ドイツ食その30 ラーツ・ケラー@ダルムシュタット

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2013/08/18
ドイツ旅行4日目の昼。
ダルムシュタットのマルクト広場の市場を視察中。
その広場の一角に、某歩き方にも載っている代表的なドイツ料理のレストランへ。

「ラーツ・ケラー」
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ラーツ・ケラーとは市庁舎のこと。
旧市庁舎のオサレな外観の建物が、レストランになっております。

店員さんに挨拶して、屋外の席に着席。

ビールのメニュー。(クリックして拡大)
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「Ratsbreu (ラーツ・ブロイ)」という自家製醸造のビールがメインです。
ラーツブロイはピルス(ラガービール)、デュンケル2種類とヴァイス(上面発酵のエールビール)の合計4種類。
今までピルスばかり飲んで、まだヴァイスビールを飲んでいなかったので、ここは、ラーツブロイ・ヘフェヴァイセ0.5リットルを選択。

Ratsbräu Hefeweiße 0.5l  3.6EUR
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超ウマイ・・・。
酵母のほんのり甘い香りがなんとも言えません。
このレストランの自家製醸造なので、日本ではまず飲むことはできません。
たったの500円ほどで、このクオリティのドイツビールが飲めるなんて夢のようです。
あと、グラスに描かれた建物の絵にご注目ください。
そう、2つ上の写真の建物(旧市庁舎)が描かれています。
グラスもカスタムメイドなんですね。
思わず、「オー、一緒だー」と、グラスの絵と本物の建物を見比べてしまいました。

ビールを堪能している間に、雨が降ってきたので、太っちょメガネの店員さんに断って、店内へ移動。
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店内には、銅製の大きな醸造器がありました。
ここでラーツブロイが醸造されているのですね。
テーブルやイスも木製で落ち着いた雰囲気の店内です。

お食事メニューを解析開始。(クリックで拡大)
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ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)、シュバイネ・シュニッツェル、レバーケーゼ、シュバイネハクセ・・・。
ドイツ語メニューなので、半分ぐらいしかワカリマセン。
と、店員さんが、別に英語メニューも持ってきてくれました。だんけしゅーん。

まずは、カルトッフェル・ズッペ(ポテトスープ)とパン。
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これが濃厚なポテト味でうまい・・・。
ドイツ料理はお肉が有名ですが、ポテト類の美味しさも異常です。
何故今まで注文しなかったのか悔やまれます。
パンはちょっと酸味があって、変わった味がしました。

メインはこちら。
ケーゼ・シュパッツレ(Kasespatzle) 7EUR
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シュパッツレとは、南ドイツのパスタです。
中国で言うところの刀削麺。
4~5センチほどの途切れ途切れの麺です。
カーゼとは、チーズのことですので、全体的にはチーズ味です。
ちょっとパスタが茹ですぎな感じで、グニャっとしていたのがちょっとマイナスです・・・。
味付けはほどよい感じなので、ビールのおつまみとしては、まあまあでした。
やはり、お肉料理のほうがよかったかな?

ともあれ、一度は食べてみたかった南ドイツご当地料理「シュパッツレ」を体験できた上に、おいしい新鮮なビールで満足です。
ダルムシュタットに来た際には、一度は訪れておくべきお食事処だと思います。