ドイツ食その60 SCHOTTENHAMEL＠オクトーバーフェスト2015

2015/09/21
ドイツ旅3日目のお昼前。
ミュンヘンのオクトーバーフェスト会場にて、一人オクトーバーフェストを満喫中。
まずはこちらでやや早めのお昼ごはんとします。

「SCHOTTENHAMEL SPATENBRAU」

シュパーテン・ブロイ醸造所のテントです。

内部は超広いです。

平日の朝っぱらから、飲んだくれている人々多数。
（私もその一人ですが）

会場の中央にはステージがあり。

バンドが演奏しています。
他のテントではまだ演奏していなかったので、このテントでお食事することに決定。

空席を見つけてひとりで着席します。
他にも一人で飲みに来ている地元の爺さんとかもいる模様。
なので、席が空いている間は、お一人様であることに特に引け目を感じることはありませんでした。

テーブルの上にはドイツ語のメニューあり。

「メニュー」はドイツ語で「SPEISEKARTE(シュピーゼ・カルテ)」

メニュー上半分（クリックで拡大）

シュバイネブラーテン、シュニッツェル、シュバイネハクセなど、質実剛健なドイツ料理各種あり。
でも、意味の分からない料理も数多くある模様。
日本に帰国後、詳細に分析することにします。

メニューの下半分（クリックで拡大）

スープ類、ソーセージ類、デザート類、飲み物類など。
ベジタリアンメニューもある模様

飲み物メニュー部分を拡大。

「Mass」は1リットルのこと。
ここミュンヘン・オクトーバーフェストでは質実剛健なので、ビール類の最小発注単位は基本的には「Mass」になります。
(((((( ；ﾟДﾟ))))))

脳内メニュー分析班による解析結果は、以下の通り。

「Mass Wiesnbier」は「緑地のビール 1リットル」。
このオクトーバーフェスト会場「テレージエン・ヴィーゼ(Theresien-wiese(テレーゼ緑地)」の「緑地(Wiesn)」のビール、という意味のようです。

「Mass Radler」は「ラードラー（ビールのレモネード割り） 1リットル」
アルコールが薄まるので、酒豪でない方にはよいかもしれません（でも1リットルあります）。

「Schwip Schwap ,1/2 Litter」は「シュウィップ・シュワップ」なる謎飲料。オレンジ味のペプシコーラらしい。

「Limo(nur im Garten ,1/2 Litter)」はソーダ水（屋外のみ？）

「Tafelwasser ,1/2 Litter」はボトルの水、のようです。

席に座ると、早速アンナミラーズのような衣装のおばさんスタッフーがやってきます。

私「ビア、プリーズ」
スタッフー「OK♪」

スタッフーは、外国人の扱いにも慣れていて、とてもフレンドリーです。

すぐに、Mass Wiesenbier 10.25ユーロ登場。

日本ではなかなかお目にかかれない1リッターの巨大ジョッキ。
日本のビールよりも、スッキリと軽い味わいのドラフトビールなので、どんどん飲めてしまいます。
（でも後で酔っ払います）
ドイツでは酒税がかからないので、1リットルでも約1500円。
ウェイトレスさんかビールやお料理を席まで持ってきてくれるのが、ありがたいです。

そして、メイン料理はこちら。

「HALBES SAFTIGES WIESNHENDL」
＝ハーフサイズのジューシーな緑地のヘンドゥル(鶏のグリル)
お店によって、いろいろな修飾語がついていますが、要するにグリルチキン（ヘンドゥル Hendl）です。
オクトーバーフェスト来場者の大半が美味しそうに食べているのが、このヘンドゥルです。
前回訪れた時にこれを食べて、私もすっかりハマってしまいました。

私「ヘンドゥル、ビッテ！」
スタッフー「笑」

Halbes Saftiges Wiesnhendl 10.8ユーロ登場。

超香ばしいパリパリの皮に、ジューシーな鶏肉。
焼き立てホクホクで超ウマいです。
ケンタッキーの比ではありません。
これを食べるために、はるばるここまでやってきたようなもの。
なんと言っても、ビールに最高によく合います。
チキンの量も多いですが、1リットルのビールとの相互作用により、余裕で完食。
この醸造所以外のテントでもヘンドゥルは扱っていますので、お気に入りの醸造所のヘンドゥルを是非お試しください。
オクトーバーフェストに来たからには、これは必食です。