ドイツ旅2012/GW フランクフルトからベルリンへ移動編

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2012/04/29
朝8時ごろのフランクフルト中央駅。
これからベルリンに向けてICE(日本で言うところの新幹線)で移動です。
ベルリン東駅行きのICEの到着時刻が迫ってきましたので9番ホームに向かいます。
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チケットは日本にいるときに前もって購入しておきました。
早期購入割引を受けられたので、ベルリンまで一等席・座席指定ありで73ユーロでした。
二等席で座席指定なしなら、もっとお安かったことでしょう。
カードで決済すると、メールでチケットのpdfファイルが送られて来ますので、それを印刷したのと、購入に使ったクレジットカードを持ってくるだけでOKです。

いよいよICE入線。テンションMAXです!
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座席指定した場合は、印刷したチケットに記載されている指定の車両の座席に座ります。
たとえば、「Wg. 12 Pl. 41」なら、12号車の41番席です。
基本的にドイツの鉄道は改札がない上に、乗車時にもチケットを確認しないので、そのまま車内に乗り込みます。
乗ったあとで、しばらくすると乗務員さんがチケットを確認しに来るという仕組みです。

1等車の車内の様子。
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2-1のシート配列で、ゆったりとしています。
ただ、日本の新幹線のように座席をクルッと回転させることはできません。
進行方向逆向きの席になってもガマンしましょう。
全く混んでなくてガラガラでしたので、座席指定した意味はありませんでした・・・。

車窓からは、ヨーロッパチックな住宅街などが見えます。
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基本的にはのどかな田園風景が広がっています。

食堂車の様子。
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テーブルクロスが貼られていて、前回乗ったICEよりもなにやら豪華な感じです。
さっきパンを食べたばかりで満腹なのでパス。

ベルリンまでの所要時間は、約4時間です。
途中、いくつかの停車駅に止まります。

しばらく時間が経ったところで、やたらと陽気な乗務員のオッサンが切符のチェックにやってきました。

乗務員 「(%&%”’#、%&~♪」
私 (プリントアウトしたチケットを見せる)
乗務員 (端末でQRコード部分を読み込ませて) 「%&$&??~♪」
私 「???」
乗務員 「”&%$カルテ~♪」

カルテ(カード)がどうのこうのと言っているのと、チケットを購入したときに「印刷したチケットと購入に使ったクレジットカードを持ってこいや」という注意書きがあったので、ここはクレジットカードをみせろ、と言っているものと想像。
クレジットカードを見せると、案の定、乗務員はカード番号を確認している様子。

乗務員 「ダンケ・しゅーん♪」
私 (笑)

というわけで、特に辱めを受けることなく無事にチケット確認をクリアしました。
要するに、印刷したQRコードつきチケットと、購入に使用したクレジットカードを見せればよいだけです。

今度は別の女性の乗務員さんが、チョコバーを配っていました。
業務なのか、個人的な好意なのかは不明。
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タダでもらったぜー。わーい。(子供か?)

車窓から見える菜の花畑がきれいでした。
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昼の12時20分ごろ。
無事にベルリン中央駅に到着。
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ここからSバーンに乗りついで、ベルリン市内のツォー駅付近のホテルへ向かいます。

その前に、ベルリン中央駅を軽くウロウロします。
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ベルリン中央駅は、立体的な構造となっていて大きな駅です。

しかし、駅前はまだまだ開発中です。
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ほぼなんもありません。
あと数年すれば、この界隈も大都市になるんでしょうかね。

さて、Sバーンの切符を買おうと駅構内をウロウロしてみたのですが、なかなか券売機が見つかりません・・・。
駅名を入力するタイプの長距離用の券売機は見つかるのですが、ベルリン近郊区間用の券売機がないのです。

Sバーンの乗車ホームにいくと、ベルリン近郊交通用の券売機がありました。
日本では普通、プラットホームで切符を買うという感覚はないので、ちょっと迷ってしまいました。
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ベルリのンローカル券売機を使うのはこれが初ですが、他の都市の券売機とだいたい要領は同じです。

・タッチパネル式のスクリーンで、まずはイギリス国旗のボタンをタッチして英語表示に切り替え
・今日は一日中電車やバスを乗り降りする予定なので、A,Bゾーンの一日乗車券を選択(6.2ユーロ)
・現金を投入。紙幣は10ユーロ札以下のものだけ使用可能

ベルリン中央駅からSバーンに乗車し、3駅でツォー駅に到着です。
逆方向に乗らないように注意しましょう。
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ここからは、徒歩でホテルに向かいます。
事前にGoogleストリートビューを見て脳内シミュレーションしておいたので容易にホテルに辿り着けました。

ベルリンの歩行者用信号機はワイルドです。
ワイルドだから、青から赤に変わるときの青点滅状態がありません。
道路横断中にふと気が付くと赤になっていて、ビックリします。
初めのうちは、赤になると駆け足で渡っていたのですが、地元の人々はそんな動きをしていない様子。
渡り始めたときに青なら、途中で赤になってもそのまま歩いて渡っていいようです。

宿泊先は、ホテル・コンコルド・ベルリン
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もちろん英語でチェック・イン可能でした。
WiFiが無料で使えるとのことですので、チェックインのときに
「Can I use WiFI?」
とか適当な英語で聞いたら、IDとパスワードを教えてもらえました。

部屋は広くてキレイでかなり快適です。
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湯船もありました

洗面所。シャンプー、リンスなどあり。
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歯ブラシセットはなかった・・・。

そこでフランクフルト行きのANAのビジネスクラスでもらった巾着袋を開けてみると、歯ブラシセットがあった!
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他にもアイマスクとか耳栓とかも入っていました。ありがとう全日空。
荷物を置いてしばらくゆっくりして、昼の2時。

次回はベルリン観光と昼飯に向けて出発です!