2011/11/11
近代的なタワーマンションと、なにやら古めめかしい寺院。
ホンハムから101バスで香港島へ渡り、徒歩で大坑にやってまいりました。
大坑はMTR天后駅から内陸側へ10分ほど歩いたところにある小さな集落です。
都会の喧騒から少し離れた一角に、隠れ家的な小さな飲食店が点在しています。
何故かゴミ袋や出前一丁のダンボールで道路を封鎖中。
なんかディープな雰囲気がいい感じです。
18:00。夜の帳が下りて、飲食店が夜の営業を開始し始めます。
「肉骨皇」に入店。
バクテーとかチキンライスのようなマレーシア・シンガポール系料理のお店です。
海南チキンライス大好きな私はついつい引き込まれてしまうのでした。
開店直後ということもあってか、客は私一人・・・。
店内はおしゃれなカンジで入りやすいです。
店員のにーちゃん「げいわいや~?(何名様ですか)」
私「ワン(1名)」
といういつもの広東語のやりとりがウレシイです。
メニューは英語表記つきでしたので、助かります。
チキンライスと青島ビールを指差しオーダー。
まずは青島べいざう。
写真ではわからないですが、ミニなボトルの青島でした。
歩き回ったあとなので、極上の味わい。
さて、食前のスープとして登場するのは、あの「濁ったスープ」です。
シンガポールのチキンライスについてくるスープは、鶏のダシベースのスープなのですが、香港では上の写真のように大根のような、カブのような、よくわからないスープが出てきます。
少し甘いので最初は苦手でしたが、だんだん慣れてきました。
薬味類もスタンバイOK。
真ん中の茶色いのがピリ辛くて良かったです。
しばらくして登場の海南チキンライス 65HKD
量はちょうどいい感じです。
タイ米のご飯がピラミッド型に盛られているのが特徴的です。
チキンは骨が無くて食べやすいです。(香港のチキンライスは骨付きであることが多いので)
お味の方も、まあいい感じですが、本場・シンガポールのに比べるとまだまだ及ばないカンジでしょうか。
あと、香港のチキンライスは全般的にヌルヌルした感じなんですよねぇ
結局最後までお客さんは私ひとりだけだったため、店員さんの一家にじ~っと見守られながら完食。
お店を出たあとは、近くのバス停から2番バスに乗れば上環フェリーターミナルに直行できて便利です。
もうあちこちでクリスマスの電飾が輝いていました。
次回、マカオ上陸&マカオ食へと続く!