ドイツ旅2013/08 フランクフルト空港でSIMカード探し&ICEでハンブルクへ向かうの編

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2013/08/15
ドイツ旅行初日の夕方17:30。
定刻より少し早くフランクフルト国際空港T2に到着しました。
今回の旅では、ここからさらに鉄道でハンブルクへと向かいます。

無料バスに乗ってT1(ターミナル1)に向かいます。
猛暑の東京とは違って外は涼しい!
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JAL他ワンワールド系、スカイチーム系はT2に集められています。
しかし、フランクフルト市内に向かう電車や、他の都市に向かうICEなどの長距離列車はT1に近いところから出ていますので、上記のバスかゆりかもめみたいな交通システムでT1に行かねばなりません。
地元のルフトハンザやANAのようなスターアライアンス系はT1なので、この点は優遇されていますねえ。

数分でT1に到着。
T1はT2よりもいろいろなお店があって充実しています。
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電気屋さん「FOTEC」が何店舗かあります。
ハンブルク行きの列車の出発時間までまだ1時間以上あるので、空港内を少し見て回ります。

まずは、香港で買ったSIMフリータブレット端末に入れるSIMカードを探したい・・・。
というわけで、上の写真の電気屋さんに突入してみます。
お店の入り口に、「Blauworld」のSIMカードの広告がありましたが、店内にパッケージが陳列されていたりはしません。
どうやったら買えるのか分からないので、「はろー」と言って屈強な店員さんに話かけます。

私 「Can I have a SIM card ?」
店員 「Prepaid SIM card ?」
私 「Yes」
店員「OK」

店員さんは、商品棚の裏側からSIMカードのパッケージを出してきました。
ネットでも見たことのある、BlauworldのSIMのパッケージです。

私 「OK,OK,This one」
店員「40 Euro」
私 「えっ?」

事前に調べたネットの情報では、10 Euro程度だったはず・・・。
どうも店員さんの話を聞くに、データ通信のみならず通話などいろいろなオプションがセットになって合計40ユーロとのこと。
うーん、私が使いたいのは、1ヶ月750MBのデータ通信(9 Euro)だけなんだが・・・。
40 Euroだとあまりお得感がないので、パスします。
(「データ通信だけでいいので、安いのはないか?」とか聞けばよかったのかもしれませんが、予想外の展開で動揺しておりました)

次に、Vodafoneの「Call ya」の広告がある電気屋の爺さんにSIMカードないか聞いてみたところ、「1FにT-mobileの店があるからそこで聞け」みたいな感じでたらい回されました。
うーん、なかなか難しいですねえ。

1Fの到着ロビー階に下りると、O2のお店がありました。
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O2のカウンターの兄ちゃんに聞いてみたところ、やはり40ユーロ、とのこと。
え?ここも?
O2の隣には、T-mobileのカウンターっぽいのもありましたが、そこのポスターにも「40 Euro」と書かれていました。
空港だと各社とも40 Euroで横並びなんでしょうかね。

疲れてきたのと、電車の発車時間が近づいてきたのでここで断念。
うーん、空港でリーズナブルにSIMカードを買えない(単に買い方が分かっていないだけ?)のはちょっと残念だなあ。

ハンブルク行きのICEに乗るべく、長距離列車の駅(Fernbahnhof)にやってきました。
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フランクフルト空港の鉄道駅は、フランクフルト近郊電車の駅(Regionalbahnhof)と長距離列車の駅の2つがあります。
近郊電車の駅はT1の地下にあるのですが、長距離列車の駅は徒歩15分ぐらいのところにあります。
外国人旅行者にはちょっと分かりにくいかもです。

時刻は18:20。外はまだまだ明るいです。
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搭乗するのは、18:42発のハンブルク・アルトナ行きのICEです。

駅の中に「REWE」というスーパーがあるのを発見。
中を探索していると、お店のブランドの謎のSIMカードを売っているようです。
見たことがないSIMカードでしたが、9.99ユーロっぽいです。
一か八かレジで購入しようとしてみましたが・・・

レジのお姉さん 「Do you have an address in Germany? (ドイツ国内に住所ありますか?)」
私 「No…(ないっす)」
レジのお姉さん 「Sorry (おととい来やがれ)」
私 「ToT」

というわけで、購入できず・・・。
ううむ、今日はSIMカードは諦めて明日にしよう。

ちなみに、この次の日にハンブルクの家電量販店でSIMカードをゲットした記事はこちら
ドイツのプリペイドSIMカード「Blauworld」を使ってみたの編

地下のホームに下りて、電車を待ちます。
フランクフルト空港~ハンブルクのICEのチケットは、事前にDB Bahnのホームページで購入済です。
123ユーロでした。
英語のページもあって、日本のクレジットカードでも決済できるので非常に便利です。
QRコードのついた電子チケットがメールで送られてきますので、それを印刷して持参すればOK。
購入に使ったクレジットカードも持参必須ですのでお忘れなく。

念のため座席指定をしていたので、乗り込む車両の番号と停車位置を、駅構内の掲示板で確認します。
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Online Ticketに「Wg.3, Pl.74」などと書いてある場合は、3号車の74番席の意味です。
自分の乗る号車が、ホームのA~Eのどのあたりにくるか調べて、その付近で待ちます。
指定席の場合は、あまりに自分の席から離れた車両から乗り込むと、小田急ロマンスカーのように相模大野で切り離される編成だったりする場合があるので気を付けましょう。
3回目のドイツですので、このあたりの流れはだんだん慣れてきました。

ほぼ時間どおりにICEがやってきました。
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自分の座席を発見。
座席の上のほうに「HAMBERG」と表示されていたのを確認して着席します。
車内は結構満席に近かったで
す。
予約しておいてよかったかも。
(上の写真は、ハンブルクに近くなってきたときのものなので、席が空いていますが)

18:42ごろ、ICEは出発し乗り換えなしでハンブルクに向かいます。
所要時間はおよそ4時間。ハンブルクには22:54到着予定。

揺れが少なくて快適な乗り心地です。
20:00ごろでも、外はまだ明るいです。
フランクフルトは北緯50度に位置しており、札幌(北緯43度)よりも高緯度にありますので、夏は特に昼が長いのですね。

次回は、食堂車でドイツ食編。