香港食その172 金御酒家で朝飲茶@佐敦・彌敦道

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2016/05/03
一夜明けて、香港マカオ旅2日目の朝を迎えました。
宿泊ホテルマデラ香港(木的地酒店)で目を覚まします。

朝の7:30ごろ、身支度を整えて、朝飯を求めて外出。
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ホテルのある長楽街は、裏路地的な通りであります。

南北に走る大通り「彌敦道」と東西に走る大通り「佐敦道」が交わる交差点へ。
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MTR佐敦駅の出口あるため、人が多いです。

今日(5/3)は香港的には平日の火曜日。
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お仕事モードの社会人や学生さんが足早に通りを歩いています。
出勤、通学ご苦労様です。
そんな中、朝飲茶やってる系のお店はないものかの~?と呑気にウロウロする謎の日本人。

佐敦道を東に歩いてみるも、ピンとくるお店が見つからず。
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うー、腹が減ってきた。

佐敦道を渡って、彌敦道を南下しているときに見つけたお店がこちら。
「金御酒家」
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カラフルな電飾。
まさに「朝飲茶をやってる系」のお店です。

入口の立て看板を確認。
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「早茶=朝飲茶」の文字を発見。
点心1品10HKDより($10起)とのこと。
ココダ!と意を決して、エレベータに乗って上昇し、お店の内部へ突入。

オバちゃん店員 「げいどうわいや~?(何名様ですか?)」
私 「ワン・パーソン(1名っす)」

不愛想なオバちゃん店員に、あっち行け~こっち行け~と指示されて着席。
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高級レストランな感じの店内は、地元の人々で賑やか。
新聞を小脇に抱えて一人でやってくる香港のオッサンもいます。
なので、お1人様で入店することに特に違和感はありません。

オバちゃん店員 「やむめいちゃ?(何茶にしますか?)」
私 「サウメイ(サウメイ茶で)」

まさに定石どおりのやりとりをクリア。
このあたりの広東語解説は以下の過去記事をご参考にどうぞ。
これだけは覚えていこう・香港マカオ旅行必須広東語ベスト5

すぐにサウメイ茶が到着。
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一杯目の熱いお茶を湯呑に注いで、お箸とかお皿を洗う「洗杯の儀」を厳かに執り行います。
使い終わったお茶は写真左の透明なボールの器へ。
あちちち。
サウメイ茶は、紅茶に似た味わいのスッキリ風味です。

こちらは通常メニューのオーダー用紙(クリ拡)
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こちらには全種類の點心メニューから選ぶことができます。

こちらが朝メニューのオーダー用紙(クリックで拡大)
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黄色い方の紙に「早茶優恵點心精選」と記載されています。
これは、「通常メニュー」の中の一部のメニューを、朝飲茶(早茶)の時間帯だけオトクな価格(優恵)で提供しますよ、という意味。
選択肢は狭まりますが、こちらから選んだ方がお値段はお安く済むというわけです。

注文したいメニューに数量を記入して、店員さんに渡せばOKなのでカンタンです。
しばらくすると、お店のオバちゃんが出来上がった品物をワゴンで運んで来てくれます。

まずは1品目 牛油蝦春巻 20HKD
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メチャ熱っ。
口の中をヤケドしました。
外身は揚げたてのサクサクで、中身はプリプリエビが詰まっていて美味。
サウメイ茶にもよく合います。

次なる1品は 金勾咸水角 10HKD
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「咸水角」は中国的揚げ餅。今回初トライです。

中身はこんな感じ。
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甘いお餅のような生地の中に、叉焼のあんのようなものが詰まっています。
外皮はサクッと揚がっていて、これもヒット。
「咸」の文字から塩からい系の食品かと思いましたが、甘い系の食べ物だったんですね。

最後は蒸し物系から。
蟹籽燒賣皇 20HKD
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蟹の卵が搭載された燒賣です。
これはいつも食べるように、プリプリの蝦の旨みが凝縮されていて、安定した美味しさ。
點心を頂くときは、ついつい毎回のように注文してしまいます。

以上3品で満腹です。
思った以上にお腹に溜まりますので、1人2~3品が限界。
注文しすぎないように注意しましょう。

店内には大型テレビあり。
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香港の朝のニュースを見ながらダラダラできます。

気になったのは、この伝票。
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いつもは、テーブルにお料理が置かれるときに○をつけたりするのですが、今回は何も記載されませんでした。
テーブルの番号が書かれているだけ。
私が何をオーダーしたかは、別途お店の端末に入力されているようで、お会計のときはこの紙をレジに持っていけばOKでした。

レジのおばさん「ろっさっぷせい(六十四)」
私 「OK」

英語ではなくて、広東語だけで言われると何かウレシイです。
點心3品+お茶代+サービス料込で64HKDでした。

以上、のんびりと美味しい飲茶を楽しむことができて満足です。
やはり香港の朝飲茶にハズレはありませんね・・・。
頑張って朝早起きして体験してみる価値大です。