2015/05/03
インドネシア旅4日目の朝8時ごろ。
滞在ホテル「ノボテル ジョグジャカルタ (TripAdvisor)」から、世界遺産ボロブドゥールに向かって出発します。
普通はツアーとか、タクシーを貸し切っての移動と思われますが、今回は敢えてワイルドに激安の地元系バスで移動してみることに。
こちらはホテル前のトンランスジョグジャのバス停。
入口で、電子マネーを読み取り機にかざして入場します(3600ルピア)。
まずはここから、ジョグジャカルタ北西部にある「ジョンボル・バスターミナル」に移動し、そこからボロブドゥール行きのバスに乗り換える作戦です。
トランスジョグジャ「2A(ドゥア・アーッ!)」に乗車。
狭いですが、結構キレイなバスです。
と、隣の地元のおっさん乗客がフレンドリーに話しかけてきます。
隣のおっさん 「Where are you from ?(どっから来なさったんや?)」
私 「ジャパーン(日本っす)」
そうかそうか、身なりがいいから日本人だと思ったよ、みたいな感じでカタコト英語で世間話。
話によると、このおっさんは日本の名古屋や韓国、中国の北京にも行ったことがあるのだとか。
富裕層なのかな。
旅先でのこういうライトな交流は楽しいです。
30分ほどで、2Aの終点「ジョンボル・バスターミナル」に到着。
おっさんに、ボロブドゥール行きのバス乗り場を教えてもらいました。
おっさんとはここで握手をしてお別れ。
で、こちらがボロブドゥール行きのバス。
時刻表的なものは無い模様。
フロントガラスを良く見てみると・・・。
辛うじて「BOROBUDOR(ボロブドゥール)」と書かれているのを視認。
とりあえず、乗ってみる。
ややボロいバス。
空調がなくて、暑いっす。
料金は出発後に徴収される仕組みらしい。
同じようにボロブドゥールを目指す人々が乗り始めます。
出発までの間・・・。
- バスの中に入ってきて、お菓子を売ってくる人(要らなければ無視)
- バスの中に入ってきて、ギターを演奏する人(お金は任意)
- バスの中に入ってきて、新聞を配ってくる人(そのまま放置しておけば回収される)
などの営業があります。
いかにも途上国、と言った感じです。
AM9:00ごろ。
出発!・・・って、後部ドア開けっぱなしやん(笑)。
空調がないので、こうでもしないと暑くていられません。
バスはほぼ満員。
乗客の大半はインドネシア人で、外国人は数名ほど。
出発してしばらくすると、田中要次に似た乗務員のオッサンが運賃を集め始めました。
インドネシア人は5000ルピアを支払っている様子。
田中要次 「スリー!(30000ルピア)」
私 「工エエェェ(´д
外国人は別料金で20000ルピア程度払うことになる、との事前情報でしたが、30000ルピアとは・・・。
すでに出発しているので降りるわけにもいかず、オッサンも田中要次に似ていて怖いので渋々支払います。
でも帰りのバスは20000ルピアでした。
田中要次め~!
バスは途中で地元の人々を乗せたり降ろしたりして、次第に山道へ。
乗客の乗り降りが終わると、田中要次は「ルルース!」と叫び、バスが発進。
乗馬しているかのようにバスを操っています。
田中要次は、お年寄りが乗り降りするときは手を貸してあげたりと、根はやさしいヤツっぽいです。
スリリングな運転で、バスに揺られること50分。
ボロブドゥール近くのバスターミナルに到着しました。
帰りのバスもここから出ますので、場所をよく覚えておきましょう。
このバスターミナルからボロブドゥール遺跡までは徒歩10分程度。
バス停の近くでは、人力車(ベチャ)のおじさん達が数名おり、乗ってかないか?と営業をしかけてきます。
そんなベチャおじさん達を振り切って、Google Mapを頼りに遺跡に向けて歩行。
バス停の近くには、ローカルな屋台とか飲食店などあり。
おっ、馬車もいる。
日が昇るにつれて、気温上昇。
結構暑くなってきました。
よそ見して歩いていると道路脇の窪みに足がハマってしまったりします。
足元に注意しましょう。
無事にボロブドゥール遺跡の駐車場と入り口発見。
いや~なんとか自力で辿り着きました。
世界的に有名な観光地ですので、色々と案内板があり。
迷うことはないでしょう。
ここまでバスで連れて行ってくれればいいのに・・・。
でもそうすると、さっきのベチャおじさんとか、バスターミナル付近の地元の人々の収益源が無くなってしまう。
だからあえてそのままにしているんだろうなー、と勝手に想像。
というわけで、次回は世界遺産ボロブドゥール遺跡に突入の編。