マカオ旅2012/12 十月初五街で中国茶を買ってみよう!の編

スポンサードリンク

2012/12/29
香港マカオ4日目の午前。
路線バス&徒歩で、十月初五街にやってきました。
外はあいにくの雨模様。

茶葉公司」
IMAG2810
マカオでは有名なお茶の老舗らしいです。

入店すると、このような茶葉の入った赤い容器がズラリ。
IMAG2807
爆薬が入った缶ではありませんので、ご安心ください。

カタコトの英語を話す娘が声をかけてきます。
でも、お互いカタコトなので、なかなか会話がかみ合いません。

といあえず、サウメイ茶を買って帰りたかったので、「壽眉茶」と書かれた容器を指差して、

私 「Can I try ?(試飲できますか?)」
娘 「OK, Wait a moment」

娘は対面の分店?の方に行って、何かを取りに行ってしまいました。
お店のイスに座って、気長に待ちます。
IMAG2806
弥生土器のような?急須がいくつもありました。
高いものなのかサッパリ分かりません。

10分ぐらいして、娘はスコップ1杯分の茶葉を持って戻ってきました。
その茶葉の一部を急須に入れて、お湯を注いでお茶を作ってくれました。
IMAG2808
ふーむ、なかなかうまいです。
けど、飲茶のお店で飲むサイメイ茶に比べると、すこし渋みというか、雑味がある感じです。

聞くと、同じ壽眉茶でも、等級のようなものがあり、安いのから高いものまで3段階ぐらいあるとのこと。
試飲したのも一番安い等級のものとか。
壽眉茶は、「白茶」の一種。
壽眉茶よりもさらに高級な白茶が「白牡丹」というわれるお茶のようでした。
さらにその白牡丹も、3段階ぐらいの等級がある様子。

ほどなく、お店のご主人らしきオッサンが登場。
広東語で、機関銃のように解説をしていただきました。

オッサン「高いお茶は、余分な葉っぱを分別されていて、雑味がないのじゃよ。&%$#」

と言ってたんだと思います。たぶん。

壽眉茶の一番安いので、37.gで4MOP程度。
白牡丹の一番高いもので37.5gで18MOP程度。(すみません、記憶があいまいです)
ただ、お茶の葉を量り売りで買うのは初めてなので、37.5gって、一体どれぐらいの量なのか分かりません。

娘に、さっき試飲したときのスコップ一杯分のお茶が何グラムかを聞いてみました。
すると娘は近くの秤で重さを計測しに行ってくれました。
面倒な客ですみませんねえ・・・。

計測「の間、雑然とした店内を物色。
IMAG2809
ほどなくして、娘が戻ってきました。

娘 「0.5gよ」
私 「・・・?」

たしかに茶葉は軽いですが、スコップ1杯で0.5gはないでしょ・・・。
娘と、あーだこーだと話がこじれます。
まあ、こういうのが楽しいんですが。

結局、この最高級の白牡丹を37.5gだけ購入しました。
握りこぶし半分ぐらいの容積で、5~6杯分ぐらいでしょうか。
すみませんねえ、ケチな客で。
空港とかで買うよりも、こういう地元のお店で買ったほうが断然お徳ですね。

帰国後、自宅で早速淹れてみました。
あの紅茶のような、スッキリした味わいが素晴らしいです。
香港やマカオの朝の飲茶の光景が思い出されます。
ただ、長く淹れると渋味が出てくるようで、あまり煮出しすぎないようにするのがよいようです。

またこのお店に買いに来よう。