2013/02/10
香港マカオ旅行2日目。
春節当日の夜。
ローカル系のお食事処はほとんどがお休みなので、星際ホテル併設のレストランへ。
「丹桂軒」
マカオ以外にも、香港や深センにも展開しているレストランの名店だそうです。
結構高級な佇まいなので、一人で入るのは場違いな雰囲気です。
が、臆することなく突撃。
まだ夕方6時ごろなので、お客さんは少ないです。
こういうお店で一人で入るには、混んでいない時間を狙うのがベストです。
メニュー。(クリックして拡大可能)
北京ダックが有名なようですが、一人では大量に残すことになりそうなので、パス。
でも、どのメニューも量が多そう。
とりあえず1品だけ注文してみます。
店員の女の人を呼びます。
私 「(メニューを指差しながら)えーと、すいじゅーにうろう(水煮牛肉)、プリーズ」
店員 「・・・OK]
私 「アンド、ホワイト・ライス(白飯)、プリーズ」
店員 「???」
私 「スティームド・ライス(フライドライスじゃなくて、普通のごはん)」
店員 「ジャスト・ア・モーメント・プリーズ」
私 (泣)
白いご飯が欲しいだけなのですが、メニューに載っていませんでした。
指差しオーダーが出来ないので、言葉のみでオーダーを試みましたが、失敗・・。
ほどなく、さっきの店員が別の店員を連れて戻ってきました。
店員 「$%”&%・しぇんま・ファン?(普通語)」
えーと、普通語で来られると余計わからんのですが・・・。
まあ、私も国籍不明な感じなので、しょうがない。
ただ、かろうじて「しぇんま・ファン(どんなご飯?)」の部分だけ聞き取れたので、なんとか意味を理解しました。
私 「みーふぁん(米飯)」
店員 「(ガクッと肩を落とした感じで)OK...」
店員は、私が何かもっと難しいメニューを注文すると思っていたようで、苦笑しながら去っていきました。
すみませんねえ・・・。
ともあれ、まずはお茶が出てきました。
加熱器(中にローソクっぽいのが入っている)つきで来ました。
高級なカンジです。
熱い状態をキープできてよいです。
色々な突き出し類。
キュウリとかキクラゲみたいなのとか。
ピリ辛くておいしいです。
課金されているのかどうか、よく分かりませんが頂いちゃいます。
米飯登場。
インディカ米(タイ米)です。
金属のフタつきで、高級なカンジです。
ちょっと小ぶりな器ですが、てんこ盛りになってきたので、そこそこ量があります。
さて、私が入店した後にも、たくさんのお客さんが入店してきて、いつの間にか店内は満席に。
メインのお料理が出てくるまで、結構時間がかかりました。
常連客っぽいお金持ちそうな家の爺さんが、お店の店員さんにお年玉を配っていました。
皆口々に「ゴンヘイ・ファーチョイ!(恭喜発財!)」と言ってお年玉を貰っています。
一度お年玉の配布が始まると、その噂を聞きつけた店員さんがハイエナのごとくどんどん群がってきます。
それを見越して、爺さんもたくさんのお年玉袋を用意してきています。
スゲーなー中国のお金持ちは・・・。
そんな春節の光景を眺めているうちに、メインディッシュ「水煮牛肉」128MOP 登場。
うおー、やはり、すげー量できました。
3人前ぐらいでしょうか。
「水煮牛肉」は、代表的な四川料理のひとつです。
上の写真のように、辛~いスープで牛肉とか野菜類を煮たものです。
広東圏なら、そんなに辛いのは来ないだろう、と思いきや、結構辛かったです。
辛いけど、牛肉が柔らかくてウマいです。
ご飯を頼んでおいてよかった・・・。
牛肉のほかにも、よくわからないキノコ類とか野菜もたくさん入っていました。
汗だくになりながら、なんとか完食。
やはりこの手のお店は複数人で来ないとキツいですね・・・。