香港食その136 フェリーの豪華位の船内食をカスタマイズしてみた@ターボジェット

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2014/04/04
香港マカオ旅初日の夕方。
上環からマカオ行きのフェリーに搭乗します。
ところがこの日の信徳中心のフェリー乗り場はえらい混み合っています。
調べてみると、今日から中国は清明節で3連休とのこと。
中国人観光客で溢れています。
切符売り場の電光表示によると、エコノミーだと3時間ぐらい先のチケットになるとのこと。
この表示は、あくまでも確実に乗船できる時刻のことで、実際はスタンバイの列に並んで空席があれば、表示よりも早い便に乗ることができます。
最初の頃、私はこのルールを知らなかったので、いつもチケットに書かれている時刻の便まで真面目に待っていました・・・。

普通に混んでいるときは、たとえば1時間後の便のチケットしか買えなかった場合でも、空席が沢山出るので、スタンバイの列に並べば早い便に乗れる場合が多いです。

ところが、本当に混んでいる場合は、空席があまり出ないため、スタンバイに並んでも先頭のほうでないと乗れないことが多くなります。
こういうときは、すでに次の次の便までスタンバイの列ができていて、結局また次の便も乗れず・・・の悪循環となることもしばしば。

どうも今回は後者のパターンのような気がするので、豪華位のチケットを購入することにしました。

豪華位は何故か大抵の場合は空席があるので、スイスイと早い便に搭乗できてしまいます。
エコノミーだと2時間待ちのところを、15分待ちぐらいで乗れるのはデカいです。

あと、エコノミーのチケットを購入しておいてイミグレを抜け、フェリー乗り場でスタンバイの列の状況を見てから豪華位にアップグレードする、ということもできますので、臨機応変に。

ということで、マカオ行きのTurbo Jetの豪華位に搭乗します。
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この船は2階席が豪華位になっているタイプのようです。

豪華位の客室の様子。
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エコノミーよりも、心持ちシートは広いです。
前のほうのカウンターは厨房になっていて、スタッフーが忙しく船内食の準備をしています。

出発の時間になると、船内食が配られ始めます。
何も主張しない場合、デフォルトの卵サンドと水とゼリーとかヨーグルトの船内食が配られることが多いです。
ところがこの船内食がイマイチなのです。
パンはパサパサだし、冷えてるし。

他のお客さんを見ていると、カップ麺をもらっている人がいます。
追加料金を支払っている様子もない・・・。
なるほど、主張すれば別メニューに変更できるのか、というわけで私もメニュー変更にチャレンジしてみます。

卵サンドを持ってきたスタッフーに対して、

私「キャナイチェンジ・トゥ・ヌードル?(麺類に変更できますか?)」
スタッフ「OK」

なんとあっさりとメニュー変更コマンドが受理されました。
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出前一丁豚骨味をゲット!
冷えたタマゴサンドよりも、こっちのほうが断然イイです。
まさに言ったもの勝ちの世界。

続いて飲み物。
これもまた、何も主張しないでいると、何も貰えないか、水のペットボトルになります。
説明がないので、どんな飲み物があるのかもよく分かりません。
周囲のお客さんを見ていると、コーヒーとかビール(カールスバーグ)を飲んでいる人がいます。
ビールは無料なのかよく分からなかったので、船員さんを呼んで「キャナイハブ・コーフィー?」と聞いてみました。
すると、船員さんは怪訝な顔をして「アアアーー!?」
負けじと「ホットコーヒー、プリーズ」と言ってみたものの、無視されました・・・。
クッソー。
私の言葉が通じないのか、コーヒーが品切れになったのか・・・。

と、あきらめたその時、さっきの船員のおじさんがホットコーヒーを持ってきました。
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なんだ、意味通じてたんですね・・・。
コーヒーはデフォルトでミルク入りのようです。
主張すればブラックにできるかも?です。

船員さんは不愛想でツンデレ(死語)はありますが、豪華位では主張さえすれば、いろいろと飲み物や食べ物をチェンジできることが分かりました。
次回から豪華位に乗るときは、積極的に「チェンジ」してみたいと思います。

そんなこんなで、夜の8時ごろ、マカオに上陸。
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観光案内所がリニューアルされて新しくなっていました。

ターミナル内には、H7N9鳥インフルエンザの注意を促す横断幕が掲げられていました。
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日本ではあまり話題になりませんでしたが、中国で流行していたようです。

次回、夜のタイパ島を放浪するの編