2013/03/02
香港マカオ旅行初日の夕方。
紅磡の黃埔花園から、路線バスに少し乗って西のほうへ移動します。
紅磡駅の北側は、昔ながらの町並みとなっています。
オールド香港、といった感じのディープ・ゾーン。
黃埔花園の今風な感じもいいですが、私はやはりこういう雰囲気のところが好きですねえ。
裏路地の老龍坑街に入ると、このような魅力的なディープゾーンがあります。
お粥屋さんとか、いろいろな食べもの屋が集まって営業しています。
今回のお店は、こちらの「生記茶餐廳」
お店の入り口の写真にあるように、カニのお粥で有名なお店です。
18時から夜の部の営業とのこと。
なので、18時ジャストに突撃!
店員のおばちゃんに、「げいわい?(何人?)」と聞かれますので、1名と答えます。
おば 「$&%”?」
私 「???」
おば 「シーフード、OK?」
私 「OK,OK。」
夜時間帯は、カニ粥とかシーフード系のメニューしかないよ、ということなのでしょう。
お店の奥に着席。
開店直後なので、席は空いていました。
オバちゃんから、メニューを渡され、指差しながら「コンギー(お粥)」「フライドライス(チャーハン)」とか説明してくれました。
そのほかは早口でよく分かりませんでしたが、親切だなあ。
じゃあ、ということで、お店のメニューのカニ料理を頂くことにします。
カニ粥(生滾蟹粥) も美味しそうですが、ドライタイプのカニ炊き込みご飯(籠仔鮮蟹蒸仔)も美味しそう。
指差しで「ディスワン、プリーズ」で発注します。
メニューには写真もありますので、オーダーは簡単です。
出来上がりまで、20~30分ほど待ちました。
一つ一つ炊き上げるまで時間がかかるようです。
その間にも地元のお客さんがどんどん入店してきて、いつの間にか店内は満席に。
お店の外にもテーブルが出て大賑わいです。
そして、「籠仔鮮蟹蒸仔」カニの炊き込みご飯登場! 118HKD
カニが丸ごと入った、ワイルドな炊き込みご飯です。
カニの旨みがご飯に染みていて、メチャうまいです。
カニのほかにも、醤油とかショウガとか色々な味付けがされているようです。
カニ味噌の部分にご飯を混ぜ混ぜして食べるのが最高でした。
メニューによると、2人前とのことですが、1人でも十分食べ切れる量です。
ただ難点は。小さなカニなので、カラを避けて食べるのが大変なところ。
地元の人々は、カニを直接手で触ることなく、お箸を使って器用に食べています。
私の場合は食べきるのに1時間ほどかかってしまいました・・・。
ともあれ、地元系のワイルドな蟹ごはんを味わえて満足しました。
ちょっとディープな海鮮料理を食べてみたい方に、おすすめのお店です。