハズレました(泣)
でも、ハズレた人にも全員にone worldエコバックがもらえました!(歓)
午後8時ごろになると、いよいよ深夜24時発の初便に乗るお客様がぼちぼちと出発ロビーにやってくるようになりました。
そんなお客様を出迎えるべく、JAL社員有志の方々?が、one worldクリアファイルや、社員1人1人の手書きのメッセージ入りのカードを配っていました。
右の着物の方の他に、歴代の制服を着たCAさんと記念撮影ができたりするサービス中。
左のほうには、その様子を撮影するマスコミの皆様がたくさん。
夜9時になると・・・。
ANA側のチェックインカウンターにて、ロス行き初便などの搭乗手続きが開始されました。
アナウンスも「本日より新たに国際線x路線を就航いたします」的なものでした。
夜11時45分ごろ。
定刻よりも20分も早くJAL002便サンフランシスコ行き初便(JA709J)がプッシュバック開始。
こんな深夜でも国際線ターミナルの展望デッキが開いていたことに驚きです(今夜だけ?)
展望デッキから見送っていたJAL関係者の皆様からも拍手が起きていました。
数分後、ANA1006便ロサンゼルス行き 初便(JA716A)がプッシュバック開始。
タッチの差でJALに軍配があがりました。
ってか、これって競争なの?
このあと、ANA,JALのバンコク行き初便、ANAのホノルル行き初便、JALのパリ行き初便などを見送ると、午前2時・・・。
さすがに眠いので、建物のどこかで寝るか・・・。
深夜の国際線ターミナル編へ続く