香港食その156 祥興咖啡室@跑馬地・奕蔭街

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2014/12/28
香港マカオ旅4日目の朝。
上環の宿泊ホテルからトラムに乗って、朝食を食べにハッピーバレー(跑馬地)にやってきました。
目的地はこちらの有名茶餐廳です。

祥興咖啡室
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某ガイドブックなどによると、映画スターなどがよく訪れる茶餐廳なのだとか。
本当かどうかは不明。
特にトニー・レオンもアンディ・ラウも見かけませんでした。

映画スターが訪れる?とは言っても、お店そのものは古き良き雰囲気で庶民的です。
お店の中に入ると、地元系な人々で結構混んでいます。

店員「げいわい? あ?(何名様ですか?ささ、)」
私「ワン・パーソン(一名でーす)」

と、毎度おなじみのやりとりを経て、着席。
今回の香港旅の「げいわい」遭遇率は75%を越えました。

店内の様子。
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ファミリー用の大きな丸テーブルと、4人掛けのテーブル・ボックス席があり、4人掛けのほうに促されました。
香港人親子と相席になりました。
ひょろっとした中学生ぐらいの子供はメガネをかけていて頭が良さそうです。
が、なぜかお母さんにずっとしがみついています。
どうしたのかな、ボク。
どこか具合が悪いのかな?(脳内会話)

壁面には、サインっぽいのが掲示されています。
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どれがダレのサインなのか。
実はただの落書きなのかは不明。

メニューの一部。(クリックで拡大できる予定)
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麺類・ご飯類・カレー飯類・トースト・サンドイッチなどなど、一般的な品ぞろえです。

お目当ては、2日前の朝と同様に菠蘿油(パイナップル・パン)と熱奶茶(ホット・ミルクティー)。
セットメニューもあるようですが、解読に時間がかかるため、単品で発注します。

私「ぽーろーやう(菠蘿油)、いっないちゃー(熱奶茶)」
店員「OK」

店員さんは、お会計の紙をテーブルの上のガラスの下に挟み込んで退却。
「ぽーろーやう」と「ないちゃー」の注文に関しては一撃で通用するようになりました。
その他のメニューについても読み方を覚えていきたいです。

まずは、ないちゃー(奶茶)ことミルクティー。
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砂糖は入っておらず、甘くないタイプです。
紅茶の濃厚さ具合は相変わらずです。
これに慣れてしまうと、日本の紅茶は薄く感じてしまいます。
甘くしたい場合は、テーブルの砂糖を投入しましょう。

こちらが、このお店の名物らしい「鮮油菠蘿包」略して「菠蘿油(ぽーろーやう)」 12HKD。
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ホカホカで温かくてカリッとしたパンに、ヒンヤリとしたコクのあるバターが挟まっています。
日本でいうところのメロンパン的な甘い風味で、奶茶とよくあいます。
量的にも、朝ごはんにぴったりです。

対面の、ひょろっとした中学生とその母親は、菠蘿油の他にベーコン・卵焼きと麺類のセットを食べている模様。
朝からそんなにガッツリ食べますか・・・。
ってか、その食欲旺盛っぷりからして、具合が悪いわけではなさそうですね・・・。

そんな地元の人々の人間観察を楽しみつつ、朝食を終えてお会計。
お会計用紙に合計金額が書かれていますので、レジに行ってその金額を払えばOKです。
というわけで(どういうわけ?)地元の人々と共に古き良き茶餐廳を楽しめて、満足の朝ごはんでした。