2015/09/24
ドイツ旅6日目のお昼。
空中鉄道に乗って、デュッセルドルフ郊外・ヴッパータール中央駅にやってきました。
“Hbf”はHaupfbahnhof(ハウプトバーンホフ=中央駅)の略。
まさにこのあたりがヴッパータールの中心部になります。
こちらが乗ってきた空中鉄道。
レトロな懸垂式モノレールが、スーッと右側の中央駅の駅舎に吸い込まれていきます。
カッコイイ。
中央駅付近も、空中鉄道はヴッパー川の上を走っています。
川の両岸からの武骨な鉄骨で軌道が支えられています。
日本ではあまり見かけない光景に釘付けで写真を撮りまくり。
で、中央駅の南側は再開発中。
広大な土地が掘り起こされて工事中になっています。
新しいビルとか出来てしまうんでしょうか。
駅の北側は、ショッピングモールなどもあって賑やかです。
日本人の姿はほとんどない模様・・・。
メイン通りの真ん中に、何やら女性の銅像あり。
「MINA KNALLENFALLS」
Google翻訳に突っ込むと「ミナ強打の滝」となってしまい意味不明です。
足元にある金属板に解説あり。
しかしドイツ語のため解析は困難を極める。
1870年ごろの地元の詩人・オットー・ハウスマンの作品に登場する架空の人物っぽいです。
(間違っていたらすみません)
日本で言うところの、サザエさん?
たぶん地元では有名なキャラクターなのでしょう。
ここで引っかかっていると日が暮れてしまうので、先へ進みます。
ヴッパータール中央駅から北に延びる商店街(アルテ・フライハイト Alte Freiheit)を北上。
ケータイのショップとか服飾店とか色々あります。
こういう賑やかな場所の街歩きは楽しい↑
味のあるデザインの時計屋さんあり。
そういえばドイツの時計とか、良さそうだなー。
でも、ここで引っかかっていると日が暮れてしまうので、先に進みます。
通りの北端には、ドイツの家電量販店「SATURN」もあり。
このあたりになると人は少ない模様。
SATURNの建物の中をくぐって、さらに北へ。
お?
建物の先は何やら賑やかです。
建物を抜けると、ドーンとカッコイイ市庁舎(ラートハウス,Rathaus)が登場。
市庁舎の前には広場があって、小規模ながら市場がある様子。
ワクワク↑
この地元系市場もかなり魅力的。
八百屋とか花屋とか・・・。
市場マニヤにはヨダレものです。
チキンをグリルしている立ち食い屋台もあり。
ううう、ウマそう。
でも、食べる場所が二人分しかなくて満席。
そのチキン屋台のメニュー。
半羽3.30ユーロ?
かなり安くないっすか?
ミュンヘンのオクトーバーフェストだと10ユーロぐらいしましたけど・・・。
かなりグラグラ来ましたが、お昼ご飯は別の場所で計画しているので先へ進みます。
こんなような観光名所と思われるオブジェを横目に、大通りへと向かいます。
大通り・モリアン通りを北へ。
路線バスも元気に走っている模様。
15分ぐらい歩いて、目的地を発見。
建物と建物の間に虹が!
“Holsteiner Treppe”
「Treppe」は階段。
「Holsteiner」はホルスタイン?牛のことかな。
この階段を上った先が「ホルスタイナー通り」なので、それにちなんだ命名と思われます。
こんなように虹色に階段が塗装されています。
結構年月が経過しているようで、かなり塗装が剥げかかっていますが。
ネットでヴッパータールについて色々検索していて見つけました。
各段には、ドイツ語の題名が書かれています。
MUTTER(母)
WARMEN(温もり)
LIEBKOSEN(愛撫)
などなど哲学的な感じ?です。
全長は70メートルぐらい。
これをはるばる日本から見に来る人はほとんどいないでしょうが・・・。
やや左にカーブしてさらに続きます。
地元の爺さんに奇異な目で見られながら、写真を撮りまくり。
最上段は「MUT」=度胸でした。
そんなに長い階段ではないので、5分ほどで踏破できます。
さらにその先には「Flensburgur Treppe」が続いています。
こちらは階段の両脇の壁に、人々の絵が描かれているという趣向。
まだまだ階段は続く・・・。
キリがないので、このあたりで引き返します。
再び虹色の階段を下っていきます。
上から見ると、虹色があまり見えなくて普通の階段です・・・。
というわけで微妙な地味スポットではありますが、階段マニヤの方は是非どうぞ。